レジ袋削減キャンペーンを実施しました
更新日:2017年1月13日
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10月8日、午前7時半から、マイバッグ持参などによるごみ減量を目指した「レジ袋削減キャンペーン」を、阪神西宮駅・阪神甲子園駅・阪急西宮北口駅・JR西宮駅・JR甲子園口駅周辺の5ヶ所で実施しました。
西宮市では、消費者・事業者・行政の三者によるレジ袋削減協定締結を目指し、ごみの減量とCO2の発生抑制に取り組んでいます。キャンペーンは、これを広く市民にアピールし、レジ袋削減の取り組みをきっかけに、大量生産大量消費、大量廃棄型の消費社会のライフスタイルを見直していただき、より一層レジ袋を含めた容器包装ごみの減量とCO2の発生抑制などを推進することを目的としています。
各会場には「マイバッグを持って買い物に」と書かれたのぼりが立てられ、同キャンペーンの参加者(ごみ減量等推進員、西宮市消費者団体連絡会、西宮消費者協会、事業者、市職員など)が「買い物袋持参運動」と書かれたたすきを掛けて、通勤・通学者に「レジ袋の使用を控えてください」「買い物にはマイバッグを持参してください」「CO2を減らしましょう」などと声をかけながら、啓発用ポケットティッシュ(5ヶ所で約14,000個)を配布しました。同キャンペーンには、5駅合計で166名の参加者のご協力をいただきました。
ポケットティッシュは西宮市環境事業部の職員がデザインしました。デザインは2種類あり、「レジ袋はいりません」という文字とともにマイバッグのイラストが印刷された絵柄でレジ袋削減を訴えるものと「西宮市では、年間1億2200万枚ものレジ袋を消費し、年間2,444キロリットルの石油を使用しています。2リットルペットボトルに換算すると122万2000本になります」と印刷された文字で訴えるものです。通勤・通学者らの中には、受け取ったティッシュを興味深げに眺める姿も見られました。
キャンペーンには、山田市長も参加し「消費者・事業者・行政の三者によるごみの減量とCO2の削減、資源の有効利用を進める合言葉として『買い物袋の持参』運動を進めてまいりましょう。次の世代の子どもたちに、素晴らしい環境を皆様とともに残していきましょう」とあいさつし、同キャンペーンを応援しました。
レジ袋は消費者にとって身近で便利な容器包装ですので、大量に消費されていますが、再利用されずに廃棄される場合も多いです。一方、消費者の方は自らの意思でレジ袋の受け取りを断ることもできます。レジ袋が削減されてもごみの量が大きく減るという訳ではありませんが、市民の皆さんの意識の中にごみになるものを受け取らないという、自らのライフスタイルの見直しのきっかけにしてもらえればと考えています。