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平成15年度 西宮市民文化賞受賞者功績の紹介(墨谷華さん)

更新日:2014年2月13日

ページ番号:93621266

墨谷 華(すみたに はな)さん 書家

書家として、かな書法の伝統を継承し、新鮮かつ今日的美意識をもって制作された作品は高く評価され、日展等でも多数入選されるなど書家の第一人者として活躍しておられます。西宮書道協会並びに西宮芸術文化協会の運営に尽力し、西宮市展の審査員を勤めるなど本市の書道文化の高揚に貢献されました。

書家の第一人者として活躍

  

墨谷華さん

 
自宅机前で懐紙作品を書く墨谷華さん



かな書法の伝統を継承し新鮮かつ今日的美意識をもって制作された作品の数々

四季の句四季の句四季の句


平成12年(2000年) 蕪村の句・半切に6句 (四季の句)

和歌2首
平成13年(2001年) 和歌2首 (ほろびの光) 60cm×180cm

新古今和歌集・式子内親王の和歌
平成12年(2000年) 新古今和歌集・式子内親王の和歌 (夏の歌1首) 18cm×17cm

制作中の墨谷華さん
上記作品を自宅書斎にて制作中の墨谷華さん

色紙
平成10年(1998年)自宅にて創作 色紙

わか夫子(せこ)を 大和(やまと)へ 遣(や)ると
さ夜(よ) 更(ふ)けて
暁(あかとき) 露(つゆ)に 吾(わ)が 立(た)ち濡(ぬ)れし   (大伯皇女)

作品
美しき天然二番   武島羽衣作詞

春は桜のあや衣
秋は紅葉の唐錦
夏は涼しき月の絹
冬は真白き雪の布
見よや人々美しき
この天然の織物を

作品を市に寄贈

北山山荘(北山緑化植物園内 西宮市北山町1-1)に寄贈された作品

西宮八景 寛延二年作
(西宮神社の社家の東向良達の提唱により西宮八景の歌を詠進したと云われる。)

15年度墨谷華さん作品


 
 
表紙


15年度墨谷華さん作品
津努松原晴嵐

今朝見れば夜こめの霧も吹き晴れて
嵐にのこる津努の松原

15年度墨谷華さん作品
御前浦帰帆

淡路潟あはれ浮世をうみわたり
御前の浜にかへる釣ふね

15年度墨谷華さん作品
鳴尾浦帰雁

洲によする浪のなる尾の浦風に
乱れて落つる天津かりがね

15年度墨谷華さん作品
名次山秋月

秋の夜はいつくはあれと有明の
月の名次の名にやてるらむ

15年度墨谷華さん作品
広田山夕照

へだてなく夕日も影やのこすらむ
広田のもりのあけの玉垣

15年度墨谷華さん作品
神呪寺晩鐘

むらさきの雲ゐる山の寺の名を
よそに先つくる入相の鐘

15年度墨谷華さん作品
武庫山暮雪

くれゆけばいつくはあれと白雪の
高きや武庫の高根なるらむ

15年度墨谷華さん作品
武庫入江夜雨

あま小舟いり江の雨のくらき夜に
笘のひま漏るかがり火の影

ご夫婦ともに西宮市民文化賞を受賞

作品
昭和42年(1967年)に西宮市民文化賞を受賞された書家の故墨谷清さんとご夫婦で受賞
故墨谷清さんの作品

お問い合わせ先

秘書課(本庁)

西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所本庁舎 4階

電話番号:0798-35-3432

ファックス:0798-22-7272

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