神奈川県相模原市と防災分野における相互連携に関する協定を締結

実施日：2024年6月11日

　6月11日（火曜）、神奈川県相模原市と「防災分野における相互連携に関する協定」の締結式を行いました。

　この協定は、西宮市と相模原市は地理的条件から同時に被災する可能性が少なく、災害発生時に効果的な相互応援が可能であること、また、過去の大規模災害の経験がそれぞれの防災力向上に繋がることなどから相互の連携を図ることを目的としています。

　平時には、防災力向上のための情報共有や、訓練・研修への参加等による人材交流を行い、災害発生時には、応急活動を行う職員が必要とする物資の提供、復旧・復興活動における職員の派遣を行うことにより連携を図っていきます。

　相模原市の本村賢太郎（もとむら・けんたろう）市長は「阪神・淡路大震災を経験した西宮市と令和元年東日本台風を経験した相模原市は、地震・風水害と異なる災害の経験をしてきました。今回、人的交流など特色のある協定を結ぶことができたと思っています。お互いに経験や知見を集めながら、誰一人取り残さない市政に共に取り組んでいきたいと思います」と話されました。

　石井市長は、「こうした特色のある協定を結べたことを大変心強く思います。震災や豪雨災害などは、同時に同規模のものが起こるとは考えにくいので、今回の協定の内容にある、応急活動を行う職員が必要とする物資の提供などはかなり有効だと思っています。平時から職員同士の交流・情報共有を行い、実りあるものにできればと思います」と述べました。

お問い合わせ：防災危機管理課（0798-35-3626）