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【西宮消防署】特殊災害対応訓練の様子を紹介します!

更新日:2023年11月22日

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特殊な災害に備え、西宮消防署にて特殊災害対応訓練を実施しました!

特殊災害とは、自然災害以外の災害のことをいい、原子力発電所事故、大規模森林火災、航空機事故、トンネル事故など様々な災害があります。
C(Chemical:化学)、B(Biological:生物)、R(Radiological:放射性物質)、N(Nuclear:核)、E(Explosive:爆発物)の英語の頭文字を取って、「CBRNE災害」と呼ばれることもあります。
その中でも、令和5年10月27日に西宮消防署訓練棟を利用した訓練では、C(化学)災害への対応力を向上するための訓練を実施しました。
C(chemical)災害とは、化学物質の漏洩や化学物質を用いたテロ行為等により発生した災害のことを指します。

西宮消防署には、特殊災害対応支援車があります。

化学剤や生物剤などの特殊な災害に対応できるように、必要な資器材を搬送する車両で、多くの資器材を搬送できます。

製造工場での災害を想定した訓練の様子を紹介します。

今回の訓練では、工場内での作業中にアンモニアが漏洩し、複数人の負傷者が発生したC(化学)災害を想定し実施しました。
現場到着後、災害情報の把握及び関係者からの情報収集を早期に行います。
化学防護服を着装して進入後、傷病者をテントに搬送し、化学剤に汚染された傷病者を除染(汚染物質を脱衣・洗浄等で取り除くこと)します。
その後、救急隊により適切な医療機関への搬送を行いました。
各隊が被害を最小限に抑えるために迅速・確実に活動することができました。

近年、災害は多様化しており様々な災害に対応する必要があります。
今後も訓練を実施し、特殊な災害現場に対応できるよう知識、技術の向上に努めます。

お問い合わせ先

西宮消防署

西宮市津門大塚町1-32

電話番号:0798-23-0119

ファックス:0798-32-0019

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