直訳すると「Gatekeeper=門番」という意味です。
自殺対策におけるゲートキーパーとは、地域、職場、教育やその他様々な分野において、身近な人の『自殺のサインに気づき、声をかけ、傾聴し、必要な相談窓口につなげ、見守ること』などの役割が期待される人をいいます。
西宮市保健所では、ゲートキーパー養成講座を行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
自殺の危険因子をわかりやすい形でまとめたものが、「自殺のサイン」です。以下のサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。
厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」より編集
「自殺のサイン」に当てはまるような人がいたら声をかけ、「心配している」というメッセージをおくります。
悩んでいる人に勇気をもって声をかけてみましょう!
まずは、悩んでいる人が話せる環境をつくりましょう。 語ってくれたことについてのねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。
相談窓口等の紹介にあたっては、丁寧に情報提供をしましょう。複数の悩みを抱えている場合、それぞれの問題にあった相談機関を紹介し、様々な支援につながるようにサポートしましょう。
1.つなぐ先に連絡を入れる
2.必要事項を確認する
3.つなぐ先に確認した内容を悩んでいる人に伝える
相談機関については、「相談窓口、電話相談についてのページ」をご覧ください。
「ゲートキーパー手帳」にも相談先を掲載しています。
県のゲートキーパー手帳はこちらから閲覧できます
つないだ後も、必要があれば相談にのることを伝えましょう。あせらず、じっくり見守り、寄り添うことが大きなサポートになります。
長時間、話を聴いた後は、自分自身もこころの疲れを意識して癒すことが大切です。相談終了後には、意識して気持ちのクールダウンを行ってください。
気持ちの切り替えやストレス解消法は、あなたに合った方法を探しましょう!
西宮市保健所では、ゲートキーパー養成講座を行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
過去に行った養成講座に関しては、「取り組みのページ」をご覧ください。
↓「いのち支える兵庫県」へリンク