【香櫨園小学校】西宮市小中学校アウトリーチ事業「箏曲」
更新日:2024年1月12日
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※この記事は平成30年度に作成したものです。
平成29年(2017年)11月12日、香櫨園小学校5年生の音楽の授業で、アーティスト3人による琴、三味線、尺八の演奏会が開催されました。
この演奏会はアウトリーチ事業の一つで、アーティストが学校を訪問し、子供たちが本物の芸術文化に触れることができる機会を設けて、音楽の楽しさや素晴らしさを体感してもらうことを目的としています。
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はじめに、琴、三味線、尺八による演奏が始まると、子供たちは、力強い音と演奏中の凛とした空気に圧倒された様子で日本の和と伝統を感じる音色に聴き入っていました。
又、普段はなかなか間近で見る機会のない和楽器が、どのように演奏されているのか、それぞれの楽器を演奏する手元の動きをじっと見入っている様子も見られました。
その後、それぞれの楽器の歴史的な成り立ちや音の出し方などの説明があり、子供たちは興味津々な表情で聞いていました。
説明の後は、それぞれの楽器のみを使用した演奏が披露され、中でも尺八の演奏では、指の位置は変えず、首の角度を変えることで音を奏でる様子にとても驚いている様子でした。
【小学生の感想】
子供たちに今日の体験について感想を聞いたところ、
「思っていたより、すごい演奏で感動しました。」
「3種類も和楽器の演奏が聴けて嬉しかった。」
「3つの楽器を聴いて、日本の和を感じることができ、嬉しかった。」
と、貴重な体験が心に残る思い出となった様子でした。
【アウトリーチ事業について】
和楽器を演奏された方にもお話を伺いました。
「アウトリーチ事業を通じ、子供たちにとって生の音に触れるてもらうことがとても重要だと感じています。
和楽器を初めて見たり、演奏を聴く子供たちが多い中、日本に住んでいるのであれば、もっとたくさんの子どもたちに和楽器の演奏を聴いて欲しいと思っています。そして将来、自分でも演奏してみたいなと思ってもらえるきっかけになればと思っています。」
と、アウトリーチ事業の抱負を語ってくださいました。
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