令和4年9月(学び舎に 子等の育てし 稲香る)
更新日:2023年2月7日
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てくてく歳時記
令和4年9月
朝晩に秋の気配を感じる季節となりました。そして秋は実りの季節、稲などの多くの作物が収穫を迎える季節です。市内の学校では、学校内の敷地を利用してさまざまな作物が栽培されています。子供たちにとって、こうしたリアルな学びは、食の大切さを感じる上でとても重要な機会となっていると思います。
そうした中で、地域と一緒に取り組んでいる平木小学校では、中庭に作られた田んぼ(平木っ子の田んぼ)で春には田植え、そして秋には稲刈りを行っています。地域の農家である松本源信さんのご協力によって約20年前から毎年行われており、田植えの経験がない子供たちにとっては、またとない学びの機会になっています。毎日食べるお米作りが、実はとっても大変なこと、そして日本の食料自給率が低いこと、収穫が自然に左右されることなどを、体験を通じて学ぶことができています。本当にありがたいことと思います。
収穫作業は大変ですが、みんな自然と笑顔になっているようです。都市部にありながらも、自然の恵みに生かされていることを感じられるまち、そんな西宮市を目指していきたいと思います。
≪写真≫稲刈りの様子(2018年撮影)
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