老人ホームで夜間消防訓練。西宮消防局が初の試み
更新日:2018年2月21日
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実施日:2017年11月9日
秋の火災予防運動(11月9日~15日)に伴い、11月9日、特別養護老人ホーム「メヌエット」で、西宮消防局、メヌエットの職員らによる合同の夜間消防訓練が実施されました。 特別養護老人ホームなどの社会福祉施設では、職員が少ない夜間時の災害は、特に多大な被害が出ることがあります。そのような状況を踏まえて実施された今回の夜間訓練は、西宮消防局にとっても初の試み。手薄な夜間体制に危機意識を持つメヌエット側からの呼びかけにより実現しました。 辺りが暗闇に染まり始めた19時頃、火災感知器の鳴動により訓練がスタート。施設職員が、火災確認後の119番通報や消防隊員到着後の現場状況の引き継ぎなど、火災時に予想される動きを確認しました。また、“火災現場から逃げ遅れ屋上に取り残された要救助者が2名”という想定で、はしご車による救出訓練が行われました。消防隊員はライトの光を頼りに慎重に行動し、要救助者役の施設職員と利用者を救出しました。
訓練終了後、鳴尾消防署浜分署の黒木直人係長は「人手が少ない状況下では、施設職員と消防隊員の連携がより重要になります。今後も定期的に夜間訓練を実施して、お互いに動き方を確認していければ」と初の夜間訓練を振り返りました。
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