役に立ちたい思いで海外へ。JICAボランティア2名が西宮市長を表敬訪問

実施日：2019年7月5日

　7月5日、独立行政法人国際協力機構（JICA）のボランティアとして海外に派遣される2名の女性隊員らが、出国を前に西宮市役所を訪れ、石井市長を表敬しました。
　ガーナに派遣される呉田静花（くれた・さやか）さんの任務は、現地の小・中学校を巡回し、基本的なＰＣ操作方法のモデル授業を実施したり、ＩＣＴ授業の教材の提案等を行うことです。現地の同僚とともにPCの基本操作や、ＩＣＴスキルの習得の他、技術の向上に努めます。
　市内中学校の教師である呉田さんは「教育を受けることができない子どもに何か教えることや関われることはないかと感じていました」と、今年度が最後のチャンスだと思い応募したことを語ってくれました。
　また、セネガルに派遣される山田理恵（やまだ・りえ）さんは、現地の小学校を巡回し、児童の算数学習における課題を把握し、その解決に向け、具体物を使った授業など、効果的な学習方法を教員たちと考えることに加え、音楽や図工、体育など自身が得意とする科目の授業等もサポートする任務を担います。
　山田さんは、「JICAボランティアで日本の教育の手法が発展途上国に求められていることを知り、自分自身ができることがないかと思う中で、先輩隊員から現地で青年海外協力隊の活動を紹介してもらい、参加したいと思いました」と話していました。
　JICAボランティアの2名の女性は、今後、約1年9か月にわたり派遣先で活動を行います。

お問い合わせ：秘書課（0798-35-3459）