備えていますか?災害時の食!
更新日:2024年10月1日
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突然起こる地震などの災害に備え、食べ物の備蓄をしていますか?
ひとたび大規模な災害が起こると・・・
また、新型インフルエンザなどの新型ウイルス感染症が起こると、感染防止のため外出を控えなければならず、食料品を買いに行く機会を減らす工夫として、日頃から食の備えをしておくことも1つです。
もし明日、災害が起こっても食に困らないように、各家庭にあった食の備えをしましょう!
食の備えのポイント
- 最低でも3日分、できれば1週間分の食の備えをしましょう
- 普段から利用している長期保存が可能な食品を少し多めに買い置きし、役立てよう(ローリングストック法)
- 家族構成(乳幼児や高齢者、食物アレルギーなど)を考慮して食品を準備しよう
- 食品と一緒に熱源・調理器具・食器等も一緒に備えよう
- 災害時にはパッククッキングを活用しよう
リーフレット
- (武庫川女子大学生作成)「普段の暮らしに一工夫!災害時食事ガイド」【A4・両面】(PDF:1,020KB)
- (武庫川女子大学生作成)「いざという時のために今備えよう!災害時食事BOOK」【三つ折り・A4・両面】(PDF:379KB)
大規模な災害が起こると、まず災害発生直後から数日は人命救助が第一優先です。支援物資の配給はその後になることが想定され、届くまでに時間がかかります。そのため、最低でも3日間は各家庭が自力で乗り越えられるように準備をしておきましょう。
またライフラインの復旧には1週間以上かかるケースもみられるため、できれば1週間分の備えがあると安心です。
食品名 | 必要個数・分量 |
---|---|
水 | 2リットル×6本×4箱(1人1日あたり3リットル) |
米(無洗米) | 2キログラム×2袋 |
パックごはん | 6個 |
カップ麺類 | 6個 |
乾麺(うどん・そば・そうめん・パスタ) | パスタ2袋(600グラム/袋) |
レトルト食品 | カレーやどんぶりの素など18個 |
缶詰 | 肉や魚、野菜(コーンやトマト等)の缶詰 14缶 |
飲料 | 野菜や果物ジュース 14本 |
熱源 | カセットコンロ |
【参考:家庭備蓄のすすめ(農林水産省)】
日中に災害が起こると、学校や職場、移動の途中など外出先で被災する場合も考えられます。普段からカバンの中に飲料水やお菓子などを入れておくと、いざという時に役立ちます。
ローリングストック法とは、普段の生活で使用できる食材や加工品(日常食品)を少し多めに買って置き、使ったら使った分を買い足して、常に一定量の食料を備蓄しておくことです。
日頃から使える食品を活用するため、保管スペースを少し増やすだけで簡単に備蓄ができます。
ローリングストックにおすすめ食品(例)
長期保存が可能な物、自分や家族が食べ慣れている物や好みの味の物を選びましょう!
- レトルト食品
- インスタントの味噌汁やスープ
- 缶詰(ツナ缶、サバの味噌煮缶、コーンビーフ、焼き鳥缶、トマト缶 等)
- 乾物(切干大根など乾燥野菜、ひじき、干しわかめ 等)
- 日持ちする野菜(にんじん、玉ねぎ、じゃがいも 等)
- 野菜ジュース
- ドライフルーツ
- お菓子類
物流が止まると、乳児用やアレルギー用などの特殊な食品は特に手に入りにくい可能性が高くなります。そのため、2週間の備蓄が推奨されています。
乳幼児がいる場合
授乳中の方は母乳や赤ちゃんのためにしっかり水分をとれるように、通常より多めに飲料水を備えておきましょう。災害により母乳が一時的に出ない場合や足りない場合には、粉ミルクや液体ミルクを活用することができます。
- 粉ミルク・液体ミルク
- 哺乳瓶
- 紙コップ・使い捨てスプーン
- レトルトの離乳食、好みの食べ物や飲み物
- 飲料水(多めに)
高齢者がいる場合
一般の家庭の備えと大きくは変わりありませんが、噛んだり飲み込んだりする機能が弱くなった方は、やわらかく、とろみのついた食べやすい食品を備えておきましょう。
- レトルトのおかゆ
- レトルトの介護用食品
- とろみ材
- 慣れ親しんだ食べ物・好物
食物アレルギーの方
日頃から自分自身や家族がアレルゲン(原因食物)や薬について、理解しておくことが大切です。配給の食事や炊き出しが食べられない場合を想定して、アレルギー対応の食品は多めに備えておきましょう。
- レトルトのごはんやおかゆ
- アレルギー対応食品
- 好みの食べ物や飲み物
ライフラインが止まってしまっても、熱源(カセットコンロ・ガスボンベ)を一緒に備えておくと、お湯を沸かしたり、簡単な調理が可能となり、食べられる食品の幅が広がります。
さらに、食品用ポリ袋やキッチンばさみ・ナイフがあると調理の幅が広がり、紙皿や紙コップ、食品用ラップなどがあると、洗い物も少なくてすみます。
パッククッキングは、耐熱性のポリ袋に食材を入れて空気を抜き、お湯で温めるだけでできる簡単な調理方法です。災害時は思うように食材の確保や調理器具の使用ができない可能性が高くなりますが、一つの鍋だけで同時に違う料理を作れるため便利です。また、火を使わずにポリ袋の中で混ぜるだけの調理も可能です。
鍋のお湯は繰り返し使うことができるので、節水にも繋がります!
パッククッキングの注意事項
- ポリ袋は耐熱温度が130度以上のもので、高密度ポリエチレン製のものを選びましょう。
- 1つの袋に入れる量は、1~2人分までにしましょう。
- ポリ袋が破れるのを防ぐために、鍋にポリ袋が直接触れないよう、鍋底に皿やシリコン製の落し蓋などを敷いてからポリ袋を入れましょう。
- 加熱すると袋が膨張するので、空気をしっかりと抜いて袋の上部を輪ゴムで止めるようにしましょう。
やってみよう!パッククッキング
- ごはんを炊いてみよう!(PDF:116KB)
- パッククッキング活用献立(親子丼&ツナとミックスビーンズのマリネ)(PDF:1,004KB)
- パッククッキング活用献立(スープカレー&キャベツとコーンのサラダ)(PDF:923KB)
- NEWパッククッキング活用献立(焼きとり缶の混ぜご飯&ひじきの煮物)(PDF:174KB)
- NEWパッククッキング活用献立(高野豆腐のマーボ丼&切干し大根とツナの和え物)(PDF:429KB)
- 時短にも非常時にも!パッククッキング(農林水産省)(外部サイト)
関連リンク
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お問い合わせ先
健康増進課
西宮市池田町8-11
電話番号:0798-26-3667