7月号 阪急今津線の作家群像
更新日:2014年1月8日
ページ番号:24986959
目次 | 本放送 月曜20時30分~ | 再放送 日曜8時30分~ | 音声配信 | |
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第1話 | 仁川・甲東園 ~遠藤周作の『黄色い人』から『阪急電車』まで~ | 7月1日 | 7月7日 | 番組をきく(音楽ファイル(MP3):22,880KB) |
第2話 | 西宮北口 ~井上靖の『闘牛』と西宮球場~ | 7月8日 | 7月14日 | 番組をきく(音楽ファイル(MP3):23,640KB) |
第3話 | 今津 ~小松左京&かんべむさし…~ | 7月15日 | 7月21日 | 番組をきく(音楽ファイル(MP3):24,119KB) |
第4話 | 今津線の記憶をたどって 質疑応答コーナー | 7月22日 | 7月28日 | 番組をきく(音楽ファイル(MP3):25,248KB) |
※この放送は、さくらFM78.7MHzでお聴き頂けるほか、インターネットからもお聴き頂けます。
詳しくは、下記リンク「さくらFM放送番組がインターネットで聴けます!」からご覧ください。
※このホームページからの音声配信は、著作権等の関係により、一部配信できない個所があります。
【第1話】仁川・甲東園 ~遠藤周作の『黄色い人』から『阪急電車』まで~
遠藤周作にはキャンパス街として開かれていく当時の、仁川・甲東園地域が登場する小説があります。お寺の鐘と教会の鐘…両方の音が聞こえてくるのを不思議なもののように聞いたと遠藤周作が回顧する、昭和初期の今津線沿線の街々を想像しながら、有川浩の『阪急電車』に描かれた平成の沿線風景を再発見してみましょう。
【第2話】西宮北口 ~井上靖の『闘牛』と西宮球場~
阪急ブレーブス(現オリックス・バファローズ)の本拠地だった西宮球場(現・西宮ガーデンズ)は、さまざまなイベントの会場ともなりました。四国・宇和島の闘牛を西宮球場で行ったのをモデルにした実録風小説『闘牛』で、井上靖は芥川賞を受賞。のちの国民作家への道を歩み始めることとなります。
【第3話】今津 ~小松左京&かんべむさし…~
SF作家かんべむさしは、阪急電車と阪神電車が乗り入れる今津の立地を活かして、阪急ブレーブスと阪神タイガースが日本シリーズを争うという、ユニークな空想小説を書いています。一昨年亡くなったSF界の巨匠、小松左京も今津駅のすぐそば津門宝津町に長く住みましたが、「宝津」とは「宝」塚と今「津」を結ぶ路線が出来たことに因む町名でした。
【第4話】今津線の記憶をたどって/質疑応答コーナー
劇場や野球場、映画の撮影所にレコード会社、 専属のオーケストラを備えた芸術文化センター…華やかな思い出を育くんできた今津線の界隈は、多くの文人や芸術家、芸能人たちの生活・交流の場となり、洗練された都市文化を醸成してきました。そうした記憶を今一度、堀り起こしてみましょう。
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