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令和3年1月8日 市長定例会見

更新日:2022年5月6日

ページ番号:41200028

発表項目

はじめに

  1. 西宮市民会館アミティホールネーミングライツ・パートナーの募集について
  2. GIGAスクール・スタートパッケージについて
  3. その他

はじめに

市長:皆さん、改めてお疲れさまです。そして私にとっては、令和3年最初の定例会見でございますので、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。コロナの対応の方で、1都3県に緊急事態宣言が発令をされたというような状況でもあります。この件に関しましては、先ほど井戸知事ともお話をしたり、断続的に情勢の意見交換をしているところでもあります。現時点においては、兵庫県の動きと合わせながらですね、また市民の皆さん方にお伝えすべき情報が固まり次第、お知らせをしていく、という風に思っております。
そしてまず今日、定例会見のもともとお示しをしているアジェンダ以外のところで、まず最初に2つお知らせをさせていただきたいと思います。ひとつが成人式についてでございます。1月11日に甲子園球場で成人式を予定をしております。こちらについては諸々議論をいたしましたが、予定通り開催をさせていただきます。感染予防対策を徹底をいたしまして、そして大人となられた皆さん方の会でもありますので、そうした感染予防を徹底をし、そして呼びかけたうえで1月11日に甲子園球場で西宮市の成人式を開催をいたします。これが1点目です。
それからもうひとつのお知らせ、2点目はですね、1月17日、阪神淡路大震災から26年という節目であります。この日につきましてはですね、例年5時46分に満池谷の西宮震災記念碑公園でですね、私が5時46分の前に追悼の文を読ませていただいて、そして5時46分に皆さんと共に黙とうをささげるということをやって参りました。また、記帳所を設けて、そして献花をお配りする、ということでありましたが、こちらも密を避ける観点でですね、皆さんと共に黙とうし、追悼文を拝読し、というようなことは今年は行いません。ただ記帳所は設けませんが、献花は用意はいたします。そして私自身も5時46分の節目の時間に参りまして、静かに犠牲となられた皆様方に黙とうを私ひとりといいますか、それぞれでさせていただこう、そして防災への備え、そうしたことなどについて誓わせていただこうという風に思っております。まず冒頭この2点についてお話をして、ここで切りましょうか。
記者:成人式の開催については、緊急事態宣言が出ている関東地域ではですね、中止しているところも出ているということと、今夕までにはですね京都、大阪、兵庫そろってですね、緊急事態宣言発出を政府に要請するという方向性が固まっている状況でもありますので、今後多分阪神間もですね、成人式についてどうするか、ということについて各自治体で判断がもしかしたら分かれてくるかもしれないと考えているのですが、西宮市が今回開催をするということに決めた理由をもう一度詳しくですね、説明していただけませんでしょうか。
市長:開催をする理由というか、開催はもう既にすることが決まっておったということですので。
記者:中止をしないということですね。
市長:中止をしないということですよね、お聞きのことは。それはもちろん100%の、100人のうち100人が何か判断に関して賛成、反対というようなことではないと思います。相対的なリスク等を勘案し、複合的に判断をして予定通り行うということであります。実際神戸の方は別の判断という風に承知はしております。その中で、近隣のまちの首長とも話をしたとこでありますが、西宮は西宮での判断ということでこのようにさせていただいております。
記者:それはたとえば会場が甲子園という屋外であるとか、そういったことは考慮されているのでしょうか。
市長:さまざまな要素は勘案をされますが、もちろんそれもあるでしょう。ただ一般的に今回東京の方での緊急事態宣言を見ても、劇場であるとか若しくはさまざまなスポーツであるとか、それを全く無観客ということではありませんので、これが一昨年までの体育館だったらできていなかったけど、甲子園だったらできていたか、ということでもないと思います。それよりもリスクとして考えられるのは、その前後の話であるとか、ということであろうと思いますので、甲子園球場であったということはたしかに一つの要素でありますけれども、そのことが決定的な要素として開催をする、予定通りという唯一の判断になったわけではないですね。
記者:先ほどその前後、というお話がありましたけれども、移動であるとかあるいは成人式が終わった後の飲食等ですね、ここらへんの自粛を呼びかけるということでしょうか。
市長:当然そうでしょうね。特に多人数で久しぶりに会った仲間と、気持ちは高揚する部分はあるかもしれませんが、しかしそこはですね、大人となった皆さん方でありますので、そうした呼びかけに応じてもらえる、というような風に考えておりますし、当日私からもそうした呼びかけをさせていただこうと思っております。
記者:先ほどの成人式の話なのですけれども、例えば神戸市であればリモートでとかいうような方法とか、あるいは延期とかいうこともあったと思うのですが、先ほどと被るとは思うのですが、この日に予定通り行うというそういった判断の決定的な部分というかどのあたりにあったのでしょうか。例えば甲子園球場という場所が、延期ということが中々難しいとかがあれば教えていただきたいのですが。
市長:先ほど答えた点と重なりますので、総合的に判断した結果11日に行うということであります。ですから延期の可能性、それから中止の可能性、リモート開催のみの可能性、色々なことを考えた中でですね、総合的に予定どおりやらせていただくということであります。
記者:例えば去年とかだったら風船飛ばしもあったと思うのですけれども、そのあたりを中止にしたりですとか、今まで一斉にやるのを二部制にしたりですとか、今回のその予定どおりの実施の中でさらに感染防止対策を、という新しい取組みはありますか。
市長:はい、また詳細は教育委員会から聞いていただければと思うのですが、おっしゃられた風船飛ばしに関しては、元々この1週間でコロナが出てきたわけではなく、半年1年前からの話でありますから、元々感染予防対策を徹底したプログラムを、と言いますかしつらえにしております。ジェット風船飛ばしは禁止、いやもともとあれは式典が終わった後の仕切りということだったのですが、それは滴が降りてくるとかですね、インフルエンザの滴が降りてくるかもしれないとかですね、色々なことがあったので。しかしいずれにせよ今年は、この1月に入ってからというわけではなく、元々風船飛ばしは無しと。それから感染予防策を徹底する意味でですね、学校ごとに、今までは全く自由席だったのですけれども、例えば瓦木中学校エリアに住んでいる人はここ、塩瀬中学校エリアに住んでいる人はここ、というようなご案内をして、そして最後にですね、どこに座っておったかということをですね、「石井登志郎」というように書いて紙をいれてもらうと。万が一そこの人がなったときにですね、どなたがご近所に座っていたかが分かるようにする。それから今まではこのエリアだったのが、約3倍のエリアにして、隣り同士に座って今まではこのエリアだったのを約3倍にしてですね、一個飛ばし以上の余裕を持った配席にしている、というようなことなどです。
記者:それは今回の緊急事態宣言になるかもしれない、という前から西宮市として決められていたことということですか。
市長:そうです。
記者:さらに新しいこと、ということでは無くて今まで考えていた感染防止対策を持続をしてこのまま続けていくということでしょうか。
市長:そうですね。

1.西宮市民会館アミティホールネーミングライツ・パートナーの募集について

市長:お配りしております資料にありますようにですね、西宮市民会館アミティホールと言っておりますけれども、ネーミングライツのパートナーの募集というのをさせていただこうと思っております。いわゆるネーミングライツでですね、市の行政経営改革の一環でありますけれども、令和3年6月1日から令和6年3月31日までの2年10か月を考えておりますけれども、最低価格が150万円以上から募集をさせていただこうと思っております。このネーミングライツの中でですね、しかしアミティという名前もですね、愛称として残っておりますのでですね、●●ホールアミティとか、●●アミティホールというような、アミティという名前を含めてですね、手を挙げていただく法人の方を募集していこうという風に考えております。私からはこの件、以上でございます。
記者:市で既にネーミングライツを導入しているところがあるのかということと、ネーミングライツ料150万円というのは今までで最大なのかということ、2点伺いたいと思います。
当局:本市ではネーミングライツを導入している施設はございません。募集したことは過去に1回あります。金額については今回改めてということになります。
記者:募集をしたというのは、いつどの施設ですか。そちらは募集に応募がなかったということでしょうか。
当局:はい、そうです。平成26年のときに西宮浜総合公園多目的人工芝グラウンドということころをネーミングライツを募集かけたのですが、その施設には応募がなかったということになっております。
記者:それに続いて2回目ということですね。今後は積極的に導入していく予定でしょうか。他の施設など。
市長:まず思いとしてはありますけれども、ここでしっかりと手が挙がって実績を形にしないといけないですので。思いとしてはございます。

2.GIGAスクール・スタートパッケージについて

市長:GIGAスクールスタート・パッケージについてということですが、今回の新型コロナのこともございまして、文部科学省、そして国の方の動きも後押しもありですね、本市においても全小中義務教育学校、特別支援学校にですね、一人一台のICT端末を整備されると。実際には1月から中学校から各校に配備をされていくというようなことになります。そういう中でですね、実際にこれを使って何をするのかという指針となるGIGAスクール・スタートパッケージという速報版というようなことでまとめさせていただきました。よくオンライン授業というようなことがスポットが当たるのですが、私どもはそれももちろん大切だと思いますけれども、本質はですね、そういうところだけでなく、学びの個別化であるとかですね、あとは例えば今まで中々そういう機会もなかった画面を通じて自分のアクションを見てですね、体育のどうして跳び箱とべないんだろう、というようなことを見たりしてですね。あとは、そうした様々なやり方使い方というようなものがあると。各学校の創意工夫だけにまかせるだけでなくてですね、西宮の学校で良い事例を共有し、そしてこの指針となるようなものを示していこうというようなことで、このスタートパッケージ速報版というようなものを作らせていただきました。まず今日はですね、今日の速報版の骨子を示しているところでありますけれども、今後市民のみなさんからこういうアイデアがあるんじゃないかなど、様々なお話を聞いてですね、より良いものにしていって、そして中々予算もかかったものでありますから、このGIGAスクールの一人一台というものが、より意欲的に使っていけるような、そういう後押しになればと思っています。まず冒頭私からは以上であります。
市長:これは是非みなさん、所管と話をしていただいてですね、現場に取材に行っていただいてですね、いきなり入ったばっかりの次の日とかに行かれてもあれなものですから、現場が手探りな部分も正直あるでしょうし、良い事例が共有化される部分もあるでしょう。例えば私なんかが期待しているのが、落ちこぼれ対策ももちろんありますけれども、吹きこぼれ対策なんかも大事だなと思っているのですね。分数をやっているときにですね、2分の1足す4分の1は、となってですね、2分の1足す4分の1ができない子に一生懸命教える、これももちろん良いのですが、2分の1足す4分の1ができている子が、もう手持ち無沙汰でどうしようもないと。しかし一人一台のタブレットになったらですね、君はもう9分の8足す7分の4をどんどんやっておいて、と単元、いや難易度をあげてですね、やることができるとかですね。あとはタブレットになると私が色んな事例を見てまいりましたが、何か今雪が降っているのを見てどう思うかとなったらですね、ハイハイと大きな声を出す子がですね、私のような子供がですね、一人当てられるのですけれども、タブレットでやるとですね、雪が降っててうさぎさんが見えるみたいだな。とか中々手を挙げられない子が自己表現をこういう形でするようになるとかですね、色んな使い方がありますよね。そういう意味では学びの個別化であるとかですね、そういう様々な可能性をはらんでおりますけれども、それが一部の得意な先生やご家庭だけに留まらずにですね、このツールをみんなで活用していくことを期待していると。あとは西宮市が教育委員会がこころんサーモというものを、武庫川女子大学の教授とやっております。それぞれの心の状況ですね、何でも話せる友だちがいるか、とかですね、朝起きたらさわやかな楽しい気持ちになるか、ということを何十個か話をするとですね、ポチポチと押していくと心の状態がですね、わかっていくと。そういう中で、今までは学校の先生の暗黙知というか経験値に頼っていた子供との向き合い方をですね、ICTを使って経験値だけでない、こういうデータといいますか心の側面に寄り添う形に関してもですね、やっていけるのではないかと考えているところであります。補足を込めて申しましたが以上です。
記者:今回のスタートパッケージですけれども、ホームページも作って公表するというのは、市民向けにアピールというか何かお知らせしたいこと、教員向けというか市民向けにこういう風に活用して欲しいとか、そういう狙いがあってということでしょうか。
市長:そうですね。あと、これはパブコメはしていましたっけ。
当局:これから実施します。
市長:おっしゃるようにですね、教員に対する指針にもしたいし、それからどういうような思いを持って我々が教育委員会とやっているのかということもお示ししたいけれども、それ以上に我々が持っていないような良い知見をお持ちの方もいらっしゃる可能性もあるので、そのバージョンアップの可能性も含めてですね、外にお知らせをしていきたいと思っているところです。
当局:いまパブコメの話をさせていただいた補足でございます。最終的にはスタートパッケージというのは先ほどご説明させていただいた、3月末に公表することとしておりますけれども、速報版というものを12月に公表しております。これはホームページに掲載しておりますけれども、最終的なスタートパッケージを作成するにあたりまして、1月中旬から2月中旬にかけて意見募集を行うこととしておりますので、そういったことも含めて市民の皆様にご覧になっていただけたらなと思います。
記者:最終的なスタートパッケージ、パブコメの後にある程度まとめた後に公表する意味合いとしても、その後に市長もおっしゃった良い知見であるとか、ご家庭の個別のこういう風にしてほしいとかご意見出てくると思うのですが、そういったことにも対応していく意味を込めて最終的に4月からですかね、スタートパッケージは公表し続けるという理解でよいですか。
当局:現時点での市としての考え方をお示しをして、そのあと活用が広まると思いますので、そういうものを取り入れながらブラッシュアップしていくということです。

3.その他

市長:その他ということで新型コロナに関しての認識をお伝えいたします。緊急事態宣言等は県の方でもありますので、こちらは先ほど申し上げたように県と連携を取りながら必要な対策を煮詰めているところでもあります。本市の感染状況は1月1日から4日までの段階でですね、1日最高一桁ないし10件まででありましたが、5日・6日・7日というのがこの3日間、昨日が42件ととても多く、今日は31件ということであります。昨日が県全体としても300件近い最大の数でありまして、今日の県全体の数字はまだちょっと承知しておりませんが、この数字が行くとですね、入院調整そして療養施設の調整ということに相当苦慮しているような状況でもあります。合わせて昨日の40数件、今日の31件がですね、語弊を恐れずに言うと、まとまった何十件というのだとですね、わかりやすいのですが、ほぼ個発事例であるものですから、そういう意味では40件30件というのは、個発のものの積み上がりで大変大きいなと。また、これは発症されているのがですね、昨日一昨日までは年末から続いていて、我慢されて年始に病院に行ったという方もあったのでしょうけれども。今日もそういう方がありますが、基本的には年末年始の間にですね、どこかでもらってこられたのかな、と推察される方がおられます。それが今ここでばっと出ているという風に思うとこでもあります。そういう意味ではですね、今もぎりぎりの体制の中でですね、向き合いながらやっていると。県に対してもですね、市でやれることと、県で力を貸してもらわないといけないということ。連絡を取り合いながら、なんとか体制を維持して乗り越えていきたいなと思っているところでもあります。年末の会見のときに、あとワクチン接種については触れましたですけれども、それに関して正直なところ特段報道以上の新たな情報というのは基本的にはございませんですけれども、ただこちらに関しても早め早めというような国の意向に沿ってですね、こちらも庁内や関係の医師会などと連携を取りながら進めていきたいと思っております。このあたりのことについて、皆さんからご質問などあればお聞きして、私と担当とお答えしたいと思います。
記者:実際年末年始から今日にかけて、西宮の方で病院に受け入れてもらえなかったですとか、そういった事例があったり、自宅療養が実際に始まっているとか、自宅待機が始まっているとかというような事例はありますでしょうか。
市長:まずですね、今日陽性が確認されて、今日の今日に病院に入れるというようなことは正直ほぼどなた様も、状態にもよりますけれども、それは今日でなくてですね、年末ぐらいからあります。その中で例えばCCCに依頼をしてですね、何日か後に入れたというようなパターンであったりですね。ですから自宅療養は基本的に県として自宅療養を積極的に措置をとっているわけではないものですから、そういう意味ではどなた様もウェイティングリストに入っているというようなことなのですけれども、その調整がスムーズにいかなかった例というのはそれは正直ございます。
記者:どのくらいあるのですか。
市長:数としてですが、どれを持ってスムーズにいかなかったというのがありますが、例えば消防の方でもですね、あちらこちらに電話をして何時間かかけて、そして最終的に受け入れ先が見つかったということも正直あります。だからそれはスムーズにいかなかった例だけれども、何時間ということでどうにかなったというような場合もありますし。ですからすぽっと逆にいっていることの方が正直少ない感じです。
記者:そのことについて市長、かなり危機感といいますか逼迫しているという認識なのでしょうか。
市長:そうですね。
記者:県に対しては、例えば年末ですとかに何かしら要望を申し入れるということはあったのでしょうか。
市長:しました。ひとつは療養施設について、阪神間でひとつの療養施設しかございませんでした。12月中旬に知事に直接申し上げて。兵庫県は広いですよね、姫路に行ってください、と言うと無いよりはありがとうございます、という感じなのですが、ちょっと姫路まで、となると正直遠くございますと。なのでどこか近場にということでお願いをしてですね、そして神戸の療養施設に。神戸って政令市ですから、神戸の療養施設となると神戸だけというような今まで仕切りであったように理解をしているのですけれども、神戸市内に阪神間の方々が入れる施設を用意をしていただいて、本当に県に感謝しています。
記者:申し入れとしてはその点だけですか。
市長:いや、他にもございます。いくつかある要望でですね、クリアに県に要望を届けて形になった代表的なのがそれですね。あとは個別の例でですね、この運用が、などが色々ございますが、まず代表的なこととしてそういうことでございます。ただそのことで全てが解決は正直しておりませんので、たとえば施設で多くでたときにですね、その方々がまとめてどこかに入院をできるものではありませんので、その施設で対応するときのやり方でですね、やりとりをしたとかはありますけれども。ちょっとその先にいくと個別の件になってしまいますので、苦慮しながらやっているということです。
記者:こういう仕組みが必要なんじゃないかとか、こういうことを今はまず解決しなくてはいけないのではないかと市長が認識している課題と言うのは何ですか。
市長:それなりに重くない高齢者の方の受け入れ先、もしくは対応の方法について、そこは課題はあると思っています。それについては、もう県と話はしましたが、それについての解決策まで見えているわけではありません。
記者:重くない高齢者の受け入れ先、というのはつまり容体が安定してる感染した高齢者をどこかに移ってもらって、その病床を他の新しい患者さんに回したい。ただその仕組みができていないという。
市長:というかですね、まずそれなりに重い方であればですね、病院の方も受け入れていただくというようなことになりますよね。一方で宿泊病床がですね、それなりの年の方でですね、全部受け入れてスムーズにいかないことがありますので、高齢者の場合は比較的軽くても若い人より急変のリスクがありますのでですね、そういう方々のですね、だけども重篤ではない、という方々ですね。そのあたりの方々の受け入れの体制ということが、より力を入れていっていただけるように、こちらでできることはやらなければいけませんが。全般的に全体の病床を広げるか、若しくは感染の数を絞るために緊急事態宣言をするか、若しくは病床でなくホテルを広げるのであればですね、今のホテルというものに、より医療とかそうしたケアのあるものを付けるかですね、あとは兵庫県では積極的やっているものではありませんけれども、私が承知している都心の方ではですね、やむなくではありますが、自宅療養の何かシステム的にやっているような場合もあります。ただ、兵庫の場合は知事の方でですね、極力自宅療養でない形でしっかり構えをしたいとおっしゃっていただいているのを何とか回していただくのであればですね、病床ないしそれに準ずるもの、受け皿を今のまま続くのであればしっかりと構えをしていただかないと厳しくなるのは厳しくなるかな、と思っております。
記者:第一波のときにはヤフーと連携して人手の、北口とかそのあたりでですね、どう変動しているかというデータを出されたかと思うのですが、それは今も引き続きやられているのですか。
市長:やっています。やっていますが、公表はしないというか、今その数字自体を見ようと思えば見れる体制にはあります。だけど、何月何日の時点と今日の比較というようなところで、そこまでやっているわけではありませんが、今こういう段階なのでですね、またそうしたものをお示しするときかなとも思います。
記者:先ほどの入院調整の件なのですけれども、実際に陽性が確認されてから病院に入院するまでの期間で、1日や2日で解決しているものなのか、年末から発生しているということですけれども、3・4日とか5・6日とかというケースもあるということなのでしょうか。
市長:それは今1日何10件ということもありますので、申し上げられることは当日に入れている例の方がほぼない、というようなこともあってですね、アベレージどのくらいかということはちょっと今数字は持ち合わせておりません。
記者:最近の傾向を見ると、家族感染がですね、特に10代のお子さんも含めて出てきているのですけども、家族感染対策というかですね、親御さんが感染しちゃったと。そしてお子さんがいらっしゃると、いった場合のケースが出ているのではと思っているのですが、そこらへんは西宮の場合はどういう風に、県はたしか児相というか保護施設の方で、という風に伺っているのですが。そこらへんはどういう対応になっているのでしょうか。
市長:まず同様の話は半年ほど前に議会でもお問合せいただいてですね、市の中で明示する方程式があってこうしています、ということはお示ししていないですが、もちろんご親戚がいらっしゃるとか、頼れる方々がいらっしゃるとかいうときには頼っていただくということもありますけれども、市として仮にお子さんだけが残されて、お子さんだけが露頭に迷うようなケースに陥らせていることはございません。ちゃんとうまいこと一つひとつ対応して、今日まで乗り切っているということであります。おっしゃっているように学校関係からですね、情報を得るとですね、1日に何件かあったときに、ほぼほぼ子供同士の接触でPCRを受けるというよりかはですね、親ないしおじさんと会ったから、というようなことがほぼすべてでありまして、そういう意味では子供たちから出ているというよりかは、大人の世界から子どもに行っているんだなということは認識のとおりです。
記者:先ほどの当日入れている例がほとんどない、ということですけども、ということは自宅で待機してもらっていて、その際に家庭内でこういうことに気を付けてください、という案内をもって自宅待機してもらっているというような理解でよいですか。
市長:自宅の方はそうですし、施設の方は施設です。それから基本的には自宅のときの注意事項というのは厚生労働省のガイドラインがございますので、そうしたものに沿って保健所の方で個々にコンタクトさせていただいているということです。
記者:当日入れている例がほぼない、というのは年末あたりからということでしょうか。
市長:そうです。
記者:それと、先ほどのそれほど重篤ではない高齢者の受け入れ先ということですが、これはちょっと繰り返し確認しますが、この方々にケアつきの何かしらに移っていただいて、病床を空けてもらわないとパンクする、という意味ということでしょうか。
市長:別の言い方をすると、ちょっと私の言い方が適切ではなかったのが、やっぱり病床自体が今日の人が今日入れないという状況がありますので、それは高齢の軽症の人だけでなく、若い軽症の人も含めてですね、本当は全員入院できればよいのだと思います。ですから全体的な受け皿不足ということです。ですからひとつの例として申し上げたのですけれども、一番いいのはコロナの方を受け入れてくれる医療リソースがもっと広がること、もしくは発生が少なくなることです。なんで高齢者のこういう方々が、と私が言ったかというと、急変するリスクがやっぱり若い層よりも、それなりに年をいった方々の方が多いということもございます。一方でそのときに中等症以上の人の方がですね、例えば40代の中等症の人の方が70代の無症状の人よりですね、入院調整の中では重きをその瞬間においてはされるのだと思います。一方で待っておられることが現実として出てきている中でですね、やはり心配なことがあると。それなりの年をとられた方の軽症、無症状の方がすぐに受け入れ先に行けていないということに関してですね。
記者:いちばんは医療リソースが増えること、病床が広がることですか。
市長:そうですね。もっと言えば発生が減ることに越したことはないです。
記者:起きた場合は。
市長:そうですね。
記者:西宮の場合、神戸と並んで借り上げ復興住宅の裁判が未だに係争中ということかと思いますが、これについては市長としては今の時点でですね、どのようにお考えになられているのかということを伺わせてほしいと思います。
市長:現時点においても代理人の弁護士の方を通じて、和解に向けた調整をしていただいているという風に理解をしております。前の市長のときからですね、原告という立場を引き継いだというわけではありますけれども、対象となる方々にですね、市の立場を何とかご理解をいただいて、一方で西宮市としてできる最大限の温かな対応をできるようにと今向き合わせていただいているところであります。こちらが和解成就することを信じてですね、引き続き担当が向き合ってやってくれているという風に、つい最近も報告を受けているところでありますので、そんな認識であります。
記者:芦屋市との広域ごみ処理施設の話合いについてですけども、なかなかまとまらないような話も聞いているのですが、今後に向けての市長のお考えをお聞かせいただければと思います。
市長:年末に芦屋との検討会議をやった後にですね、当初は11月までに結論を出したいということでありましたけれども、私としては何とか成就できるところはないかということで若干延長というようなことを理解をしております。相手のあることでありますが、中の担当に対してですね、何とかこの地球環境のために成就できるような、そういうような内容について案をまとめるようにと指示を出しているところでありますが、これについても成就するように願いながら推移を見守り、交渉を後押ししたいと思っております。
記者:膠着状態になってしまっているのですか。
市長:そうですね。現実問題、私が市長になってからもう2年半経ちましたけれども、私が市長になったころにはもう秋には決めたいぐらいの勢いだったのですが、もう既に2年延長しているのですよね。なので、炉の老朽化具合を考えるとですね、結論が延ばせるものではない、と認識しておりますので、大詰めの水面下の調整、というようなところにあるのかな、と思います。
記者:少し見えつつあるということですか。
市長:それについては、水面下なので言えませんけれども。

会見の動画配信

市長定例記者会見の模様を動画配信しています。

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