【消防局】「高齢者福祉施設向け救急ガイドブック」の配布
更新日:2021年5月18日
ページ番号:34979508
~高齢者福祉施設と救急隊との連携強化を図ります~
1 概要
西宮市消防局は高齢者福祉施設向けに、施設内での救急事故等の予防に関する留意点や救急要請時のポイントなどをまとめた「高齢者福祉施設向け救急ガイドブック」を作製し、今年度市内の高齢者福祉施設157施設に配布しています。
2 目的
救急需要は年々増大しており、平成30年中の西宮市の救急搬送件数は過去最高を記録(24,723件)しています。全搬送者のうち、65歳以上の高齢者が占める割合も57.6%となっています。高齢者福祉施設内での感染症や転倒事故等など、普段から注意することで防ぐことのできるものがあり、施設内での留意点等などを積極的に広報することで、救急事故の未然予防を図ります。また、緊急時における連絡先やかかりつけ医、既往症など、救急隊への情報提供事項などについては、ガイドブックに掲載している「救急対応シート」にまとめていただき、救急要請時に救急隊に示していただくことで、救急搬送時間の短縮化を図ります。
3 ガイドブックの内容
「高齢者福祉施設向け救急ガイドブック」を参照してください。
高齢者福祉施設向け救急ガイドブック(PDF:7,830KB)
4 配布・周知方法
- 救急要請の多い高齢者福祉施設等には、救急隊が直接施設を訪問して説明配布。高齢者福祉施設職員等と直接対話することで相互理解を深め、連携強化を図ります。
- 救急要請実績のない又は少ない施設には郵送配布
- 居宅介護サービス事業者が集まる集会で、説明を実施
- 西宮市のホームページに掲載。「救急対応シート」についても、各施設で活用できるようエクセルデータを公開
5 備考
西宮市消防局では、高齢化に伴う救急需要の増大に対し、救急業務を安定的かつ持続的に提供するため、地域包括ケアシステムに係る関係機関との連携強化を図っており、今回の高齢者福祉施設向け救急ガイドブック配布も、こうした連携強化の一環として行っています。
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