平成24年度 西宮市民文化賞受賞団体紹介(西宮ユネスコ協会)
更新日:2014年2月12日
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西宮ユネスコ協会
西宮ユネスコ協会 プロフィール
昭和37年(1962年)に、教育・科学・文化を通じて世界平和と人類共通の福祉の貢献のために設立された
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の目的を達成するため、民間ユネスコ活動団体として創設された。現在会員数は約120名。
西宮ユネスコ協会は、地域に根ざした事業を中心に、国際貢献のための様々な活動を永年にわたって継続的に展開している。その事業を通して、本市の教育・科学・文化の振興に貢献した。
主な活動としては、市内の幼児や小学生が描いた絵と、本市の姉妹友好都市をはじめ世界各国から送られてくる児童画を一堂に展示する「ユネスコ世界児童画展」を昭和61年(1986年)から本市教育委員会と毎年3月に共同開催している。市内の子どもたちの作品は外国でも展示され、世界の子どもたちと友好の輪を広げている。
また、国際理解を深めるための講演会を西宮市国際交流協会と連携して毎年開催するとともに、同協会主催の
西宮国際交流デーに出展するなどユネスコ活動を広く市民に認識してもらうための普及啓発にも力を注いでいる。
さらに、日本ユネスコ協会連盟のコーアクション事業(開発途上国の発展に先進国の人々が自らかかわりを持ち、互いに協力し合うこと)に協力するためのチャリティバザーを毎年実施し、その収益金の一部を「ユネスコ世界寺子屋運動」、「東日本大震災子ども教育支援」などに贈っている。「世界寺子屋運動」のもうひとつの支援方法である書き損じ葉書の回収活動も行い、様々な理由で学校に行けない子どもたちや、学校に行けずに大人となり文字の読み書きのできない人々を支援する識字教育活動の援助に積極的に取り組んでいる。
他にも、芦屋市や尼崎市など阪神間のユネスコ協会合同事業として講演会や文化施設の見学会等を実施するとともに、近畿ブロックユネスコ活動研究会や日本ユネスコ運動全国大会にも参加している。
これらの功績により、昭和45年(1970年)に西宮市教育功労者表彰を受賞し、昭和60年(1985年)には市制60周年記念感謝状を受けた。
ユネスコ憲章の理念のもと各種事業を継続的に展開
~西宮市の教育・科学・文化の振興に貢献~
昭和37年に設立以来50年の永きにわたり、ユネスコ憲章の理念のもと国際理解講座やユネスコ世界児童画展等地域に根ざした各種事業を継続的に展開し、その事業を通して、本市の教育・科学・文化の振興に貢献されました。
平成24年(2012年)3月 西宮市立市民ギャラリーにて
「第27回ユネスコ世界児童画展」を開催
訪れた紹興市友好訪問団の目を楽しませた
平成24年(2012年)5月
西宮市役所東館にて
通常総会において、「絵本オペラ」を鑑賞
国際協力を進め世界平和の実現を目指して取り組む
~西宮市の国際貢献に大きく寄与~
人間の尊厳を重視し、国境を越えた文化の相互理解を深める活動や識字教育活動の援助など、国際協力を進め世界平和の実現を目指す取り組みにより、本市の国際貢献に大きく寄与されました。
平成20年(2008年)1月 兵庫県立芸術文化センターにて
「創立45周年記念チャリティコンサート」を開催
平成23年(2011年)9月
西宮市立夙川公民館にて
「第39回ユネスコチャリティバザー」を開催
平成24年(2012年)9月 阪急西宮北口駅通路デッキにて
「東日本大震災子ども教育支援募金」の街頭募金活動