特別展示「御台場築造―西宮・今津の砲台―」を郷土資料館で開催中
更新日:2022年8月1日
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実施日:2022年7月27日
郷土資料館(川添町15番26号)で、「西宮砲台」が国の史跡に指定されてから令和4年で100年を迎えたことを記念した特別展示「御台場築造―西宮・今津の砲台―」が8月28日まで開催されています。
幕末、外国船の脅威に対処するため、幕府や諸藩は日本の各沿岸部に海岸防備のための軍事施設である「台場(砲台)」を築造しました。京への入口である大阪湾の沿岸部に位置する西宮には、幕府によって「西宮砲台」と「今津砲台」が築かれました。
西宮と今津の両砲台の設計は、19世紀のヨーロッパで実用されていた「マルテロ・タワー」という海防施設をモデルとしており、全国に1,000基以上あったとされる台場の中で4基(西宮、今津、和田岬、湊川崎)のみにみられた珍しいものです。現存するものは西宮砲台と和田岬砲台のみで、両砲台とも大正時代に国の史跡に指定されました。
本展示では、西宮台場と今津台場について、築造当時の古文書を中心に紹介するとともに、国史跡「西宮砲台」の保存と活用についても紹介しています。
会期:2022年8月28日(日曜)まで ※月曜日は休館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:無料
交通:阪神電車「香櫨園」駅徒歩6分、JR「さくら夙川」駅徒歩14分、阪急電車「夙川」駅徒歩17分
お問い合わせ:西宮市郷土資料館(0798-33-1298)
※郷土資料館は展示替えのため8月30日から9月2日まで臨時休館
お問い合わせ先
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