令和5年2月(鳥も木も 頬を緩める 梅の花)
更新日:2023年3月10日
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てくてく歳時記
令和5年2月
桜と並んで西宮市を彩る花の一つが梅の花です。私が梅の花を大好きな理由は、極寒の時期にもかかわらず麗しく花を咲かせ、春の始まりを知らせてくれるからです。桜であれば、暖かい日がそれなりに続くことで開花しますよね。これはこれで分かりやすいですが、梅は寒いはずなのに開花をする、この趣深さが、梅の魅力なのだろうと思います。
さてそんな梅の花を満喫できるのが、甲東梅林です。甲東公民館と隣接しており、早咲きの1月から遅咲きの3月まで40種(約200本)の梅が楽しめます。明治時代にこの一帯を取得された貿易商の芝川又右衛門が果樹栽培と共に梅や桜など植栽したもので、その名残が梅林として残されています。私も初めて訪れた時、何とも風靡(び)な、とても西宮市らしい梅林に息をのみ、一瞬でここのファンになりました。
寒さの苦手な私は、梅の花が咲くと思わず頬が緩んでしまいます。それは人間だけではなく、鳥たちも、そして草木も、これからやって来る春を感じて頬が緩んでいるように見えませんか?
≪写真≫甲東梅林へやってきたメジロ
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