平成24年度 西宮市民文化賞受賞者紹介(津曲 孝さん)
更新日:2014年2月12日
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津曲 孝 (つまがり たかし)さん
製菓技術者 前 西宮洋菓子園遊会実行委員会副実行委員長
津曲 孝さん プロフィール
昭和42年(1967年)にヒサモト洋菓子に入社し、日々菓子職人としての修業に励んだ。昭和47年(1972年)に株式会社エーデルワイスに入社後、さらに精進し数々のコンテストで優勝を重ねた。昭和55年(1980年)には同社の取締役製造本部長を務めるとともに、株式会社アンテノール代表取締役社長にも就任し、精力的な商品開発を行った。
昭和62年(1987年)に甲陽園で独立開業し、ケーキハウス・ツマガリを開店。素材の品質に徹底的にこだわり、消費者に喜ばれる商品づくりを展開し、現在では「甲陽園のツマガリ」として市の内外を問わず支持されている。
さらに、繊細な工芸技法を確立させて「工芸菓子 姫路城」(実物の50分の1)を1年かけて制作し、平成20年(2008年)に兵庫県で開催された第25回全国菓子大博覧会(通称:姫路菓子博)に出品。その作品は、博覧会のシンボル的存在感を示した。
今もなお製菓技術者として日夜研鑽し、卓越した技能で全国から愛される洋菓子や繊細な工芸菓子の制作に情熱を持って取り組んでいる。
また、平成12年(2000年)から始まった西宮洋菓子園遊会において、開始当初より11年間、実行委員会副実行委員長を務め、「ケーキ工房のあるまち西宮」のブランド化を牽引し、本市の産業振興と西宮の知名度の向上に大きく寄与した。
平成16年(2004年)から兵庫県洋菓子協会の副会長に就任し、洋菓子業界の発展に努めるとともに、技術講習会の講師やコンテストの審査員を通して、後進の指導育成にも尽力している。
これらの功績により、平成18年(2006年)に兵庫県技能顕功賞並びに西宮市技能功労栄誉賞を受賞。平成23年(2011年)には厚生労働大臣より、その道で第一人者と目される技能者を表彰する「卓越した技能者の表彰(通称:現代の名工)」を受賞した。
製菓技術者として日夜研鑽
~卓越した技能で全国から愛される洋菓子や繊細な工芸菓子を制作~
製菓技術者として日夜研鑽し、卓越した技能で全国から愛される洋菓子や繊細な工芸菓子の制作に情熱を持って取り組まれる一方、技術講習会等を通じて後進の指導育成に尽力されました。
「ケーキハウス ツマガリ」の工房にて
ウエディングケーキの制作
平成20年(2008年)4月 第25回全国菓子大博覧会会場にて
「工芸菓子 姫路城」を見つめる津曲さん
「ケーキ工房のあるまち西宮」のブランド化を牽引
~西宮市の産業振興と西宮の知名度の向上に大きく寄与~
西宮洋菓子園遊会実行委員会副実行委員長として、当初から開催運営に力を注がれ、「ケーキ工房のあるまち西宮」のブランド化を牽引するとともに、本市の産業振興と西宮の知名度の向上に大きく寄与されました。
平成18年(2006年)10月
ノボテル甲子園にて
「第7回 西宮洋菓子園遊会」より
「西宮神社開門神事福男選び」の
白熱シーンをマジパンで再現
平成21年(2009年)11月 ノボテル甲子園にて
「第10回 西宮洋菓子園遊会」で挨拶