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令和元年10月17日 市長定例会見

更新日:2022年5月11日

ページ番号:18140207

発表項目

  1. 緊急告知ラジオの販売再開について
  2. 西宮市子ども食堂シンポジウムの開催について
  3. 西宮市若年者等合同就職面接会開催のお知らせ
  4. 令和元年度第34回西宮湯川記念賞受賞者決定および贈呈式開催について
  5. 障害のある人への理解を促進する取り組みについて(合理的配慮助成事業、あいサポート運動)
  6. サクラの愛称投票について
  7. 「ひょうご森のまつり2019」の開催について
  8. その他(市政報告・広聴会S.N.Sミーティングの開催について)
  9. その他(ソロモン諸島の首都ホニアラ市が環境学習都市を宣言)
  10. その他(自由質疑)

1.緊急告知ラジオの販売再開について

市長:今日はですね、8件9件ぐらいありますので、ちょっと加速して参ります。ただ、何かあれば是非忌憚なくよろしくお願いします。ひとつは緊急告知ラジオの販売の再開ということで、本年度から補助額を上増ししまして、皆さん方に2000円出してもらえれば買ってもらえるという風にいたしました。そうしましたらですね、本年度、まず当初に用意をした1000台分が全て売り切れてしまいまして、ちょっと生産をお願いしたというようなことでもありましてですね。 それがまた、改めて出来上がるということで、11月1日からまず1000台というようなことで再開をいたします。
これは皆さん、ご承知いただいている方がほとんどだと思いますけども、西宮市のさくらFMの電波を通じて、緊急告知が必要な災害情報などがですね、スイッチをオフにしていてもその時はオンでちゃんとつくようなやつでございます。こちらの普及を、さらに進めていきたいと思いますので、再びできましたので再開をするということであります。販売場所は市内、市役所の売店、さくらFMもしくは市内の20店舗でも販売して、ジョーシンさんでも売ってもらえるようになったんですね。そういうようなことであります。よろしくお願いします。

2.西宮市子ども食堂シンポジウムの開催について

市長:お手元の資料でですね、チラシのパンフレットをお渡ししていると思います。11月11日の13時半からですね、子ども食堂シンポジウム、というようなことで、湯浅さんに講演をしてもらって、そしてその後、実際に子ども食堂をやっておられる方々と私とがパネルディスカッション、というような形でやって参ります。合わせてですね、この市の中で子ども食堂に対しても興味があるのだけれども、どうしていいかわからない。そういうような方々に対して、子ども食堂開設相談ダイヤルというようなことを、もうこれはすでにスタートしております。いくつかお問合せ等々既に頂いている、というようなことであります。一応調べの方ではですね、県の中で西宮市は、まだ6か所7か所というようなところです。ただ、この子ども食堂というのは単に、最初は子どもの貧困対策で始まったところでありますけども、私も公約に掲げましたが、地域の何と言いますか、結節点と言いますか、そういうふれあいの場になるというような文脈で、必ずしも貧困対策だけではなくてですね、そういうような子供の見守りであったり、場合によったら高齢者の方の見守りであったり、そういうようなことも含めた食堂という形で広がっていけばいいなと思っております。現状そういうようなことで、またこれを契機にですね、多くの方がそれなら私もやってみよう。というような形で腰を上げていただくきっかけになればなと思っております。まず私の方からは以上でございます。
記者:パネリストは実際に市内でやっている方々ですか。
市長:そうです。パネリストで写真が出ている女性の方々は、それぞれがそれぞれのところでやっています。
記者:市内で先ほど6,7軒あるということですが。
市長:今のところは。ただ、そのカウントの仕方にもよるのですけども。
記者:法人はNPOなどでしょうか。主催者事体はどれくらいあるのでしょうか。子ども食堂をやっている団体というのは、どれくらいあるのでしょうか。
市長:県が一応調べたときには6,7というようなことなのですけども。
当局:7か所ですね。
市長:ただ私的にはですね、鳴尾東もカウントしていいのではないかとか、いろいろ思ったりするところもあるので。いずれにせよ、いま室長が言ったのは県が一斉に調査したときに西宮は7ですよ。というそういうことです。
記者:いつ時点でしょうか。
当局:平成31年3月末時点です。
記者:7つとも主催団体は違うのですか。複数か所やっているところもあるのですか。
当局:全て違う団体です。
記者:そのうちの3か所の主催の方がパネリストとしていらっしゃるということですか。
市長:そうですね。パネルディスカッションは、別に全員に出てもらうということよりも、こういう趣旨を広げて、それぞれの地域でやっているいいところとか。あと先日、私はこの友達食堂さんに行ってきましたけども、ここは子ども食堂というよりかは、地域の独居のおじいさんも1人で来てくださいと。それから子ども食堂というだけじゃなくて、子供2人とお父さんお母さんも連れてきてくださいと。お母さんにしてみたら、息抜きできるわと。そういう場になっていて、それもいいなと思います。
記者:有償無償を問わずということでしょうか。
市長:基本的に無償というところは無いですよね。
当局:子どもは無料というところはあります。大人はいくらとかいった具合です。
市長:お友達さんのところは、大人300円子供100円という感じでした。
当局:補足ですが、友達食堂は先ほど申し上げた数の中にはカウントされていないので、その辺の整合はとれていないのですが。
記者:子ども食堂開設相談の市の担当部署はどこになりますか。
当局:チラシの裏面に記載があるのですが、実際には政策総務課が主になっていまして、実際の相談は、こどもサポート財団というところに委託させていただいています。
記者:石井市長としての思いですね、選挙の公約にも出されていたのでしょうか。増やしたいという思いはあるのでしょうか。
市長:増やしたいという思いはもちろんあります。あとやっぱり一方で、これはその数を増やすということ以上に、やりたいのだけれどもどうしていいか分からない。というようなことがあるのですね。あとは、やりたいのだけれども場所が見つからないとかですね。それでやっている人たちの充実感、っていうのもありますよね。もちろん地域においては、元々の貧困対策だったら栄養が取れない子供に栄養をとって、というような文脈だったのですが、西宮でももちろんそういうニーズもあるのでしょうけども、一方でそれだけでなく何か社会に貢献したいのだけどもそういう機会がないとかですね。子供と触れ合うちょうどいい機会ができたとかですね。それでわいわいとやることによって、やっている人も元気になるという、そういうきっかけになればいいなと思っています。あとその地域の賑わいというか、1つの事業として盛り上がっていっても嬉しいなと思います。

3.西宮市若年者等合同就職面接会開催のお知らせ

市長:こちらもご案内をお配りしておりますけれども、例年やっておりますが、西宮市・ハローワーク西宮・西宮商工会議所の3者で主催をしております。就職氷河期と言われる方々まで、およそ44歳までの方々を対象とした合同就職説明会を、10月25日の午後にフレンテホールにおいて開催をさせていただきます。
2部構成で、第1部は出展企業による業務内容のプレゼンテーション、第2部は出展企業による面接会というようなことでございます。これから就職活動に入っていく大学1~3年生も、1部のプレゼンテーションには参加をいただけるというようなことであります。
過去5年間、実際に昨年は参加していただいた方が54名で内定者数が4名というようなことで、その前の年は70名が参加して内定者数が11名、というようなことでありました。こういうような形で商工会議所を通じて、企業の方も手を上げてきていただくものでですね、こういう機会にご縁がつなげればいいなというようなことであります。以上です。
記者:過去5回実績があるということですが、今回から幅を広げたということでしょうか。就職氷河期世代に関して。
当局:そうです。前回までは若年者だけを対象としておりまして、第二新卒者までを対象としておりましたのですが、門戸を広げて参加人数を増やしていこうと思いまして、44歳までの方を対象という風にしております。
記者:第二新卒者とは。
当局:大学を卒業してから就職できなかった、しばらく経った方へもう一度就職してみませんか。というような方たちを第二新卒と呼んでおりますので。
記者:第二新卒とはだいたい何歳くらいまでを指すのですか。
当局:25・26歳くらいですね。
記者:資料に書いてある既卒3年以内ということでしょうか。
当局:そうですね。
記者:就職氷河期世代とは、下限は無いのですか。37歳から、とか。
当局:上限がありまして、1970年代生まれの方が氷河期世代と言われていますが、サポートステーションの国の事業事体が44歳までを対象としておりますので、概ね44歳とさせていただいております。
記者:ということは、その間は何歳でも、ということでしょうか。30歳でも35歳でも。
当局:構いません。
市長:私が48歳なので私の頃にバブルが弾けて、平成6年入社ですから。私たちも入れてほしいなと言ったのですが、国の44歳というラインに合わせたと。そういうことだそうです。
記者:採用する側が何か氷河期世代に合わせて、ということは何かあるのでしょうか。採用する側のニーズとして、氷河期世代に合わせた何か分野があったりするのでしょうか。
当局:会社の説明を聞いていただいて、面接を受けていただいた結果、その次に試験を受けていただくという順番になりますので、そこにご縁があるかどうかになってくるかと思います。
記者:受け入れる対象者の幅は広がったのだと思うのですが、受け入れる側も何かそういったことへの対策を何かしている会社はあるのでしょうか。
当局:高齢者をターゲットとしたということはありますが、就職氷河期を限定してというのはなかなか無いですね。
記者:今回の参加企業は主旨にも賛同されているということでしょうか。
当局:はい。

4.令和元年度第34回西宮湯川記念賞受賞者決定および贈呈式開催について

市長:例年執り行わさせて頂いております西宮湯川記念賞でありますが、今年は受賞者が村瀬孔大さん。ペンシルバニア州立大学物理学科の助教授の方で、受賞研究は「高エネルギーニュートリノを軸にしたマルチメッセンジャー観測に基づく宇宙粒子物理学の先駆的研究」だそうです。詳しくは当日本人から聞いていただければと思いますが。
選考過程は、全国の物理学者337名の方から推薦受付した中でですね、最終的にそうした選考委員、理論物理学の研究者の方々から選ばれた16件の中から選ばれたのが、村瀬さんの研究だそうです。
12月7日午後1時からフレンテホールにおいて、この贈呈式を行います。賞状、記念盾、賞金50万円を贈呈するということであります。また同日ですね、一般の市民の方も参加が可能で、参加には事前に科学セミナーへの申し込みをしてくださいというようなことであります。当日2時からですね、京都大学の萩野浩一教授によって「超重元素の世界ニホニウムの先にあるもの」というようなのもやらせていただくというようなことであります。また、第2回の科学セミナーは12月14日、大阪大学大学院の橋本幸士先生の「ディープラーニングと物理学」というようなことであります。是非皆さんもそこに行って、基礎物理学の最先端の研究の一端に触れていただければと思います。以上です。
記者:村瀬さんの顔写真などはあるのですか。
当局:ご提供させていただきます。
記者:生年月日も合わせて教えてください。
当局:1982年5月生まれですので、今日現在37歳になります。
記者:国内のプロフィールは分かりますか。どこ出身でなど。
当局:最終学歴の方が京都大学の大学院です。ご出身の方ですが、出生までは分からないのですが、愛知県の高校を卒業されています。
市長:これまた例年のことですけど、授賞式の前日に苦楽園小学校で6年生を対象に、講話をするということです。ご案内のように湯川博士のお家がある苦楽園ということで、苦楽園小学校には石碑がある。ということでその繋がりで、毎年苦楽園小学校でやっています。そういうことです。この小学校の講話は、取材オッケーですか。
当局:結構です。
市長:だそうです。
当局:学校の方に言っておく必要がありますので、取材等入られるようでしたら生涯学習推進課の方に一報入れていただければありがたいです。

5.障害のある人への理解を促進する取り組みについて(合理的配慮助成事業、あいサポート運動)

市長:お手元の資料にありますように、障害のある人への理解を促進する取り組みについて、合理的配慮助成事業というようなことでまず行います。10月1日からですね、コミュニケーションツールの作成、点字メニューの作成などで上限5万円、補助率は半分まで。それから物品の購入、筆談ボード、音声拡張機など上限10万円。それから改修工事の施工、簡易スロープ、手すり、多機能トイレなど。これも上限20万円で、半分までの補助率というようなことで行います。
もう一つがあいサポート運動というようなことでありますが、鳥取県発祥の障害のある方に対してですね、健常者の方たちがその障害の特性とか、どういうような合理的配慮して差し上げたらいいのかというようなことについて、まずはしっかりと学びましょうという、そういう取り組みです。それなりの講習を受けた後に、あいサポーターという風に呼ばれるようになりましてですね。認知症の講習に似たような感じかなと思いますけども、そういうような方が障害のある方を見かけたら、こういう配慮をすれば良いのだと。そういうことを広げていくという、そういうことです。 平成21年に鳥取県で始まったのですが、なんとありがたいことに10月25日にですね、鳥取県の知事がわざわざ西宮まで来てくれてですね、それであいサポート事業、あいサポート運動協定締結式というのを行うというようなことであります。私もその日に講習を受けさせてもらおうと思っております。西宮市における、あいサポーター第1号のひとりみたいな感じになりなりたいなと。なる予定です。これは是非、鳥取の知事もわざわざ来ていただくので。
記者:何時からですか。
当局:10時から8階の特別会議室です。

6.サクラの愛称投票について

市長:桜の愛称投票ということですけども、西宮市北山植物園のところに植物生産研究センターがございますが、市の花である桜の研究を進めており、市内の今津大東町に植栽されている桜は新品種として出て参りまして、それを植物バイオ用いて増殖、生産をしてきたというようなことです。関西には少ない早咲きの桜の品種で、これを西宮市オリジナル桜として市民の皆様に親しんでいただくために、愛称募集を受け付けるというようなことです。ただ11月1日から11月29日まで、愛称募集の投票を受け付けるということですけども、闇雲に言っていただくというのではなくですね、もうすでに事業推進委員会、新品種桜の命名委員会というのがあるようでございまして、いくつか案を出して5つ案を示しています。早咲紅今津、今津郷寒桜、今津紅寒桜、寒桜今津郷、寒咲紅今津、全部長いねこれ。とにかくこの5つが生き残ったのでですね、皆さんに投票していただくというようなことであります。ちなみに夙川舞桜とか、西宮権現平桜。それとあと越水早咲きという3つが元々オリジナルであるようでございまして。夙川舞桜なんかは一番名前があっさりしていますね。前回、平成17年11月の夙川舞桜の時はですね、一般紙でも広報していただいて、一番市民投票を集めた、304票集めた夙川舞桜が愛称に決定したということです。
記者:桜はホームページで見られるのでしょうか。
当局:愛称を募集の時にはですね、どういった桜かという写真を掲載させていただいて、見ていただけるようになります。
記者:その写真提供はいただけますか。
当局:ご用意させていただきます。
記者:その桜(会見場の写真を指して)は、今回の桜のことですか。
当局:新品種の愛称を募集する桜の写真です。
記者:この新品種は何本くらい存在するのですか。
当局:西宮ででしょうか。
記者:新品種ですから西宮しかないのではないでしょうか。
当局:西宮でいう新品種ですと、夙川舞桜と西宮権現平桜と…。
記者:いえ、今回愛称を求めている桜自体は何本くらいあるのですか。
当局:原木は1本なのですけども、それから増殖培養した桜が、いまこのように(会見場の写真を指して)苗木になっていまして、これの花の開花が親木と同じものが開花したということで、今回愛称を募集するということなのです。こういった親木から培養増殖した苗木というのは、まだ現在北山緑化植物園の植物生産研究センターにありまして、愛称が決まったのちに市内の色々なところに植えていくということになります。
記者:それは解釈として、いわゆるソメイヨシノみたいにコピーということでしょうか。
当局:そうですね。栄養繁殖した、組織培養した植物ということです。
記者:一斉に同じ時期に咲いて、一斉に散るという。
当局:そういうことです。
記者:接ぎ木になるわけですか。
当局:これは植物の組織培養と言いまして、組織の一部から大きくしていくということです。
記者:木を植えるのではなくてということですね。
当局:接ぎ木をすると、ソメイヨシノでは起こりにくいのですが、寒桜系の桜は枝替わりと言いまして、性質が変わってしまうことがあるのです。組織培養で増殖するのが一般的な桜の増殖方法なのですけども、それですと全く同じものがコピーできるということで、西宮市の植物生産研究センターがそのような技術を持っていますので、そちらの方で組織培養して増やしていくということです。
記者:いま現在は咲いていないのですか。
当局:3月になると咲くのですが、今は葉っぱが散りましてという状況です。
記者:早咲きというのは、3月に咲くということですか。
当局:早咲きの定義としては、1月から3月の中旬までに咲くものが早咲きと言われる桜になります。
記者:そのあとソメイヨシノが来るわけですよね。
当局:そうですね。普通に咲く、春の陽春咲というのですかね。それが4月上旬から4月半ばにかけてです。それ以降は遅咲きの桜、という分類になります。
記者:今回の桜は何月くらいに咲くのでしょうか。
当局:3月の上旬から中旬にかけて咲く品種になっています。
記者:来年の3月には苗はどれくらい増やしているのでしょうか。
当局:まだそこまでの計画が無いのですが、夙川舞桜とか西宮権現平桜は年間だいたい30から50の本数を増殖で増やしていますので、それくらいのペースで増やしていくことになろうかと思います。
記者:次の春にこの桜を見ようと思ったら、緑化植物園に行けばということですか。
当局:そうですね。
記者:今秋から市内各所に植栽予定とありますが、50本くらいですか。
当局:30本くらいになろうかと思います。
記者:この秋に植栽すれば春に見られるのですか。
当局:春にみられます。今の桜はこれくらいの苗木になりますと(会見場の写真を指して)花芽を持っていますので、植えたその春から咲きます。
記者:30本というのは公園とかでしょうか。
当局:そうですね。公園とかどちらかというと今津の方の今親木が弱っている状況ですので、何とか親木の後継樹として活用する意味で、今津地域をできるだけ早めに植える場所として選んでですね、その後に夙川とか桜の名所がありますので、そちらの方にも展開していきたいという風に考えています。
記者:親木は何桜になるのですか。
当局:親木は名無しの権兵衛で、元々大寒桜ではないかと言われていたのですが、どうも色々調べていくと違う品種というのが分かって、今回西宮のオリジナル桜として愛称を募集するという経緯になっております。
記者:命名委員会というのはどういう組織なのですか。
当局:西宮市の植物生産研究センターの企画や運営に関することの助言を受けています、事業推進会というのがございまして、そちらの方で桜以外にも、例えば市の方でベロニカの品種であるとか、エンジェルスイヤリングといった新品種があるのですけれども、そちらの方を市内でどう展開していくかなど、そういったことを議論いただいている委員会なのですが、そちらの方で今回特別に愛称委員会を設けまして、今津という地域の名前を前提とした候補を選んでいただいたということになっています。
記者:職員さん以外の方も入っているのですか。
当局:職員以外の方になります。たとえば、元兵庫県立大学の服部先生ですとか、顧問には安田先生ですとか。その他、今竹先生も委員の中に入っておられます。約5名の委員の中で命名をしていただいているということになります。
記者:学識者ということになりますか。
当局:学識者ということです。
記者:難しい名前になったということでしょうか。
記者:委員会は植物生産研究センターが設置したということでしょうか。
当局:はいそうです。命名の場合、どうしても地域の名前プラス桜の性質であるとか、桜の色プラス咲く時期を表現したりとか、桜の命名のルールで言うとそういう組み合わせが多いので、そういった中で厳選していくと今津という地域名にこだわって言うと、このような組み合わせになってきたということです。

7.「ひょうご森のまつり2019」の開催について

市長:こちらも資料をつけさせて頂いていますが、11月9日の朝の9時半から甲山公園において、ひょうご森のまつり2019を西宮市において開催を致します。ひょうごの森まつりは、兵庫県の事業で県が主体的にやっているもので、毎年自治体を回るのですけども、今年は西宮にあたったということです。まず、10時から式典をやりまして、私や知事が記念植樹するとかですね、あとは林業や緑化関係に尽力された方々を表彰させていただき、ボランティア活動報告やアースレンジャー宣誓などをやってですね。そして午後1時からはNPO法人森は海の恋人の畠山さん。これちょっと顔は見たことあるな、知ってるなという人に来ていただいて講演をしていただく。こういうようなイベントがございます。当日は阪神西宮駅とJR西宮駅と会場を結ぶ、無料シャトルバスも用意をさせていただくということであります。とても季節の良い時でもありますので、ぜひ多くお越しいただければなと思います。ジビエ料理の販売とか、木工品の展示や販売とか、そういうことです。里山林整備 体験など、なかなか楽しそうですねこれは。

8.その他(市政報告広聴会S.N.Sミーティングの開催について)

市長:半期に一度、市長になってから市民の皆さんの前に行って、広聴会を昨年も今年もやっていますけども、その一環であります。ただ、同じようなケースではなくてですね、今回はテーマ性を設けて、「ゴミとエネルギー」というようなことで、今市民一人あたり1日でこのぐらい出していますよ、 ゴミはこういう処理をしていますよ、お金はこの位かかっていますよと。 そして、こういうことに気づいてもらったらありがたいですねと。一方で皆さんからぜひ、何か色々ご提案とかありませんか。というような形で、ゴミとエネルギーについて私からお話をして、市民の皆さん方と色々意見聴取やお話をさせていただくということであります。とは言いつつ、せっかく私が出向きますから、この話以外でもしていただくことがあってもいいかな、ということで内容については市政全般に関する質疑応答、というようなことも付け加えさせていただいております。開催は11月9日から24日まで、順次7か所で開催いたします。 今まで広聴会をやりますと大体50人ぐらいいるところもあれば、20名から30名のところもありますけれども、今回は「ゴミとエネルギー」ということに関しては、私になってからは初めてですから、どんな形になるのかなというところです。私の方から以上です。
記者:既にいっぱいになったところはありませんか
当局:まだ大丈夫です。

9.その他(ソロモン諸島の首都ホニアラ市が環境学習都市を宣言)

市長:これもせっかくなのでお知らせさせていただこうと思います。ソロモン諸島の首都、ホニアラという町があるのですけれども、前回ここの市長さんが来ていただきまして、環境学習都市を宣言、10月31日にされるのですけれども。西宮も環境学習都市というのは宣言していますけれども、環境と教育というのを融合させてですね、そして若い子供たちに環境を守る大切さというのを植え付ける。その取り組みに向こうの市長さんが感激をしてくれてですね、なったということであります。
これは独立行政法人のJICAが間を取り持ってですね、西宮のNPO法人こども環境活動支援協会が今日までですね、ホニアラに対して様々な活動して参ったのですが、
私も環境学習都市になっても自然豊かなのだから、西宮から学ぶことないじゃないですか、と最初言ったら全然違いましてですね。町の人たちがゴミをゴミ箱に捨てて、集めて処理をするっていう概念がないらしいです。とにかくその辺にポイっと。昔はヤシの実を使ったものをポイっだったので、自然にかえるのですけど。最近はポイっとすると、プラゴミですから。そうなるとホニアラの町はもうあちこちでゴミだらけ、という感じになるらしいですね。ゴミというのは集めて、ちゃんと処理をしないと大変なことになっちゃうのだよ。というようなことを、すごく端的に言うと植え付ける大切さ。こういう中で環境学習都市を宣言してですね、彼らが守っていこうという試みをやっておられる。私自身はちょっと行くことができなかったので、その式典にですね、ビデオメッセージを送らせていただいたということであります。元々、西宮は20年ほど前にアメリカのバーモント州、バーリントン市と環境学習を通じた持続可能なまちづくり、というコンセプトで、都市間交流したのが始まりでありますけども、こういうようなことがある意味次の展開に出てですね、私たち西宮にとっても名誉なことだなと思います。 以上でございます。
記者:10月31日に何かテレビ会議のようなことをするということでしょうか。
当局:いいえ。10月31日の9時から1時半まで開催予定で、ビデオメッセージが流れるということです。
市長:私の動画はもう撮ってあるのです。
記者:それはもう送っているということでしょうか。
市長:そうです。
記者:テレビを通じて「頑張ってください」みたいなことではないということですか。中継を結んでみたいな。
市長:そういうことではないです。しかし海のはるか向こうで環境学習都市、というものがあります。それを習ってやります、という風に言ってもらって、ホニアラという所で西宮というものを皆さんに知ってもらえるということは名誉なことだと思います。
当局:メッセージは資料の2枚目に文章のメッセージをお付けしているのですが、それに近い形で映像と音声でお渡しするということです。
記者:ホニアラの環境学習都市宣言を、LEAFがお手伝いしてきたということでしょうか。
当局:そうですね、JICAの事業に草の根パートナーシップというものがありまして、そこのプロジェクトをLEAFが受託をするという形で、LEAFの持っているノウハウで途上国支援を行うということであります。
記者:これに合わせて西宮市から、例えば小学校にゴミ箱をプレゼントですとか、そういうような計画などはあるのでしょうか。
当局:ハードどうこうと言うよりは、ノウハウをいかに学んでもらうかということをやっていまして、今回市長とお会いしたという方々もですね、西宮市内のごみ処理場の見学ですとか、分別のシステムや地域のコミュニティに出向いて分別の仕組みを学んでいただくとか、そういった形で市としても協力をしているということです。
記者:これは小川さんが行かれるのですか。
当局:そうです。

10.その他(自由質疑)

記者:合同就職面接会の話に少し関連しますけれども、就職氷河期世代の職員の採用というのが宝塚市とか三田市で動きがありますけれども、西宮市ではそのあたりはいかがでしょうか。
市長:人事とも話をしましたけれども、もちろんその取り組みとか啓発という意味では、すごく中川市長のリーダーシップは直接申し上げましたけど敬意を表するところでありますが、一方であの取り組みは3人採るのに1800人か1600人がテストを受けにきたと。ちょっとオペレーションとして大きすぎるな、というのがあって、そこが果たしてそのやり方をやってくださいよ、と中川さんがもう即座にショートメールできたのですけど。 ちょっとそれがあの本当の本丸なのかな、という感じがしていまして。つまり例えば、西宮は宝塚よりも少し多いから5人、みたいな感じなのかもしれないですが。そういうことよりも、もちろんそれもできたら良いのですが、やっぱりこういう民間企業であったり、場合によったら引きこもりされている方に対するアウトリーチ事業とかもやっていますが、別のアプローチをまず、今やっているところでもありますから、ちょっとそこを固めようという感じです。だから今、近未来に宝塚さんに右に習うというところは考えておりません。
記者:職員の採用でですね、社会人採用もされていると思うのですが、氷河期世代の44歳の方も受験はできるのでしょうか。
市長:詳細はあれですけども、基本的には行政職とかだと昔よりは下限年齢は上がってはおりますけれども、44歳まで普通の行政職が引っ張ってるかというと、それはないですね。そこは全体のこの氷河期という文脈だけじゃなくて、20代で入ってそれで60まで勤めてというような人たちだけというのが、本当にいいのかという全体的な話はしていますけども。それが今この流れですぐにパッとやるような形までは議論が熟していない感じです。
記者:台風19号で被害がかなり大きく広範囲にわたるということですけれども、西宮市として何か、というのはあるのでしょうか。
市長:正式に発表するようなったらプレスにお伝えいたしますけども、今、中核市長会や兵庫県などを通じて要請は来ております。その中で何人どこにどういう形で、というような整理を今しているところ、と聞いております。もっと言えば誰を行かせるかというところまでを。なので、何にも無いということにはならないと思います。
記者:近いうちにという感じでしょうか。
市長:近未来に。場合によってはわかりませんが、私の聞いている雰囲気ではもう今週中ぐらいには誰か発つぐらいの勢いだと思いますよ。
記者:中核市に行くという感じですか。
市長:いや、そこもわからないです。ただ可能性論としては、それが高いです。ただ、兵庫県が長野県のパターンと、一方で中核市で言ったら長野市がある。その辺かなと思いますけれども、ちょっとそこは今調整しているところです。もうお待たせすることなくお知らせするように、決まったらお知らせするようにいたします。どういうニーズがあるのかというのか整理していて、例えば罹災証明の話だったら住宅見てどうにかなるような話だし、証明を出すというのであれば行政職だろうし。その次のテクニカルな話だったら土木職だし。行ってこいっていう話になった場合、何日間か行きますけどどこに寝たらいいのですか、っていうような答えがすぐ出てくるのか、ということもありますので。 ちょっとそこで今やっています。本当にすごい災害だったですから。

会見の動画配信

市長定例記者会見の模様を動画配信しています。
「にしのみやインターネットテレビ(YouTube版)」でご覧いただけます。
下記のリンクからご覧ください。
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