西宮市立こども未来センターのあり方について(提言)
更新日:2023年10月2日
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経緯
令和元年度の西宮市立こども未来センター運営審議会(以下、「審議会」という)で、平成27年9月の西宮市立こども未来センター(以下、「未来センター」という)の開所から5年が経過しようとしていることもあり、未来センターの今後について見直す時期に差し掛かっているのではないかという意見が出されました。
具体的には、わかば園や未来センターの利用者だけでなく、もっと広く市民の声を拾っていく中で、未来センターの機能のどこを集約し、どこを強化していけばいいか、実態把握に基づいて、ワーキングを設置して今後の方向性を協議する必要がある、という内容でした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、令和3年度よりワーキングを設置し、各方面に実施したアンケート結果を踏まえて、審議会、ワーキングで議論を重ね、令和5年8月に未来センターのあり方についての提言をまとめました。
こども未来センターのあり方について(提言)(PDF:1,608KB)
提言作成にあたり実施したアンケート等
こども未来センターの各部門における自己評価
- アンケート項目の作成:令和3年度第1回ワーキングにおいて、こども未来センター職員による「自己評価」の内容について検討し、8月の運営審議会において審議しました。
- 実施期間:令和3年9月~10月初旬
- 実施方法:こども未来センターの各部門(わかば園、診療所、相談支援、関係機関・地域との連携・支援(アウトリーチ)ごとに、評価項目・評価基準・評価の観点を設定し、まず、職員個人での評価を行った後に、チームミーティング等で意見交換を行い、各チームとしての評価を確定しました。その後、10月初旬に管理職・チーム長による会議を行い、各チームからの評価表を共有し、意見交換を行いました。
- 結果の分析と課題抽出:自己評価結果について、令和3年度第2回ワーキングにおいて意見交換し、部門ごとの評価だけでなく、こども未来センター全体としての「総務」の項目や内部連携・外部連携といった横断的な項目についての評価が必要との意見を提出しました。それを受けて、管理職・チーム長の会議において、これらの項目についての評価を行いました。さらに、各チームにおいて自己評価結果の分析と課題抽出を実施しました。
一般市民向けアンケート(市民意識調査)
- アンケート項目の作成:一般市民に対するこども未来センターの認知度や利用状況、子育ての悩み等について調査する目的で、調査項目については、自己評価と同様、令和3年度第1回ワーキングで検討した原案を運営審議会で審議して決定しました。
- 実施期間:令和3年9月1日から9月30日まで
- 調査対象:令和3年8月1日現在の住民基本台帳に登録されている18歳以上の市民(外国籍住民含む)
- 配布数:3,500
- 回収数:2,019(回収率:57.7%)
結果はこちら(PDF:2,632KB)(市民意識調査からこども未来センター部分を抜粋)
利用者向けアンケート
- アンケート項目の作成:令和3年度第2回ワーキングで検討した原案を運営審議会で審議して決定しました。
- 実施期間:令和3年12月中旬から令和4年2月上旬まで
- 調査対象:こども未来センターの利用者
- 回答数(兵庫県電子申請システムによるオンライン回答):196(利用者本人6、利用者の家族190)
関係施設向けアンケート
- アンケート項目の作成:令和3年度第2回ワーキングで検討した原案を運営審議会で審議して決定しました。
- 実施期間:令和4年1月11日から1月31日まで
- 調査対象:こども未来センターの利用対象となる全ての関係施設(保育所、幼稚園、小・中・義務教育学校、高等学校、留守家庭児童育成センター、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所)485か所
- 回答数及び回収率
施設名 | 回答数 | 回収率 |
---|---|---|
市立幼稚園 | 9 | 42.9% |
私立幼稚園(幼稚園型認定こども園含む) | 13 | 34.2% |
市立保育所 | 1 | 4.3% |
私立保育所(幼保連携型認定こども園含む) | 13 | 18.8% |
地域型保育事業所 | 6 | 10.0% |
認可外保育施設 | 12 | 16.9% |
市立小・中・義務教育学校 | 42 | 70.0% |
私立小・中学校 | 0 | 0.0% |
特別支援学校 | 1 | 25.0% |
公立高等学校 | 0 | 0.0% |
私立高等学校 | 0 | 0.0% |
留守家庭児童育成センター | 24 | 58.5% |
児童発達支援、放課後等デイサービス | 7 | 9.6% |
合計 | 128 | 26.4% |
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