日本女性写真家の先駆者の歩みを辿る。『山沢栄子 私の現代』を大谷記念美術館で開催中
更新日:2019年6月18日
ページ番号:21848002
実施日:2019年6月17日
5月25日から大谷記念美術館で『山沢栄子 私の現代』が7月28日まで開催中です。
山沢栄子は、1899年に大阪で生まれ、1920年代のアメリカで写真を学び、1930年代から半世紀以上にわたり、日本における女性写真家の先駆者として活躍しました。
生誕120年を記念した本展では、1970-80年代に手がけたカラーとモノクロによる抽象写真シリーズ<What I am doing>を中心に、抽象表現の原点を示す1960年代の写真集、戦前の活動を伝えるポートレートや関連資料など約140点を展示し、日本写真の流れとは異なる地平で創作を続けた芸術家の歩みを辿っていただける内容となっています。
展覧会について担当学芸員は、「日本の女性写真家のパイオニア、山沢栄子の生誕120年を記念して企画しました。山沢さんが探求した写真芸術の道のりを知っていただくと同時に、あざやかな色と形の作品世界を楽しんでいただければと思います」と話していました。
会期は7月28日(日曜日)まで。詳細は西宮市大谷記念美術館まで(西宮市大谷記念美術館ホームページ(外部サイト))
会期:~2019年7月28日(日曜日)※水曜日は休館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般800円、高大生600円、小中生400円
交通:阪神電車「香櫨園」駅南西徒歩6分、JR「さくら夙川」駅南西徒歩15分、阪急電車「夙川」駅南西徒歩18分
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