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西宮市幼児教育・保育ビジョン

更新日:2023年5月24日

ページ番号:16530975

西宮市幼児教育・保育ビジョン

西宮市幼児教育・保育ビジョンは以下のファイルをダウンロードしてご覧ください。

策定の趣旨

 「西宮市幼児教育・保育ビジョン」は、保育需要の高まりに伴う新たな事業者の参入や、幼児教育・保育の無償化による保育への関心の高まり等を受け、幼稚園・保育所・認定こども園などの施設種別や、公立・私立などの設置主体にかかわらず、西宮市で行われる幼児教育・保育で大切にしたいことを共有し、質の高い幼児教育・保育を実現していくための方向性を、分かりやすい言葉で保育者や保護者等に示すことを目的に、令和4年3月に策定したものです。

幼児教育・保育ビジョンの内容

このビジョンは、それぞれの施設の理念・特色を尊重しつつ、西宮市内で質の高い幼児教育・保育を実現していくうえで、大切にしたいことを共有するためにまとめたものです。

幼児教育・保育ビジョンが目指すもの

子ども一人ひとりが大切にされ、子どもの主体性や本来の力を十分発揮できるよう、「遊び」「親子関係」を大切にする「子ども中心の幼児教育・保育」の実現を目指します。
 

「みつけて・ためして、とことん遊ぼう」

主体的な「遊び」を通して、目標に向かって頑張る力、人とうまく関わる力など、生涯を通じて生きる力の基礎となる「根っこ」としての内面の力を身につける。
 
1 とことん遊べる環境をつくる
 (1)安心できる守られた環境
 (2)子どもに寄り添った環境
2 「遊び」を見守り・支える
 

「ゆっくり・じっくり、親子になろう」

 親が自分を受け入れ、認めてくれることで子どもは自己肯定感・自尊感情を育める。はじめから完成された親子関係んどはなく、ゆっくりと親子関係を築き、じっくりと子どもと向き合っていくことを大切に考える。
 
1 親子と向き合う
2 子どもの成長を保護者と共に喜び合う
3 親子と共に育つ
 

ビジョンの実現に向けて

市と各施設・関係団体が緊密に連携・協力し合いながら、安心して幼児教育・保育が受けられる環境を整えるよう、共に進めていく。
 
1 保育者が学び続け、成長していける場の提供
2 施設の枠を超えた保育者相互の高め合い
3 乳幼児期だけでなく、就学以降も意識したサポート
4 保護者支援と地域に根差した取り組みの推進
 

策定の経過

ワーキングチームの開催(令和元年10月~令和3年10月)

 ビジョンの策定にあたっては、学識経験者や、幼児教育・保育に携わる公立・私立幼稚園と保育所の代表者による「西宮市幼児教育・保育ビジョン策定ワーキングチーム」を令和元年10月に立ち上げ、検討と協議を行いました。

ワークショップの開催(令和元年12月)

 令和元年12月2日に、ワークショップ「エピソードをもって西宮の子供の育ちを語ろう ~遊びって何?~」を開催し、公私の幼稚園・保育所・小規模・発達支援等の教諭・保育士等67名が参加して基調講演やグループワークを実施しました。
 グループワークで得た意見等は、ワーキングチームに報告し、ビジョン策定の参考としました。

子ども・子育て会議での審議

市長の附属機関である「西宮市子ども・子育て会議」(令和2年度第31回、令和3年度第33回)にて、ビジョンの概要や素案について、報告・説明を行い、意見をいただきました。

パブリックコメントの実施(令和4年1月4日~2月3日)

令和4年1月4日から2月3日まで、素案に対するパブリックコメントを実施し、8名から24件の意見提出がありました。

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