いつか世界を変える力に。青年海外協力隊の派遣報告と派遣前の意気込み
更新日:2018年12月21日
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実施日:2018年12月14日
12月14日、独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてモンゴルに2年間派遣された増田たくみ(ますだ・たくみ)さんと、ヨルダンへ2年間、派遣される鬼木一馬(おにき・かずま)さんが、西宮市役所を訪れ、石井市長を表敬しました。
増田さんは配属先のモンゴル国商工会議所および国内21各県にある商工会議所および会員企業のビジネスサポート、コンサルティングを主に行いました。
増田さんは、「現場ではボランティアの必要性を感じていない人も多く、ボランティア派遣の目的を派遣先と十分に協議することでさらに派遣の意義が高まると感じた」と感想を述べられました。また帰国した今後、新興国や途上国を主として日本から海外展開ビジネスを希望する企業に対するアドバイスを行っていきたいと語ってくれました。
鬼木さんはヨルダンに配属され、現地の教育局文化芸術活動課で環境教育普及活動に携わります。ヨルダンにおける人々のゴミ問題も含めた環境保全の意識は高いとはいえず、教育現場での取組みも限定されています。そこで現地で鬼木さんは、管轄の小中学校を巡回し、現地の環境教育ボランティアと共に子供たちや地域住民の環境意識を刺激し向上させるための教育プログラムの企画・実施を行います。
鬼木さんは環境国際協力を現場で経験したいと思ったことが今回の参加へのキッカケで、「環境教育活動を通じて、持続可能な共生社会に向けて行動する人材を育成したい」と語ってくれました。
派遣を終えた増田さんとこれから派遣される鬼木さんはこれからも、世の中を良くしたいと思う志を持って、国・文化・世代を超えて、問題解決に取り組んでいきます。
お問い合わせ:秘書課(0798-35-3459)