【瓦木小学校】西宮市小中学校アウトリーチ事業「クラシック」
更新日:2024年2月2日
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※この記事は平成29年度に作成したものです。
平成29年(2017年)10月31日、瓦木小学校5年生の音楽の授業で、4人の音楽アーティストによる演奏会が開催されました。
ヴァイオリン2名、ヴィオラ、チェロによる弦楽四重奏です。
この演奏会はアウトリーチ事業の一つで、アーティストが学校を訪問し、子供たちが本物の芸術文化に触れることができる機会を設けて、音楽の楽しさや素晴らしさを体感してもらうことを目的としています。
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最初の曲は、モーツァルト作曲によるアイネ・クライネ・ナハトムジークです。
子供たちは演奏が始まると、リズムに合わせて体を動かしたり、奏者の手元の動きをじっと見たりしながら、音楽を楽しんでいる様子でした。
演奏が終わると楽器紹介がありました。
これらの楽器はどんな木を使って作られているのか、それぞれの楽器の形や音の違いなどを、目の前で実際に音を奏でながら説明してもらいました。
子供たちは、なかなか見る機会のない本物の楽器に興味津々で、アーティストの方の説明や楽器の音に聴き入っていました。
その後もクラシックの名曲が演奏され、子供たちは同じ楽器でも弾き方によって違った音を奏でられることに驚いた様子でした。
質問コーナーでは、子供たちから様々な質問が投げかけられました。
「モーツァルトの曲を弾けるようになったのは何歳ですか?」という質問に対して、
「小学生の時には弾いていました。」との答えがあり、子供たちから「えー!小学校から弾いてたの?すごい!」と驚きの声があがっていました。
子供たちにアーティストの演奏について感想を聞いたところ、
「今までに聴いたことのない、とても迫力があって素敵な音楽でした。」
「様々な楽器の音が重なり合っていて、音色が綺麗でした。」
「すごく良い音楽でした。もう一回聴きたいくらいでした。」
と、子供たちにとって心に残る時間となった様です。
また、音楽の先生にも授業後にお話を伺いました。
「普段はCDやテレビの中でしか聴いたことのない演奏を間近で聴かせてもらい、きっと子供たちの心に残ったんじゃないかなと思っています。これをきっかけに、楽器っていいな、音楽っていいな、と思ってもらえたら嬉しいです。」
と音楽を身近に感じ、興味を持って欲しいという思いを語ってくれました。
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