自主防災組織について
更新日:2024年4月1日
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阪神淡路大震災が起きるまで、阪神間で大きな地震が起きると思っている人は少なく、災害に対する備えがほとんどないまま震災を経験しました。その教訓として、「もっと事前に準備をしておけば・・・」といった反省をもとに、日頃からの地域での防災に対する取り組みが意識されるようになり、自主防災組織の活動が注目されるようになりました。(令和4年4月1日現在 227防災会:世帯カバー率91.0%)
自主防災組織とは
自主防災組織とは、住民の隣保協同の精神に基づき、災害から「自分たちのまちは自分たちで守る」ために活動することを目的に結成された組織のことです。
自主防災組織は、日頃から災害に備えた様々な取り組みを実践するとともに、災害時には、被害を最小限にくい止めるための活動を行います。
また、西宮市では自主防災組織の活動の支援と協力を行っています。
隣保協同の精神・・・隣近所の家々や人々が役割を分担しながら、力と心をあわせて助け合うことをいいます。
【平常時の活動例】
- 各種災害に備えた訓練
- 防災講座の開催(自主防災組織等で企画し、市政出前講座や防災士会などを活用)
- 防災資機材の点検
- 地域の危険箇所の把握
- 連絡体制の確立 など
避難訓練
搬送訓練
【災害時の活動例】
- 住民の安否確認、避難誘導
- 初期消火、救出救助
- 炊き出しなどの避難所運営 など
《阪神淡路大震災での地域住民・自主防災組織の活動事例》
・救出活動 ・炊き出し ・避難所の確保 ・負傷者の応急手当
・備蓄食糧、救援物資の配布 ・地区内の被害状況調査
・独居者の安全確認 ・拡声器等による火災予防広報 など
救出状況
炊出し
【市の自主防災組織への支援】
- 自主防災資機材の支給
(ヘルメット、ライト、担架、ロープなど) - 小学校区単位に配置してある消火・救出用資機材(校区防災資機材)の使用
(消火ポンプ、発電機、照明器具など) - 各種訓練、講習会への講師派遣や、資機材の貸し出し
- 総合防災訓練や防災講演会への参加呼びかけ
- 行事説明会、自主防災会リーダー研修の開催
- 防災に関する様々な情報の提供
- 消防団との連携
- 各種相談等
校区防災資機材
自主防災資機材
お問い合わせ先
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