令和5年10月(天平の 空からきたか 鬼やんま)
更新日:2023年11月10日
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てくてく歳時記
令和5年10月
市北部の山口町は、歴史と自然に恵まれた、市内でも趣深い地域の一つです。古くから大阪や丹波を結ぶ交通の要所として栄え、大化3年(647年)には、孝徳天皇が有馬温泉に行幸(ぎょうこう)された際に、この地に行在(あんざい)されたと言われています。
山口町の特長の一つは、市内随一の自然に恵まれていることです。初夏の有馬川や船坂川を舞う蛍は、とても優美です。先日、山口町を訪れた際には、どでかい鬼やんまが堂々と現れ、その迫力に圧倒されました。
こうした豊かな自然や歴史を守り受け継ぐべく、地域の皆さんが協力して、さまざまな取組を行っています。秋祭りでは、地域に7基あるだんじりが勇壮に町内を練り歩き、とてもにぎやかです。また、秋の自然を満喫してもらいたいと、地元ガイドと共に山口町を散策する西宮山口アルキナーレも開催されており、先に触れた孝徳天皇の行幸の再現も見ることができます。山口の魅力を発信し、盛り上げようとする心意気を感じる、とても素敵な地域です。
市南部の市民の皆さんにも、ぜひもっと山口町を訪れてもらいたいと思います。その際には、さくらやまなみバスをご利用ください!
≪写真≫ 西宮山口アルキナーレでのだんじり
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