石綿読影の精度に係る調査事業のご案内

西宮市では環境省の委託を受けて2015~2019年度に石綿（アスベスト）による健康不安を抱える方に対して、肺がん・結核検診やCT検査、保健指導を実施して健康管理にお役立てていただくこと、また事業を通じて、検診との連携を行うに当たっての課題などを調査・検討することを目的として石綿（アスベスト）ばく露者の健康管理に係る試行調査に参加していました。

2020年度より環境省の委託事業として、自治体の石綿読影の精度向上、および石綿のばく露が推定される方に対する健康管理の在り方について検討するための知見を収集することを目的とした「石綿読影の精度に係る調査事業」を実施しています。

対象となった場合は、肺がん・結核検診で撮影した胸部X線検査画像を用いて、石綿関連疾患（石綿肺・良性石綿胸水・びまん性胸膜肥厚・肺がん・中皮腫等）について改めて読影を行います。

調査対象者

対象者は下記をすべて満たす人です。

・西宮市民で石綿（アスベスト）ばく露による健康不安がある人

・当該年度の4月～9月末までに西宮市肺がん・結核検診を受診され、石綿（アスベスト）に関する問診を受けられた人のうち、検診結果が「精密検査不要」になった人

・調査目的や内容を理解し、読影調査に協力することを同意いただける人

参加方法

西宮市肺がん・結核検診を予約される際に、石綿（アスベスト）ばく露による健康不安があることをお伝えください。

調査期間

2020年度から2024年度の5年間（ただし5年を待たず調査を終了することがあります。）

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