戦没者・戦災死没者・海外物故者・原爆死没者合同慰霊祭を開催
更新日:2019年12月5日
ページ番号:51796043
実施日:2019年11月22日
11月22日、西宮市主催の「令和元年度戦没者・戦災死没者・海外物故者・原爆死没者合同慰霊祭」が、西宮市民会館アミティホールで開催されました。慰霊祭には遺族ら関係者約450人が出席し、第2次世界大戦の戦没者ら1,313柱(はしら)を追悼しました。
祭主の石井市長は「戦争を知らない世代が大半となりましたが、多くの方々の犠牲の上に今日の平和が成り立っていることを忘れてはいけません。遺族の皆様が経験された深い悲しみや平和への思いを、風化させることなく次の世代に伝え、戦争のない社会にしていくことが私たちの責務です。これまで、ご遺族を始めとした皆様が築き上げてこられました“ふるさと西宮”を、市民一人ひとりが活躍できる文教住宅都市にして、いっそう活気あふれるまちとしていく所存であります」と祭文を読み上げました。
また、西宮市遺族会の大森良剛(おおもり・よしかた)会長は「何をおいても戦後の苦しい状況と共に戦争の悲惨さを次の世代に伝えていかなければなりません。心豊かに暮らせる社会の構築と、世界平和確立のために一層の努力を傾けることを諸霊の前に固く誓います」と追悼の言葉を述べました。
最後に、出席者を代表して石井市長らが献花。続いて出席者全員が順番に白い菊の花を献花し、戦没者らを追悼しました。
お問い合わせ:地域共生推進課(0798-35-3032)