【鳴尾消防署】春の火災予防運動に先立ち、地域の事業所・学校園と合同で訓練を実施しました！！

春の火災予防運動に先立ち、消防機関と事業所の連携強化を目的として、鳴尾消防署管轄区域内のテーマパーク「キッザニア甲子園」からの火災発生を想定し、合同訓練を実施しました。
鳴尾消防署員とキッザニア甲子園の従業員に加えて、「武庫川女子大学」の学生達、「武庫川女子大学附属保育園」の園児達が、キッザニア甲子園に訪れているお客様役になり、訓練に参加されました。

今回の訓練は、「キッザニア甲子園の営業時間中、3階にある火気を使用したパビリオンからの出火」でした。従業員の方々が初期消火・通報を行うとともにお客様（保育園児・大学生の他、避難者役の従業員）への避難誘導を行い、安全な屋外駐車場に避難しました。
また、119番通報を受け現場到着した消防隊は、消火活動と並行してお客様の避難誘導を行うとともに、はしご車を建物上階に接梯して、逃げ遅れた2名を救出しました。
消防隊員・施設従業員・お客様（子供・保護者）それぞれの立場で、実際の火災を思わせるほどの緊張感を持って、訓練を実施することができました。

火災予防運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及を図る週間です。火災を防止し、死者の発生を減少させるとともに財産の損失を防ぐことを目的に様々な火災予防活動、広報活動を行っています。
市民の皆様につきましても、この運動を期に、普段から実施していただいている住宅防火対策の再確認や、ご準備されている防災機器の点検をお願いいたします。