【山口中学校】第70回体育大会
更新日:2024年1月29日
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※この記事は平成29年度に作成したものです。
平成29年(2017年)9月27日、第70回体育大会が山口中学校で開催されました。
体育大会では毎年、山口町古文化保存会、山口民謡グループ、山口町連合婦人会の指導のもと、「袖下踊り」を踊ります。
今から約1400年前の大化3年(西暦647年)、孝徳天皇が有馬温泉へ行幸したという記録が「日本書紀」に残されており、天皇御一行が山口に来られた時、村人が身ぶり手ぶりで喜びを表現したことが「袖下踊り」の起源といわれています。西宮市では二つしかない無形民俗文化財に指定されています。
生徒や教職員、地域の方々が踊った「袖下踊り」は動画でご覧になれます。
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天候が心配される中、生徒たちは曇り空を吹き飛ばすぐらいのやる気と熱意をみせ、開会式に臨みました。
池上校長は
「70周年の記念すべき節目の体育大会に向け、生徒たちはマスゲームや学年種目などの練習に一生懸命取り組んでくれました。『思い出に残る最高の体育大会にしたい』、『最高の演技にしたい』という気持ちの表れです。今日一日、皆さんの姿がより一層輝きを増し、見る人、演技する人が共に共感できることを期待しています。」
と激励しました。
生徒会長は
「夏休みが終わってから短い期間の練習でしたが、暑い中、この日のために頑張ってきました。今日は自分自身の力を出し切ると共に、クラス、学年など、集団としての力を十分に発揮しましょう。全校生徒が一丸となって『情熱を抱け』のスローガンのもと、笑顔で頑張りましょう。」
と、生徒たちのやる気を奮い立たせていました。
各学年ともに、ダンスや徒手体操など堂々としたすばらしい演技を見せてくれました。
なかでも3年生の演技には、修学旅行で行った朝倉市が平成29年7月の九州北部豪雨により甚大な被害を受けたため、その復興を祈願する思いが込められていたそうです。
学年競技では、各クラスが一番を目指し、真剣な表情の中にも笑顔が見られ、生徒たちは楽しく競技に取り組んでいました。
午前の部が終わり昼食後、吹奏楽部のドリル演奏が行われ、隊列を組んだ美しい演技、演奏に観客からは歓声が上がっていました。
その後、4×100mリレー、4×200mリレー、100m走、200m走などの競技が次々と行われ、各クラスが優勝を目指し、実力を競い合っていました。
全種目が無事終わり、閉会式で池上校長は
「演技、競技すべてにおいて力一杯、汗を流し、それを応援する姿に感動しました。皆さんが山口中学校の生徒として『ひとつになりたい』という思いになったと感じました。この経験を生かし これからも授業や生徒会、委員活動や奉仕活動などを行い、より一層輝く山口中学校にしてほしいと願っています。伝統ある山口中学校の校訓「自主・友愛・希望」を念頭におき、3つの柱「あいさつ・うたごえ・えがお」も輝きを増し、活気溢れる学校になることを期待しています。」
と言葉を送り、最後を締めくくりました。
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