街路樹
更新日:2021年6月15日
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街路樹は公園の緑とともに都市の緑の骨格をなし、その働きで街に安らぎと潤いを与えてくれます。
尚、街路樹の現況については、「西宮の公園・緑地・街路樹」のページを参照してください。
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1.街路樹とは
街路樹とは道路上に道路に沿って植えられた樹木のことで、法律(道路法)ではガードレールや街灯と同じく「道路の付属物」とされています。
西宮市内では、クスノキ、ケヤキ等の高木、サザンカ等の中木、ヒラドツツジ、アベリア等の低木(灌木)、ヘデラ、ローズマリー等の地被植物が植えられています。
2.街路樹の効用
・光合成により二酸化炭素を取り込むため、その削減の働きがあります。
・葉の蒸散作用により周囲の気温上昇を抑え、ヒートアイランド現象を緩和します。
・光合成による酸素放出、大気汚染物質の吸着により、空気を浄化します。
・交通騒音の緩和に役立ちます。
・夏の強い日差しから歩行者を守ります。
・春の新緑、秋の紅葉他、街に季節感を与えます。
・街並みに彩りや統一感を与え、都市景観を向上させます。
・ドライバーの視線誘導や、車のライトの遮光、歩行者の乱横断の防止など交通安全に寄与します。
・火災の延焼の防止や地震の家屋の倒壊防止による避難路の確保など都市の防災に寄与します。
3.市内の代表的街路樹
・ケヤキ
市役所前線(櫨塚町付近)
・クスノキ
(小松北町2丁目付近)
・トウカエデ
酒蔵通り(建石町付近)
・イチョウ
苦楽園口通り(菊谷町付近)
・ナンキンハゼ、ボックスウッド
鳴尾御影線(津門宝津町付近)
・ケヤキ
北夙川通り(石刎町付近)
・ヤナギ
津門川沿い(津門仁辺町付近)
4.街路樹の管理
公園緑地課では以下のような街路樹管理を行っています。
・剪定
高木の剪定
道路空間確保のため、樹種に応じて毎年~3年毎に行っています。
尚、交通標識や照明灯にかかる枝、たれ枝等については随時作業を行っています。
中・下木の剪定
花芽が出来る時期を考慮して、樹種に応じて年1~3回の剪定を行っています。
・害虫防除(薬剤散布)
害虫の発生に合せて害虫駆除剤の散布、剪定を行っています。
*薬剤は害虫にかからないと効果がないため、予防としての散布は行っていません。
又、散布に際しては、近隣住宅や通行人に影響のないように配慮して作業を行います。
・除草
美観確保、樹木の育成確保のため基本的に年3回の除草を行っています。
・灌水
夏場の乾燥時期に適宜下水の処理水(滅菌処理済)を散水しています。
・街路樹危険度診断
植栽後30年以上経過した街路樹については、樹木医による危険度診断に着手しており、内部が腐るなどして危険と判断された樹木については、計画的な撤去や植替えを行っています。
公園緑地課からのお願い
街路樹は市民の皆様のご理解・ご協力なくしては良好な維持は出来ません。
・家庭で余った水(風呂の残り水等)で夏場の灌水にご協力お願いします。
・落葉の清掃にご理解、ご協力をお願いします。
・支障枝等にお気づきの際は、下記の通報フォームより通報お願いします。