令和6年2月(雪解風 きづなつむぎて 復興へ)
更新日:2024年3月10日
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てくてく歳時記
令和6年2月
能登半島地震が元日に発生し、大きな衝撃を受けました。西宮は発災後から県や関係機関からの要請に応じて支援を実施しています。上下水道局は給水車を、消防局は緊急消防援助隊として人員を派遣、事務職員も避難所応援に向かい、被災地の支援のために奮闘しています。今後は保健所から保健師の派遣等を予定しています。
今から29年前、阪神・淡路大震災では震度7の地震が本市を襲い、私たちのまちは壊滅的な被害を受け、一瞬のうちに、かけがえのない多くの尊い命が奪われました。未曾有の震災被害を受け、市の地域防災計画に地震災害対策が盛り込まれる等の見直しが行われました。現在は、震災の復旧・復興の経験や教訓を継承し、災害時被害の最小化を図る「減災」を基本理念とした計画となり、総合防災訓練の実施や防災マップの全戸配布など、災害への備えに取り組んでいます。
本市は阪神・淡路大震災の日から、全国の方々の温かいご支援に励まされ、阪神間の中核都市として復興を遂げることができました。今回の被災地にその時のご恩を返し、「絆によって復興という春を呼び起こす」、そうした強い思いで支援していきたいと思います。
※雪解風…雪解け時に吹く風のこと
≪写真≫ 消防局職員の被災地での活動の様子
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