平成30年7月11日 市長定例会見
更新日:2018年8月9日
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発表項目
1.災害について
2.自動車事故マップについて
3.緑のカーテンコンテストについて
4.花火禁止重点区域の指定について
5.市政ニュース新年号の写真・絵画募集について
6.その他
(1)総合計画説明会の開催について
(2)日本人ブラジル移住110周年記念事業について
会見録
ちょうど3ヶ月をまわりまして、初めての議会も経験をさせて頂きました。大変教訓の多い、そして色んなご意見が聞ける議会であったと思います。まだまだ水に慣れたとかやりたいことが出来るようになったということになったところとは相当遠いようなことは自覚はしておりますけれども、様々な仕事のやり方というのも大変見えてきたところであろうと思います。
現実として厳しいことも正直ございましたが、それも含めて、後で振り返ればこの時にした経験が市政全体にとって、そして市民にとってもよかったと思ってもらえるようにまず頑張りたいと思っております。その中で、今日は6点、定例会見の中でご報告をいたします。
1.災害について
まずは、ちょうど立て続けにですね議会に入ってから、2つ大きな災害がございました。結果として西宮市に大きな人的被害というところまではなかった訳でありますけれども、現実的にはかなりの実質的な被災地のような形になりましたので、まず言及をさせていただきます。
6月18日7時58分に発生いたしました本市で震度5弱を記録しました大阪北部を震源とする地震における本市の対応についてであります。まず、被害状況から申し上げると軽傷者6名、停電350世帯、上下水道の一部で濁り水が発生をしているというようなところでございます。罹災証明の発行につきましては、約40件、全て一部損壊ということであります。市の対応は7時58分、地震発生直後にJアラートからの情報を受け市内全域の防災スピーカーで自動で緊急地震速報を、続いて地震への注意を繰り返し3回放送しました。ほぼ同時に緊急速報メール西宮防災ネット、さくらFMなど複数の方法によって、市民への伝達を行いました。ちなみに私自身は、この数分前に、市長室にちょうど入っておりまして、正確に言うと、市長室事務部屋に田中課長と一緒にいまして、机の下に隠れたというところでございます。その数分後に危機管理官もきました。
即座に防災指令1号の自動発令ということで700人体制をとり、9時時点での要員参集率は、72.4%ということでございました。すぐに8時半に第1回災害対策本部を開き、火災発生がないことなどを含めて8時半時点での被害状況の確認をして、本部長である私が各災対局に対して、市内全域の巡回点検、被害状況の把握、情報収集などの対応を指示したところであります。
そして、11時40分には第2回の災害本部会議を開催し、人的被害、物的被害が少ないことを確認したので、12時に体制を災害警戒指令に縮小して、当日16時の警戒指令解除まで引き続き対応を行いました。ただ、余震が熊本のときなどもありましたので、それから3日間連絡員待機体制をとりまして、繰り返しの地震に備えたところであります。
鉄道がかなり止まりましたので、フレンテホールを開放してJR西宮駅で発生した帰宅困難者に対する休憩所としての対策をさせていただいたりしました。また、西宮市の状況が一段落した段階で、国や外郭団体、県からの要請を受けて被害の大きかった自治体に対して、応急給水や被害建築物応急危険度判定などの業務に職員を派遣するなどいたしました。
ブロック塀の話についてもそうですし、人的、物的、大きな被害がなかったとはいいますが、補正予算に出させていただき、この点はご承認いただきましたけれども、既存不適格の部分が百数十か所出てきて、そして夏休み中に対応しようというようなことで、やることとなったように今後、これで終わりということではなくて、していかなければならない対応があるということが見えましたので今後引き続き対応していきます。
続いて、平成30年7月豪雨における対応でございますが、7月5日の午前3時35分に大雨警報が本市に発表されました。そして午前9時災害警戒本部を設置、そして本市としては午前9時45分から災害対策本部体制に移行して、水防指令第1号体制で対応を進めました。これも私が本部長でした。このあたりの具体的なことは別でまた報告があろうと思いますので、ちょっとここは割愛いたしますが、降り始めから4日間の総雨量で西宮のアメダスでは、451.5ミリということですが、船坂の雨量計では637ミリというですね、かつての最大の豪雨は平成26年8月の船坂で連続雨量504ミリということでありますから、それを2割以上超えるすごい雨でありますけれども、時間雨量が最大で43ミリで留まったということもあってですね、本市では結果として大きな被害まで至らなかったということであります。
一方で軽傷者2名と有馬川の護岸浸食など物的被害もいくつかございます。それから今回、多数通行止めも出まして色んな形での課題も出てきたところでありますが、まだ日がそう経っていないところもありまして、これも何もなくておしまいということではなくて、課題も見えてきましたので、これについて先ほどの地震の対応と含めて、しっかりとやっていきたいということでございます。
市民の皆さまにも、お願いしたいことは多くございますが、一番大きなことはやはりこの際に生活物資の備蓄の徹底とそれから情報をとっていただくということ。特に家庭での備蓄ですね。特に北部の場合は通行止めが長引き、そうなったときに食べ物がないということで物資の輸送が滞ることもありますので、この点については強くお願いをしたいと思っているところでございます。
2.自動車事故マップについて
では、2点に移りたいと思います。自転車事故マップについてでございますが、今すでにホームページに公開しているものでありますけれども、昨年度に作成した自転車事故マップに続いて新たに自動車事故マップを作成をいたしました。全41小学校区ごとに作成をいたしたということでございます。ちなみに本市における交通事故は、人身事故、負傷者数ともに幸いなことに減少傾向にありますが、市内の人身事故件数は1,709件、平成29年で、というようなことで依然厳しい状況が続いているという中で、こうしたマップを作成してですね市民の皆さんに積極的に啓発をしていくということでございます。
昨年度の自転車マップに関しましては、事故の傾向やどこの場所で具体的に危険かというようなことが分かったということで、評価がございましたので、今回の自動車のことも合わせて参考にしていただいて、そして自動車事故対策の一環できればということでございます。
【質疑】
当局:1、2について質問等がありましたらお願いします。
記者:災害の対応なんですが、9時45分に避難勧告を出した段階で、10か所未満の避難開設状況だったんじゃないかと認識しておりまして、より早く避難所を開設する必要があったのではないかという観点で質問をしたいんですが、その点は課題というか見えてきたものについてどういうお考えがあるでしょうか。
市長:先ほど申し上げたように、今特に豪雨に関しては先ほど申し上げた以上のことは咀嚼の観点の中で申し上げられないんですけれども、この10か所がどうだったかとか開設が遅かったのではないかとかいう指摘が具体的にどうあったのかということを含めて対策をしていく必要があるかを含めてやっていくということじゃないかとないでしょうか。そういう指摘があった?
記者:私が思っているだけで。勧告を出した段階でいきなり土砂災害警戒区域について出たので、ちょっと雨の量が非常に多かったということなんですが、勧告が出た時点で避難所が開設できていないと逃げようがないなということを思ったので、その辺が課題としてあるのであればそういった観点で記事が書けないかと。
市長:記者としてそういう風な課題をどうかと思われたということですね。所管にもまた伝えます。確かにすぐ開ける体制をね。特に夜中とかどうなんだというのは確かにそうなんですよね。ご指摘ありがとうございます。
記者:避難勧告を出すタイミングというのは一定の庁内で手続きがあると思うんですが、私、別の所にいたときに自衛隊のOBの方がいて判断が早かったときがあったんですよ。まさか冠水しないだろうと思った時に、早めにこれもうちょっと危ないと。それで早めに危険情報を出した所、案の定、大冠水になったという事例があったんです。
市長:それはどこの市ですか。
記者:下関です。何でそんなに早く危険情報を出したんですかと聞いたらそういう話だったんです。ここは別に雇う必要があるかどうかは別として、伊丹市に自衛隊さんがいますし、そういった方々と密な連携を通じて、独自の勧告じゃないにしても危険ですよという情報を伝えるのは一定可能なのかなと。
市長:ちょっとそこは記者会見の場ですから正確を期す話ですので、まず感覚的なことだけで申し上げますけれども、基本的に気象台ないしの勧告に沿うということがあるんでしょうけれども、ただそれが必ずしも完全でない際に、それを上回るだけの情報とそういう体制が、今言われた下関の話、実際初めて聞いた話ですけれども、合理的にできる話ならば。ただ本市の体制がどうかというとそれはまた別の話ですけれども、必要ならば会見開きますし、今の理解では、気象庁等の勧告に沿ってやったということです。ですから頭もお尻もそれに沿ってやりました。
記者:地形の問題もありますし、エリアの土砂災害警戒区域の問題もありますし、今後もしそういうものを作られるのであれば言っていただければと思いますので、こういった話はニュース性がありますので。
市長:そのことは、聞いていい話のように思うけれど、一方で市の認識が、県と違うことがいいことなのかどうなのか、といったことかということはどう乗り越えているんでしょうね。
記者:もうそれは、市の判断ということで。市民を守るのは市だという判断で。
市長:勿論そうだけれども。なるほど。それも含めてありがとうございます。
記者:この前の地震についてなんですけれど、ブロック塀の対応で名古屋市などでは違法性に関わらず撤去するということで、特異な取組みをしているんですが、西宮市でも今回の撤去にからんで、水面下でもし動き出そうとしている取組みなど、何か考えていることはあるでしょうか。
市長:まず、今回出した予算は公立学校と公立の保育園というようなことで、それも全部が全部というのではなく、例えば具体的にヒビが入っている、さらに通学路に面しているなど仕分けをしたんですね。それで、夏休みの間にやっておくべきだと。危険性があるというものに対して全部出したと。ただ中央体育館などはまだですし。それから、方針をどう固めるかというのは、庁内でも、国県でも議論が分かれているところですが、通学路にある私有地の扱いをどうするかということですよね。その意味で、今回補正で出させていただいた分は、当然やらなきゃいけないことだけれども、これをもって全部完了ということではないといっているのはその意味です。
水面下の話は水面下ですから今言えません。ただ、どういうところで線を引くかということは議論はあります。後は、結局これだけ大きな話で国がどう出てくるかという話ですけれども、先にやってしまうと後で国が補助金出したときにもらえないんじゃないかといったんですね財政当局は。しかし、そこはまず災害時の場合は制度が後でも、遡及する例もあるから期待しようということと、それを待って結局夏休み中に出来ませんでしたというのは本末転倒だろうというようなことで先にいったということです。
記者:今日の神戸新聞でもあったんですけれども、大雨とか地震で、小学校とか幼稚園は休校になったんですけれども、保育所に関しては私自身も子どもを保育所に預けて大雨の中来たんですけれども、保育所をどの段階で休みにするとか災害のマニュアルの見直しとかそういうものはお考えですか。
市長:見直しをするかどうかも含めて検証しようということは私としては思っていますし、投げかけたところです。雨のときは、ある程度一定の基準がありますが、ただ西宮の場合は市域が広くて、全校一斉とかという判断が山口から高須までありますから、勿論地域で分けてというのもあるんですが。例えばご承知かと思いますが、いわゆる地震計もオフィシャルなものが西宮は、確か、浜脇と平木と塩瀬に3つあるんですよ。浜脇、平木は震度5弱だったんですけど、塩瀬は震度4だったんですよ。そうなると、市全部というよりは、まずその時点で分かれますよね。
それから保育園幼稚園に関しては、勿論こども園ということで国は一つにという概念で思ってはいるけれども、そこにそもそもの立てつけの概念が変わってきていて、保育園になるとそれが働くお母さんに直結すると、幼稚園となるとまた違う立ち位置でということで本市は、対応が分かれたという理解をしています。ちなみに、うちの子は幼稚園だけれども預り保育のところだけはやっていたから、なるほどと。
記者:それは安全の面での兼ね合いについては、難しいところもあると思うんですけれども。
市長:今回の対応が分かれたところの分かれ方については、従来はそういう考えだったということでそれに踏襲したと。私自身その段階での違和感は感じなかったので、是としたということです。
記者:今の話は、未就学の預かり施設の避難のマニュアルについて検証も含めて考えていきたいということですか。
市長:全体の話としてです。勿論見直す必要がないというということもあるかも知れないし。いろいろ話をする項目だよねということで、即座に変わるとか見直すとかということではなく。ただ、課題意識として先ほどの下関の例は、ああそうだよねという話で、こちらの話は局長と話していく項目として現在進行形の話でありますよねという意味です。
3.緑のカーテンコンテストについて
当局:続いて緑のカーテンコンテストについてです。
市長:平成25年から節電の取組みとして、緑のカーテンの普及に努めてコンテストをしておりますが、今年もやらせていただくというお知らせでございます。これも重ねていうまでもないと思いますが、市役所の正面でもしておりますが、あれはゴーヤですか。
当局:ゴーヤと琉球あさがおなどです。
市長:というような形で、皆さんも見ていただいているかと思いますが、大変遮光性であるとか、放射熱を小さくしたり、結果として涼しくして節電にもつながるというようなことで、今年も緑のカーテンを設置して、戸建て部門、集合住宅部門、学校部門、事業所部門というようなことで募集をさせていただきます。それにあたりまして、緑のカーテンの種のおすそ分けということもやらしていただきます。募集機関は、6月25日から9月14日までということでありますので、是非募集に応募いただくということ以上に緑のカーテンを市民の皆さん方に積極的に取り組んでくださいということであります。
(質疑なし)
4.花火禁止重点区域の指定について
市長:次は、花火禁止重点区域の指定についてということであります。快適な市民生活の確保に関する条例の改正により、7月1日より海岸部の公園が花火禁止重点区域に指定をさせていただくということです。そして、迷惑花火が、終日禁止ということであります。
具体的な区域としては甲子園浜、香櫨園浜、御前浜、西宮浜総合運動公園というようなことでありますけれども。迷惑花火というのは、打ち上げ花火とかねずみ花火とかそのようなことであろうと思いますが、これまでも午後10時から翌朝の6時まで禁止をしておりましたけれども、これからは騒音であるとか花火のゴミの散乱であるとかというものもあるものですから、条例の改正ということで7月1日から、既に過ぎておりますけれども、これに関して花火禁止をさせていただくということであります。市政ニュースでの告知と市のホームページでのお知らせ、啓発看板を現地に立てること、啓発ポスターを各所に貼ること、夏休み期間中は、毎日午後7時半から翌朝午前3時半まで、警備員の方による巡回を行うというようなことであります。
(質疑なし)
5.市政ニュース新年号の写真・絵画募集について
市長:市政ニュース新年号の写真、絵画募集ということで、これも例年、平成27年新年号より、市民の方の作品を募集しているというようなことでありますが、来年の1月1日号の分です(前回、前々回分の作品を見せる)。絵画、写真を表紙にするので、募集をするというようなことであります。11月15日〆切というようなことで、たくさんの方に応募いただきたいですということでございます。
当局:是非たくさんの応募をいただければと。
市長:皆さんも、カメラマンとして応募としてもらえれば。
(質疑なし)
市政ニュース新年号の写真、絵画募集資料(PDF:6,881KB)
6(1)総合計画説明会の開催について
市長:総合計画説明会の開催ということで、現在総合計画の策定中でございます。来年度からの第5次西宮市総合計画についての説明会を市内の9か所で行うこということでございます。これにつきましては、私もまいりまして、そして冒頭に発言をさせていただこうと思っております。これにつきましては、これから10年間のことでありますが、私としましては、市民の前に出ていくということで、これがちょうどきましたものですから、趣旨は総合計画のということでございますが、市民の前に出ていくという機会でございますので、いい機会だと思いまして、皆さん方と合わせて触れ合う機会にもなればと思います。
【質疑】
記者:これは、前市長のときもされていて、石井市長に代わってから特別市長が出られるようになったという訳ではないんですよね。
当局:特別ではないですが、今回総合計画の説明と市長就任後ということで、市民と触れ合ういい機会とさせてもらいたいというところです。
記者:市民の方に出向かれて市民の方と話されるというのは、結構されているんでしょうか。
市長:市のセッティングによるものは初めてです。ただ、勿論、選挙の公約にそれよりもそもそも話を聞いてみたいということは書いていまして、それ自身のセットは当然いるなと思っているんですけれども、ただ、これがちょうどある中でですね、それとこれを切り分けてということよりは、今これがちょうどまわってきたので、まずはこれに出ようということじゃないでしょうか。
記者:第4次総合計画の時は、参加者などの状況はどういう感じだったのでしょうか。データはありますか。
当局:また後ほど所管の方から連絡させていただきます。
記者:今回、全部参加されるのですか。
市長:全部行きますよ。行きますけれども、セットが1時間で、5次総の説明ですから、私が話をするのは冒頭のあいさつでそこにいて一緒に聞いて、それからあと意見とかがあれば一緒に聞いてというようなことですけど。それに対して何か返すという会でもないですし、今の計画案を市長はおりますが、説明は政策局がすると事務方がすると、そういうような会でございます。説明会ですから。
6(2)日本人ブラジル移住110周年記念事業について
市長:7月17日から1週間ですね向こうは4日ほどですけれども、移民の110年ということでブラジルに行ってまいります。金沢副知事と姫路副市長さん、加古川市長さんと私とで、サンパウロやクリチーバで式典がある中で、姉妹提携都市もございますので、招待があった中で、この機会で私が行かせていただこうということで行ってまいります。議会にもご理解をいただいてということでございます。あわせて物産展も行われるそうなので産業文化局の職員が実際に日本酒担いでいくのは誰だか分かりませんけれども、そういう物産展に私も行ってまいります。今の段階では、姉妹都市のロンドリーナ市を表敬して、市長とお会いさせていだけるというようなことになってもおります。私もはじめてなんで、どういうような役割を果たせるかですけれども、まずは市長が行くというようなことが一つの役割なんだろうという。2回も長い飛行機を乗りますが。行ってまいります。私の方からは以上です。
【質疑】
当局:これまでの件も含めまして何かございましたら。
記者:豪雨の関係なんですけれども何か支援するなどの話が出ているものとかはありますでしょうか。
市長:水面下の話でもあるんですが、例えばまず基本的な立てつけとして、西宮市がどこに行きますというようなことではないようなんですね。つまり、保健所だったら、県ないし厚生労働省から依頼がある。勿論どこかに積極的に中核市だったら呉とか倉敷とか中核市市長会でもお会いしたし、いま倉敷の伊藤さんて中核市市長会の会長さんだから、それなら中核市がこぞって行かないといけないかなと思ったんだけれども、そうなると適切な配分が、というようなことがあるようなので、消防局も保健所も場合によったら水道局も、あと災害の内容によっては土木とかも、心の準備はしておるんですけれども、それで神戸なんかはもう行ったって今日新聞に出ていたんですけれども、それで、保健所は行きますとなっていたんですけれども、それは厚生労働省の仕切りで他でまわりましたというのがあったので、今はスタンバッているけれどもまだということです。
ただ、あわせてですねこれ勿論言われたとおり消防局長なんかはすぐ行きますとおっしゃっていただいて、決まったら連絡いただくということなんですけれども、ただ、一方でこちらもある意味被災地なんですよね。さっき、危機管理局も3泊4日ここでした人もいたりとかして、ずっとで電話対応で、ある意味疲弊している人たちもいるので、そこは例えば尼崎なんかは全然警戒体制が違ったり、山もなかったので、ここは頑張りたいはやりたいもあるという一方で、無理はせず、基本的には国ないし県のオペレーションに任せ、そして問われれば勿論進んでまいるというようなところではありますけれども、今現時点ではそういう状況です。
記者:個別のお知り合い関係で、市長さんとかあまりすぐさま交流があるとは思えないんですが何かこういうのをしてほしいとか支援の呼びかけがあったとかは?
市長:個別のお知り合いとかはゼロではないですけれども。それはやっぱり全体の仕切りで。例えば私の支援者なんかは、倉敷で知っている子がいるまちだから倉敷に送ってくれというようなメールがきて、それは気持ちとしては分かりますけれども、それは組織全体でやる話なのかというころでもありますし。この支援の話は毎日話しています。
記者:関連した話なんですが、自治体によっては災害時の事前協定を実際に結んでいるような、西宮はそういったところは。
市長:私の聞いたところでは、確か呉か倉敷が、中核市同市ということで尼崎市と、というのはあったようです。ただ、詳しくは防災危機管理局に聞いていただきたいですけれども。西宮の中核市のお相手が、今回は傷が薄いところだったらしくて、今回はオペレーションははまってないらしいです。
例えば、梼原町がもしなったら、そういうようなオペレーションというのはダイレクトにはありでしょうと。ただ、今回呉とか、愛媛県の宇和島だとかそういうダイレクトなパイプでっというような話は今のところないです。そこは、代わりに尼崎市が呉か倉敷にという、詳しくは防災危機管理局に聞いてもらえればというとあれですが、中核市会で1班、2班とかで分かれているようです。それで、第3グループが呉か倉敷かで、ということらしいです。西宮は第4グループで、というオペレーションのようです。
それで、今度このあたりで災害があったときに、西宮と尼崎が同じグループだったら、それは来てもらえないじゃないですか。だから、西宮と尼崎でそういった意味で便宜的に分かれていて、それで、尼崎は西宮のように山がない中で、というのもあって行ったと。今回、もし尼崎市が行ったのに西宮市は行ってないって書かれたらちょっと泣いちゃうよね。それはないでしょうということじゃないでしょうか。
もし、グループが呉と一緒だってなってたら、ちょっと無理してどっか行ってくださいというのはあったかもしれない。
記者:それは中核市市長会でまた足りない部分が、といったことが来た場合はまたオファーがあったりするかも知れない?
市長:それは分からないですけれども。今、市長会の会長市がああなってしまてるからね。そこはただ逆にどうだろう。泉さんも別の意味での新参だし、私も別の意味での新参だから。そこで稲村さんから、稲村さんか岩見さんか分からないけれども、そういうオファーがあったらということですけれども、ちょっとすみません。そこまではまだです。
記者:市長は泊まられたんですよね。
市長:私、泊まりましたよ。毎日じゃないですれども。実際、朝までいたの1日目です。ただ、他の日も夜遅くまでいて、朝またいてという感じでした。物理的で寝たのは1日目です。
記者:ブラジルの話なんですけれども、17日からいつまで行かれるんですか?4日間?
市長:24日までです。4日といったのはホテルで寝る日をカウントしたのが4日間ということです。だから4泊8日。
記者:これは民間の方を連れていったりはないんですか。
当局:それはないですね。物産展の方には西宮の酒造メーカーの方も行かれるんで。一緒にいくということでないですが、向こうでそういった行動の方は起こしてもらいます。
記者:ブラジルも人口が多いですから、マーケットも広いかと思いますが。
市長:見当つかないですね。そういった意味では可能性はありますよね。
当局:日本酒は結構向こうでは人気らしいので。
記者:補正予算なんですけれども、今後の流れはどうなっていくんでしょうか。
市長:一昨日のあとにもお話したように、議論にならなかったもので早く対応しないと市民生活に影響のあるような中で、議会のご理解をいただくことをしなきゃいけませんので。もうちょっとしたら対応の全容が見えてくると思いますけれども。
記者:今日、明日中などは。
市長:近い未来です。いずれにせよ市民生活に最小限の影響と。他の議論になった議案とそこは切り分けてといった感じじゃないでしょうかね。
記者:補正予算の中身でいうと、アドバイザー、酒ぐらツーリズム、放課後と、あれを省いたものは同意すると、その3つを省けばすっといくのかなと思ったりするんですけれども。
市長:ちょっと今のアドバイスを受けて、というところでしょうか。こういう話はいろいろな角度で聞いていただくというのもよく分かります。お立場上そうだと思うんですが。ただこういう話は、やはりこのあたりも信義の話ですよね。議会さんがいて当局があって、そしてそれが決まったときにはしっかりとお知らせをするという筋の話ですから。そのへんの筋を違えずにやりたいと思いますのでそこはそういうお話にさせていただきたいと思います。そこが今回の教訓ですけれども。
記者:もう一度確認なんですが、近い未来はブラジルから戻ってくる前、後いずれでしょうか。
市長:同じ答えになりますが、市民生活に影響のない中で、そのブラジルのことも含めて、議会とコンセンサスを得てやるということでしょうか。
記者:別の件でなんですが、復興住宅なんですが、一応状況に変わりがないということで理解していて、住んでいらっしゃる方から、石井市長に対し、新たなメッセージがあったということはないでしょうか。
市長:これは順次、裁判の中で裁判長も骨折りいただくようなお気持ちでいらっしゃると風に認識しておりますので、次のポイントというのはそこかなという所で認識しております。
記者:あの後は、会われていないんでしょうか。
市長:あの後は私は会っていないです。
記者:予定もないでしょうか。
市長:今のところありません。
記者:確認なんですが、市側も裁判で条件を提示して、先方も和解協議には入るという流れなんですけれども方針は変わらずそのままいかれるということでしょうか
市長:大きな方針が変わるというようなことはありませんけれども、一つひとつの対応の積み重ねでご理解いただけるようにということでお示しできればと思っています。
記者:退職金の話ですけれども、継続審査ということで9月議会の前の閉会中の委員会とかで議会と平場の議論というのをやっていこうというお考えはありますか。
市長:平場の議論というのは。
記者:議会は、恐らくもう少し理解がほしいというようなスタンスだったのかなと思うのですが。
市長:ただ平場の議論の前に、理解できるような他の材料を提示しろという風にいわれたと思っておりますので、だからその材料の提示に関する準備をしていくということじゃないですかね。
記者:その上でということでしょうか。
市長:はい、ですからそれが9月議会までにあいそろうかどうかも、ちょっと叶わないこともあるかも知れませんし。9月議会に間に合うようにするのが一つ筋だと思いますが。だから宿題をいただいたと思っていますので。
以上
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