災害時に電気自動車から電力供給。日産自動車(株)、兵庫日産自動車(株)、日産大阪販売(株)と協定を締結
更新日:2023年11月2日
ページ番号:39599693
実施日:2023年10月23日
10月23日、「災害時における電気自動車からの電力供給に関する協定」を締結し、西宮市役所で締結式と給電のデモンストレーションを行いました。
この協定は、市内で災害による大規模な停電が発生した場合、避難所における電力供給源として電気自動車の貸与を受け、携帯通信端末への充電等の避難所運営に活用することで、被災者の安心・安全を確保することを目的としています。電気自動車『リーフ』1台では、スマートフォンの充電であれば6,000台程度、避難所であれば2日分程度、ご家庭であれば5日分程度の電力を供給できます。
日産自動車株式会社の後藤収(ごとう・おさむ)理事は「電気自動車は給電ができるため、いざというときは蓄電池として活用し、避難所やご自宅の生活維持に役立ちます。この協定をスタートとし、防災訓練や給電方法の講習など、さまざまな形で連携していきたいと思います」と話されました。
兵庫日産自動車株式会社の酒井雄一郎(さかい・ゆういちろう)代表取締役社長は「西宮市が進める災害に強い都市づくりに、地元の販売所として貢献していきたいです」と話されました。
石井市長は、「阪神淡路大震災の際に、西宮市民は数カ月にわたり困難な生活を強いられました。大規模な災害を乗り越え、復旧・復興に向かっていくためには、市民の皆さまや民間の事業者の皆さまのお力添えが必要です。今回、電気自動車による電力供給にお力添えをいただけることは、大変ありがたいことです。また、市民の皆さまにも、環境・防災対策に役立つ電気自動車を活用いただけるよう、普及の面でもご協力をお願いします」と述べました。
お問い合わせ:災害対策課(0798-35-3626)