平成28年度 西宮市まちづくり賞
更新日:2017年5月12日
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市は、活力と潤いのあるまちづくりに向け、都市の基盤整備や教育・文化・福祉などの分野で功績のあった個人・団体に「西宮市まちづくり賞」を贈っています。
平成28年度は次の2個人3団体の皆様が受賞され、3月28日に贈呈式が市役所本庁舎で開催されました。
※西宮市まちづくり賞受賞者に関する掲載写真の無断使用を禁じます。
露の団四郎さん
落語家として日夜話芸の研鑽に努められ、長年にわたる落語会や寄席への出演を通して、大衆伝統芸能の普及と振興に寄与されました。
また、西宮市文化振興財団が名塩・生瀬・山口地区で開催する出前寄席「ゑびす寄席」を西宮の若手落語家の発表の場として企画、自らも出演して生で落語が聴ける機会を市民に提供するとともに、宮水学園等で笑いや生き方について講演するなど、本市の市民文化の向上にも大きく貢献されました。
野田 邦子さん
長年にわたり安井地区青少年愛護協議会会長として、子供たちと地域住民がふれあえる「ふれあいコンサート」をはじめ、人形劇や工作等子供たちが遊びながら学べる「ふれあい広場」を実施するなど、地域の青少年の健全育成に尽力されました。
また、西宮市青少年愛護協議会においても役員を務め、市内全地区の青少年愛護協議会の発展に大きく貢献されました。
学校法人 兵庫栄養専門学校
昭和21年に創立後、本年創立70周年。食に携わる多くの有為な人材を輩出されました。
「飲食店開業セミナー」の企画運営を担うなど、本市の地域商業活性化に大きく寄与されるとともに、「にしのみや食育フェスタ」への協力や公民館・宮水学園等での各種講座を通じて、本市の食育の普及啓発に尽力されました。
また、海外友好都市へ訪問団を派遣するなど、本市の国際交流の推進にも貢献されました。
「ぐるっと生瀬」運行協議会
生瀬地区における公共交通不便地域解消のため、地域が主体となってコミュニティバスの導入を実現されました。高齢者等の外出機会を創出するとともに、住民目線に立った利便性の高い持続可能な運行を目指した取り組みは、本市のコミュニティ交通の確保と維持に寄与されました。
また、コミュニティ交通の運行を通じて、生瀬地区の再生と活性化を図り、本市の明るく住みよいまちづくりにも大きく貢献されました。
甲東文化財保存会
長年にわたり旧甲東村に残る石造物を中心とした文化財の研究を行われるとともに、継続的な顕彰立札の設置や「甲東の文化財を訪ねて」を32年ぶりに改訂するなど、甲東地区における歴史文化遺産の保存と活用に大きく寄与されました。
また、見学会や展示会を主催される一方、「まちたびにしのみや」のコースガイドを務め、本市の地域文化の振興と西宮への郷土愛を高めることにも貢献されました。