【上ケ原幼稚園】もちつき会
更新日:2024年1月22日
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※この記事は平成29年度に作成したものです。
平成29年(2017年)12月7日、上ケ原幼稚園で「もちつき会」が行われました。もちつき会は、毎年、保護者や地域の方に加え、関西学院大学人間福祉学部の溝畑准教授とそのゼミ生にも協力していただき実施しています。
最初に、地域の方から餅つきについて説明がありました。
お餅がもち米から出来ていることや、かまど、せいろ、薪木など、もち米を柔らかくするためにたくさんの器具を使用していることを園児たちに説明してくださいました。
園児たちは、もち米が入っているせいろを見せていただき、「うわー!」、「ゆげがすごいー!」と歓声をあげていました。
次に、蒸したもち米をお餅にする臼と杵の紹介です。石で作られた臼は大変重たいという説明に「持てるよ!」と元気良く発言する園児もいました。
「蒸したもち米を臼に入れ、杵で何回もついていくと、もち米が潰れておいしいお餅になります。わかりましたか?」
説明の最後に園児たちへ尋ねると、大きな声で「はーい!」と返事がありました。園児たちは早くお餅をつきたい様子で、そわそわしていました。
いよいよ、お待ちかねの餅つきです。
はじめに地域の方や学生による餅つきが披露されました。「がんばれー!」と熱心に応援する園児たちの声で盛り上がりました。
その後は、園児たちも餅つきに挑戦です。重たい杵を持って、元気一杯、力一杯お餅をつきました。
出来上がった大きなお餅は、園児たちの手でコロコロと丸められ、ひとりで食べられるくらいの小さなサイズに分けられました。
園児たちはお餅を作る工程を実際に体験し、自分たちで作ったつきたてのお餅に満足そうな表情をしていました。
地域の方は、「もちつきが好きなので毎年参加しています。このようなもちつき会は、だんだんと減ってきているので、これからも続いて欲しい。」
とおっしゃっていました。
参加した学生の方にも話を伺いました。
「初めて参加したので、最初は園児たちと接するのに緊張していましたが、みんなのかわいい笑顔で緊張がほぐれました。」
「子どもを対象とした運動指導の研究をしています。運動会のリレーなどの指導補助で、これまで30回ぐらい上ケ原幼稚園に来ました。園児たちとは友だちのように接してもらっています。園児の成長を実感できるので、自分にとって大変やりがいがある研究となっています。」
と話してくれました。
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