令和6年10月(行列は 万葉衣装 秋まつり)
更新日:2024年11月10日
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てくてく歳時記
令和6年10月
ようやく秋らしい涼しさを感じられるようになりました。今年も市内の各地で秋祭りなどのイベントが行われますが、山口町では、地元のガイドが町内の魅力を満喫できる散策コースを案内する「西宮山口アルキナーレ」が毎年行われ、今年は10月12日に実施されます。当日は、宮前通りを地域の人が古代衣装を着て歩き、『孝徳帝行幸行列』を再現します。これは大化3年(647年)に孝徳天皇が有馬温泉に行幸した際に、山口町に長期滞在したという故事にちなんで行われています。山口町には、天皇御一行が立ち寄られたのを、村人が身ぶり手ぶりで喜びを表現して歓迎したのが始まりとされる「山口袖下踊り」も伝わっており、市の無形民俗文化財に指定されています。
また、山口町徳風会が運営する山口町郷土資料館では、中世以降の山口町に関する多くの資料が展示され、代表的な産業であった寒天・竹かご・和紙づくりの技法やだんじりを見ることができます。このような地域の伝統を皆さんと一緒に盛り上げ、応援していきたいものです。
豊かな自然と趣あふれる山口町へは、ぜひ、さくらやまなみバスでお越しください!
≪写真≫ 孝徳帝行幸行列の様子
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