【山口幼稚園】田植え
更新日:2024年1月22日
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※この記事は平成30年度に作成したものです。
平成30年(2018年)5月22日、山口幼稚園の園児たちが地域の田んぼで田植えを行いました。
山口幼稚園は、周辺に田畑や山、川などがあり、自然に恵まれた環境にあります。近くの川では、ホタルも見ることができます。園内でも、カラスノエンドウやタンポポなどの草花が咲き、ダンゴムシ、テントウムシ、カタツムリ、カエルなどの生き物を探すなど、園児たちは日頃から自然を見たり触れたりして、幼稚園生活を過ごしています。
昨年度から地域の方のご協力を得て、田んぼでの田植えを年長組の子供たちが体験しています。地域の自然の豊かさや美しさを感じたり、田んぼの泥や水の感触を楽しんだり、イネの生長に興味や関心を持つきっかけになればと取り組んでいます。
幼稚園を出発した園児たちは、手を繋ぎながら、畦道を元気よく歩き、田んぼに到着しました。
【田植えの説明】
園児たちは、田植えを教えてくれる地域の方に、元気な声で「よろしくお願いします!」と挨拶をし、苗を配ってもらいました。
苗を手に取った園児たちは、嬉しそうな表情を浮かべていました。
地域の方からは「3本の苗を左手に持ち、右手の親指と人差し指を差し出し、苗を下に向けて根の部分を差し出した右手で掴んでください。」と田植えの説明があり、園児たちは田んぼに入る前に、田植えの練習を行っていました。
植える場所の説明では「田んぼの中にある印の手前に苗を差し込み、差し込んだ状態で手を広げ、『大きくなあれ!』と気持ちを込めてください。」と教えてもらいました。
【田植え】
田植えは年長組が行い、年少組は田植えをする年長組を羨ましそうに見ていました。
年長組の園児たちは田んぼに恐る恐る入り、泥に足を取られながらも、田植えをする印のところまで移動しました。
一列に並び、園児たちは泥まみれになりながら、田んぼに苗を植えました。それぞれ苗を3回植えることができたので、3回目になると慣れた感じで苗を植え、園児たちは楽しそうな表情を見せてくれました。
園児たちの田植えの後、地域の方がトラクターで苗植えを行い、園児たちからは「すごい速い!」、「苗が綺麗に並んでいる~」など驚いた様子でした。
帰る前、年少組に先生が「苗を植えたいと思いましたか?」と聞くと、全員が元気な声で「はい!」と答え、来年の田植えが待ち遠しい様子でした。
秋になると、園児たちは今日植えた苗の稲刈りを体験します。田んぼのお米が美味しくなるように願いを込め、地域の方に「ありがとうございました。」と感謝を伝えていました。
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