元永 定正(もとなが さだまさ)
更新日:2021年6月2日
ページ番号:53913719
作者紹介
作品一覧
空・あめかぜてんき
海・あめかぜてんき
経歴
三重県伊賀上野に生まれる。
三重県上野商業学校(現三重県立上野商業高等学校)卒業。
当初漫画家を志すが、職業を転々としながら油絵の制作を続ける。
1953年(昭和28年)第6回芦屋市展に「裸婦」を出品し、ホルベイン賞を受賞。
芦屋市展の抽象傾向に強く影響され、翌年には六甲山を抽象化した油絵を出品。
1955年(昭和30年)「真夏の太陽にいどむモダンアート野外実験展」にビニールに赤い水を入れて吊るした作品を出品、水の彫刻として吉原治良の絶賛を受け、具体美術協会の会員となる。
具体展では、石や水、煙を素材とした実験的な試みを発表した。
50年代後半からは、流しの技法を用いた強烈な色彩の対比をもつタブローを制作。
1966年米国に留学。
その後、エアブラシを用いた軽快なユーモアをもった作風で多くのファンを持つ。
晩年は兵庫県宝塚市に在住していたが、アトリエは故郷の伊賀市にあった。
絵本「もこ もこもこ」の制作も手掛け、国際的にも有名。
1983年(昭和58年)第15回日本芸術大賞を受賞。
1986年(昭和61年)兵庫県文化賞を受賞。
1988年(昭和63年)芸術文芸シュバリェ賞を受賞。
1991年(平成3年)前衛画家として初めて紫綬褒章を受章。
1992年(平成4年)大阪芸術賞を受賞。
1997年(平成9年)勲四等旭日小綬章を授章。
1998年(平成10年)西宮浜マリーナパークシティ、公民館の北側の通りに「空・あめかぜてんき」を制作。
1999年(平成11年)西宮浜マリーナパークシティ、同場所に「海・あめかぜてんき」を制作。
2011年(平成23年)10月3日、宝塚市の病院で死去。88歳没。
作品詳細
作者名 | 元永 定正 |
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サイズ | |
所蔵場所 | マリナパークシティ 貝類館前 |
公開の可否 | 可 |
種類 | 絵画 |
震災復興住宅の地域に設置されるということで、明るく元気の出る作品にしました。特に子供たちにも親しまれるよう作品にふれながら成長してほしいと願っています。(元永氏夫人・中辻悦子様からのコメント)
作者名 | 元永 定正 |
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サイズ | |
所蔵場所 | マリナパークシティ 郵便局前 |
公開の可否 | 可 |
種類 | 彫刻 |
自然界の波動は人生とも共鳴しています。タイトルには自然に対して常に謙虚な態度で生きなければならないというメッセージを込めています。(元永氏夫人・中辻悦子様からのコメント)