令和4年8月（ひたむきに　白球を追う　夏の空）

　今年の夏も、全国高等学校野球選手権大会が阪神甲子園球場で開催されています。新型コロナの第7波への対策も不可欠なため、どうしても不自由な部分は残りますが、とにもかくにも、西宮市のシンボルでもある甲子園球場で、こうして全国の高校球児たちが懸命にプレーしている姿や心をひとつに応援する姿を見ると、気持ちが高ぶります。
　甲子園球場は言うまでもなく、プロ野球の阪神タイガースの本拠地で、高校野球の聖地でもありますが、本市では一昨年から「成人式（来年から「二十歳のつどい」に名称変更）」を開催している場所でもあります。二十歳の皆さんにとって、地元西宮にさらに愛着をもっていただく、よい機会になっているのではと思います。
　甲子園球場周辺に目を向けると、駅前広場が整備され、スポーツイベントや子供向けイベントに活用されているほか、3月には球場南側に商業施設「甲子園プラス」がオープンしました。これからも、甲子園エリアが多彩なスポーツによる「にぎわい創出」の拠点となるよう、産官学民連携によるさまざまな取組を進めていきます。

≪写真≫入場行進の先導役は市立西宮高校が担います(写真は2019年撮影）