『四条派への道 呉春を中心として』を大谷記念美術館で開催中
更新日:2019年5月8日
ページ番号:69121738
実施日:2019年4月17日
大谷記念美術館で4月6日から開催中の『四条派への道 呉春を中心として』では、呉春の画業から四条派へとつながる道筋を辿っていただける内容となっています。
「四条派」は呉春を祖とし、呉春やその門弟たちが京都四条通り周辺に居住していたことから名づけられた画派の名称で、美しい花鳥図や四季折々の穏やかな風景、日常に即した風物の作品があります。
呉春は幅広い画技を持っていました。与謝蕪村に学び、模倣することで始まったその画業が、摂津国池田に居住して独自に発展を遂げた後に京都に戻り、円山応挙の影響のもと、新たな境地に達する変遷を辿っています。
展覧会ではその他、呉春が活躍した同時期の円山応挙の弟子たちの作品を取り上げ、呉春との違いを展示しています。さらに呉春の三人の弟子たちにより四条派が発展していく兆しと、大阪で活躍した絵師を紹介し、四条派が京都だけでとどまらなかった四条派の影響の広がりを紹介しています。
市内在住の女性は「墨で描かれた作品を見て、懐かしさを感じた。自然の描写など素晴らしかった」と話されていました。
会期は5月12日(日曜日)まで。詳細は西宮市大谷記念美術館まで(西宮市大谷記念美術館オームページ(外部サイト))
会期:~2019年5月12日(日曜日)※水曜日は休館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般800円、高大生600円、小中生400円
交通:阪神電車「香櫨園」駅南西徒歩6分、JR「さくら夙川」駅南西徒歩15分、阪急電車「夙川」駅南西徒歩18分
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