姉妹友好都市との交流を振り返って
更新日:2018年12月18日
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今年も残すところあと僅かとなりました。
市長として取り組んだ9か月を振り返り、強く心に残ったことの一つとして、就任1年目ながら、西宮市と姉妹友好都市であるロンドリーナ(ブラジル)、紹興市(中国)、梼原町(高知県)を訪問する機会に恵まれたことがあります。
それぞれに、心のこもったおもてなしを受け、ひと・まちの素晴らしさをたっぷりと体感できたのですが、あわせて、今後、どのように友好関係を発展させていくか、についての気づきをたくさん得ることもできました。
姉妹友好都市への訪問
<ブラジル連邦共和国 ロンドリーナ市他(7月)>
眞子内親王殿下もご出席された「日本人移住110周年記念式典」に出席
ロンドリーナ市へ訪問し、ベリナッチ市長から温かい歓待
<中華人民共和国 紹興市(11月)>
「中国紹興第二回国際友好都市大会」に町田議長をはじめ総勢8名で訪問
<高知県 梼原町(10月)>
龍馬脱藩マラソンでは、高いところからスターターを担当
(参考)
各都市提携までの経緯
■ロンドリーナ市(ブラジル連邦共和国・パラナ州)
昭和47年、ロンドリーナ市より提携を希望する書簡が届き、昭和49年5月にロンドリーナ市長が来西し、提携実現を要請。その後、各種団体からなる都市提携促進会が発足し、昭和52年5月に西宮市長、西宮市議会議長が訪ロ、友好協力協定を調印した。
■紹興市(中華人民共和国・浙江省)
昭和54年10月、西宮市各界友好訪中団が紹興市を訪問。昭和58年には、西宮市議会議長が中国駐大阪総領事館へ酒造りの都市同士の友好都市締結を希望を、又、西宮市長らが中国大使館を訪れ、友好都市提携の希望を表明した。翌年、西宮市議会議員を中心とする訪中団が浙江省ならびに紹興市人民政府を訪問し、中日友好協会本部に友好都市締結実現へ協力を要請し、、8月に紹興市長一行が来西した。
これらの経過をふまえ昭和60年1月、西宮市長は紹興市と友好締結を結びたい旨、市議会に提案すると同時に、紹興市長および中国駐大阪総領事館あて友好都市締結希望の要望書を提出し、日中友好協会に協力を依頼した。その結果、昭和60年3月、紹興市長から友好都市締結を正式決定した旨の電報を受信した。(提携は昭和60年7月)
■梼原町(高知県)
昭和59年、梼原町が国土庁より「リフレッシュふるさと推進モデル事業」の指定を受け、在阪梼原会を通じ西宮市へ交流の申し出があった。その後、昭和59年8月に「にしのみや市民祭り」へ梼原町の国指定重要無形文化財「津野山神楽」の参加をはじめとして、「梼原高原祭り」へ西宮市より参加するなど、長年にわたる市民と町民との交流によって提携の機運が盛り上がり、平成3年3月に、西宮市において調印した。