【北消防署】北消防署の紹介
更新日:2024年2月6日
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管轄区域内の情勢
北消防署は、その名のとおり西宮市の「北部」にあります。北西部は武庫川を隔てて宝塚市と、北東部は神戸市と接しています。
管轄区域内は、緑豊かで旧集落の伝統ある街並みと閑静な新興住宅地が共存しています。また、都市部から程近いゴルフ場が点在し、人気を博しています。さらに、東西に中国縦貫自動車道が走り、西宮北インターチェンジを拠点とした阪神流通センターが物流の要所として発展しています。
管轄面積は、48.23平方キロメートルと西宮市のおよそ半分で、約19,000世帯、人口約42,000人が居住しています。(令和4年4月1日現在)
北消防署の業務を分担するため、山口町に山口消防分署を置き、市民の「安全・安心」を守っています。
JR西宮名塩駅前
JR福知山線廃線敷
管内六甲山系
北消防署の沿革
北消防署
・昭和46年4月
西宮市塩瀬町名塩5318番地の1に甲東消防署北分署として
消防職員18名と消防車2台 救急車1台 査察広報車1台の計4台で業務開始
・昭和59年10月
甲東消防署北分署から北消防署に昇格改称し消防職員33名を配置
・平成2年4月
タンク車兼用救助工作車を配置
・平成3年4月
西宮市名塩新町7番地の1に新庁舎竣工し移転
気象観測装置を設置
・平成6年12月
高規格救急車を配置。
・平成7年3月
ポンプ車に電動ホースレイヤーを導入
・平成7年4月
救急救命士を配置
・平成7年10月
支援車(発電・照明・動力台車付)を配置
・平成13年4月
シュノーケル車を配置
・平成17年10月
支援車(ボンベ収納庫、空気充填機・応援出動用資器材「野営テント他」)を配置
・平成18年10月
35メートル先端屈折式はしご付消防ポンプ自動車を配置
・平成23年4月
救助工作車を配置
・平成25年2月
北部地域の総括指揮を担う指揮車を配置
・令和3年3月
特殊災害対応支援車を配置
消防署の業務
予防係
建物及び危険物施設への立入検査
消防用設備の設置・検査・維持管理指導
防火団体の育成指導
各種届出書・申請書等の受理
消防広報及び広聴
警防総括係
各種証明書の発行
職員の安全衛生・健康管理に関すること
庁舎及び備品等の維持管理
警防救助係
警防・救助活動の実施
消防水利に関すること
火災の原因及び損害の調査
消防車両及び消防機械器具の運用・管理
自主防災組織の育成指導
救急係
救急活動の実施
救急機械器具の運用・管理
応急手当の市民指導
救急講習会の申し込み
訓練風景
出動訓練
警防活動訓練
救急活動訓練
救助活動訓練
配置車両紹介
指揮車【北部指揮】
指揮車は、建物火災事案や水難救助事案などに出動し、各部隊をまとめ消防戦術の決定や効果的に現場活動を遂行するための「司令塔」の役割を担っています。
ポンプ車【北1】
ポンプ車は、火災発生時、市内各所に点在する消火栓、防火水槽、河川などから現場に直近するタンク車に水を供給することが任務の消防車です。タンク車に比べて小型で軽量なので機動性が高く、狭い道路や坂道でも活躍します。
タンク車【北2】
タンク車は、1500リットルの水槽を積載している消防車です。火災現場に直近し、迅速に消火活動を行います。水放水だけでなく、水と空気、消火薬剤を混合することにより泡放射をすることができるCAFSを搭載しています。また、北消防署のポンプ車とタンク車はパートタイム四輪駆動となっており、道路状況に応じて二輪と四輪を使い分けられます。四輪駆動は通常の二輪駆動と比べて走行性能が高いことから、積雪、坂道が多い北部地域に適した車両です。
はしご車【北3】
北消防署のはしご車は、地上約35mの高さまで伸びて、一般的なビルやマンションの11階まで届きます。高所で逃げ遅れた人を救助することができる他、はしご先端のバスケット(カゴ)から放水することもできます。また、バスケットは地面側へと屈折させることができ、安全に地上に降りられます。
救助工作車【北4】
建物、交通、水難、山岳等、多種多様な現場において救助活動を実施するため、専門的な資機材を積載している救助工作車です。火災現場等で火源、要救助者を発見するために使用する熱画像直視装置(西宮市では全署のタンク車及び救助工作車に配置)、交通事故により車内に閉じ込められた要救助者を救出する油圧スプレッダー、海や河川での救助活動の際に着用するウェット・ドライスーツなどを積載しています。
特殊災害対応支援車【北5】
近年、世界中でテロなどにより、通常の消防力では対応できない災害が発生しています。それらの災害に対応するため、専門的な資機材を積載しているのがこの特殊災害対応支援車です。ウイルス等を化学的に除染するオゾン水生成装置や、隊員を汚染物質から守るために着装する化学防護服などを積載しています。
査察広報車【北6】
査察広報車は、建物や消防設備の検査、消防教室、署外での訓練や研修に使用したり、車載拡声器を利用して防火広報を行います。また、大規模災害発生時には、緊急車両として出動できるように赤色灯やサイレンも装備しています。
活動支援車【北8】
活動支援車は、災害現場活動を支援するために、人員や資器材を搬送するための車両です。8人乗り3列シートで後部座席は折りたたむことができ、大型資器材も積載できます。
救急車【北9】
西宮市では、常時11台の救急車が出動態勢をとっています。しかし、その11台全車が出動してしまうこともあります。体調がすぐれない時は早めに医療機関を受診し、救急車の適正利用にご協力よろしくお願いします。ただし、「意識がない」「胸が激しく痛む」「突然の激しい頭痛」「交通事故(強い衝撃を受けた)」などは重大な病気やけがの可能性があり、緊急性も非常に高い状態です。ためらわず【119番】救急車を呼んでください。
【消防局】~救える命を救うために~救急車の適正利用にご協力をお願いします