西宮市立深津中学校
更新日:2024年1月29日
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※この記事は平成30年度に作成したものです。
深津中学校は、昭和58年(1983年)4月に、高木小・瓦木小・瓦木中学校の児童・生徒急増による過密・過大規模化を解消するために、また、西宮市が長年取り組んでいた人権諸課題を発展的に解決するために、深津小学校と同時に開校しました。
平成30年度で36年目となり、近年は各学年3クラスと特別支援学級という小規模な学校で、生徒数は300名前後で推移しています。
生徒一人ひとりに丁寧に寄り添い、校是である「自分を生かす」のもと、日々の学校教育活動に励んでいます。
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開校から一貫して、次の経営方針に基づき学校教育を推進しています。
(1)校是「自分を生かす」
- 自分の能力を最大限に開発し、生き生きと生きる。
- 自分を大切に、人を大切に、物を大切にする。
- 自主自律のこころをはぐくむ。
(2)校訓
「希望」
- 大志をいだいて力の限り伸びようとする生徒
- つねに未知を求めて学ぶ生徒
- 自分の目標をしっかりもつ生徒
「努力」
- 生き生きと目標にむけて挑む生徒
- こつこつと努力を続ける生徒
- ねばり強くやりとげる生徒
「健康」
- たくましい心とからだをつくる生徒
- 進んで自分を鍛える生徒
- 励まし合い、助け合い、認め合う生徒
「感謝」
- 人にはあたたかく思いやりのある生徒
- 人や物に感謝のできる生徒
- 進んで人のために行動できる生徒
(3)生徒像
- より強い体をつくり、たくましく生きる生徒になろう。
- 進んで自分の目標をもち、それに向けて常に努力する生徒になろう。
- いつも感謝の気持ちを忘れず、心豊かな生徒になろう。
(4)学校教育目標
「自分で考え、心豊かに、健やかで、人のために尽くせる生徒の育成」
- 人間尊重の精神をふまえて、自他の生命・人権を大切にするとともに、互いに協力しあって切磋琢磨する心豊かな生徒を育成する。
- 真・善・美を追求して積極的に学び、実践をとおして努力を続ける自主的で創造的な生徒を育成する。
- 常に希望をもち、明るく生き生きと自己を表現し、ものごとを最後までやりとげる心身ともに健康でたくましい生徒を育成する。
【学校の特徴】
生徒一人ひとりの人権を大切にしながら学力向上を図り、キャリア教育の視点に立った進路保障を目指します。
特に授業での小集団活用を中心にして、「すべての生徒が学習に参加する学校」を目指しています。
(1)Fタイム(深津タイム)
朝学活前の10分間に、全校で読書の時間を設定しています。読書習慣の定着とともに、一日の始まりを落ち着いた気持ちでスタートさせ、授業に集中して取り組むことを目指しています。
(2)家庭学習ノート・連絡帳
予習・復習など、家庭学習の習慣化を目指して取り組んでいます。
(3)テスト前学習会
定期考査前1週間に、放課後の学習室開放を行っています。
(4)金曜4校時の「学習の時間」
5教科を中心とした前日の小テストの結果に基づき、学習室で個別に基礎・基本の定着を図っています。また、その他の生徒は応用力の向上を目指し発展的課題に取り組んでいきます。
(5)総合的な学習の時間(人権総合学習)
「共に生きる」を大テーマとして、自らの地域に誇りを持つ心を育んでいます。また、学年進行に応じて、次のような小テーマを設定して取り組んでいます。
1年生「地域を知る」
深津中学校の校区・創立の意味などを学びます。
2年生「地域に学ぶ」
現存する差別事象を、その歴史とともに学びます。
3年生「地域にいかす」
様々な人権課題について自ら問題を発見し、その解決に取り組む力を育てます。
(6)小中連携
地域の子供は地域の小学校・中学校で育てるという理念のもと、校区内の2小学校(瓦木小学校、深津小学校)との連携を、長きにわたって実践してきています。
小学生とのバスケット交流会や小学校運動会への中学生派遣、出前説明会、中学校見学会、部活動体験入部などを実施しています。このように、義務教育9年間を見通して小中連携を推進しています。
(7)新聞活用等
平成29年(2017年)度より、「3紙読み比べ 目指せ新聞マスター」の取り組みを始めています。3種類の朝刊を毎日各学年廊下に配架し、休み時間等に生徒が自由に新聞を手に取り、読み比べができるようにしています。
「読解力の向上」「批評力の育成」「生徒会活動の活性化」という3つの柱で取り組み、今後益々重要になってくる情報活用能力の育成を図ります。
この他、各教室にある電子黒板やタブレット等のICT機器をはじめ、デジタル教科書なども積極的に活用し、よりわかりやすい魅力ある授業づくりに努めています。
(8)主な行事
・9月に行われる体育大会では、競走競技の他、学年種目や綱引きなど、他校にはない数多くの出場機会があります。本校独自の楽しい種目もあり、全校生がひとつになって盛り上がります。
・10月の合唱コンクール・文化活動発表会は、例年「なるお文化ホール」で行っています。(※平成30年度は、なるお文化ホール改修のため、尼崎アルカイックホールで開催予定)ホールいっぱいに響く合唱の歌声とともに、吹奏楽部をはじめとした各文化部や生徒会からの発表もあり、楽しい充実した時間となっています。
・11月の中学校連合体育大会では、各学年男女別の徒手・組立体操やリズム体操、ダンスなどを披露します。競走競技のときは、有志で結成した応援団を中心に全校生徒で盛り立てています。最後は、甲子園球場いっぱいに校歌を披露し、さらなる団結力の高まりにつながっています。
【生徒たちにインタビュー】
「学校のどんなところが好きですか?」生徒たちに聞いてみました。
- 部活動が楽しい
- 文化活動発表会などの学校行事が熱心
- 先生がみんな優しい
- 部活動の団結力
- 少人数だからこその仲の良さ
部活動や行事が盛んに行われていること、先生や生徒たちの仲が良いこと、などを語ってくれました。
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