水道メーター分解作業を行う障害者の方へ小学生からプレゼントが贈呈されました
更新日:2022年11月29日
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上下水道局では、社会貢献のひとつとして障害者の就労機会拡大のため、水道メーターの分解作業を障害者就労施設に委託しています。この分解作業に伴い発生する部品をリサイクル活用することで、ゴミの減量による環境負荷の低減に努めています。また、令和3年度より、リサイクル活用する部品を洗浄検品する作業もあわせて委託することで、軽作業にのみ従事できる障害者も参画できるよう、就労機会の更なる拡大に努めています。
(事業の詳細はリンク先「水道メーターの部品をリサイクルしています」まで)
今回、このリサイクル部品を図画工作の教材として使用する市立夙川小学校において、部品を作る過程の大変さや障害者就労施設の障害者が分解していることを学んだ小学生有志が、施設通所者全員へのリサイクル部品を利用したプレゼントを制作し、11月7日(月曜日)に作業を担当している障害者へ贈呈しました。
贈呈の様子
当日、小学生有志より「きれいに分解や洗浄してくださってありがとうございます」という御礼とともに、水道メーターのガラスから作ったペーパーウエイトが贈呈され、プレゼントを受け取った通所者の方は「家で大切に使います」と嬉しそうに話してくれました。障害者就労施設の職員も「このような申し出を受けたことは初めてで大変驚いたが、自分たちの作業が子ども達や学校の先生方のお役に立てていると知りとても感動しています。」と、学校教職員や小学生に感謝の言葉を述べました。
また当日は、小学校の厚意により、施設通所者に対して校内で開催されている工作展が特別開放されました。施設通所者は、プレゼントを制作・贈呈した小学生の案内で、自分たちの作業で作っている部品がどのように作品になっているのかを見学して回りました。
上下水道局では今後も障害者の就労支援に努めると共に、今回のようなリサイクル部品の利用者と分解作業を担う障害者との交流にも尽力してまいります。