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市長定例記者会見(平成29月5月)

更新日:2018年1月24日

ページ番号:90532195

【発表項目】

(1)保育所就職フェアについて警察からいただいた平成25年~27年までの
(2)写真集「西宮という街」の再販売について
(3)「さくらFMウォーク」の実施について
(4)自転車事故マップについて
(5)「西宮市教育大綱リーフレット」について

【会見録】保育所就職フェアについて

【市長説明】これまで2年間実施して成果があがっているものです。開催日時は、5月28日13時~16時市役所東館の大ホールで行います。去年も5月、9月と2回実施しまして、5月の方がお客さんも大変多かったです。実際、去年は2回分やってその中から48園ある民間保育所へ就職したのは23人です。23人の成果が出ているので非常に効果があった事業だという風に考えています。実際85人ぐらい民間保育所で就職されている中の23人というのはこのフェアから行っているので非常にいいのではないかと思っています。事前申込無料、参加費無料、途中入退場自由なので、是非ご参加ください。西宮市と西宮市保育協議会の共催で行います。
今後の予定としては、まず7月28日に聖和短期大学で学内のミニ就職フェアを実施予定です。8月6日には今回実施するものの第2回のフェアをやります。去年実施したことを踏まえ時期の工夫も行っています。8月中旬には保育所見学のバスツアーを実施します。これも今年初めてではないですが去年の実施時期、参加者数との反省を含めて時期を狙って実施します。それに加えて、保育士対象に保育事業者から市内住宅の借り上げに要した費用の補助事業も今年から行います。

【質疑】
質疑なし

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【会見録】写真集「西宮という街」の再販売について

【市長説明】
一昨年、市制90周年を記念して販売した写真集があります。『西宮という街』という写真集です。西宮市が持っている古い写真ですね、古い写真を集めたものを西宮の歴史をこれで振り返ってくださいということで販売した所、メチャクチャ評判が良くてすぐ売り切れてしましました。
前回は1,500冊発行して400冊は市内小中学校などに配り、1,100冊を千円で売ったんですけれども、西宮北口ギャラリーで併せて開催した歴史写真展の会場で売ったところ完売になりました。なので、今回500冊を増刷して再販売をします。今は市役所の1階のところで古い写真の写真展をしています。元々、東館8階の情報公開課の前で展覧会をやっていたんですけど、用事がないかぎり行かない、かつ人気があるイベントですから、みんなに見ていただける所も持ってこようということで、市役所1階の正面玄関の整備をしたときに、定期的に展覧会をするようにしました。今も懐かしいと立ち止まって言っていただくお客さんもいらっしゃいますし、注目もあると思いますので、また販売いたします。価格は前回と同じ千円で、本庁舎1階売店か東館8階の情報公開課で5月25日から販売します。

【質疑】
記者:前回、完売すぐということなんですけれども、どれぐらいで売れたんですか。
市長:写真展の期間が12月1日~6日あり、6日間で完売しました。
記者:今回、時間が空いて再発行しようと思ったのは、どういう理由ですか
市長 あれはもうないのかといったご要望、お話が多かったからです。

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【会見録】「さくらFMウォーク」の実施について

【市長説明】
さくらFMの文化財ウォークのご案内です。去年にもご案内していますが、定期的に実施していて意欲的な番組です。番組の内容は、さくらFMのスタジオに文化財課の合田学芸員がいて、出先に西宮の歴史的なものを巡ろうよいうことに参加したいなと思ってくれた方をお集めして、そこを学芸員が引率して、ここはどういったいわれがあるんですよ、などということをFMで中継します。そこでスタジオとからんでいくというイベントです。出先にも4名の学芸員が引率して今回は、広田・名次山の文化財を現地見学してその模様を現地から生中継で放送します。スタジオでは番組パーソナリティと学芸員で歴史地域トークを生放送するというものです。西宮も意外に歴史的な史跡とかが実はあまり知られていないけれど豊富なところで、ラジオを聞きながら市内の史跡、文化財を巡れるということで人気があります。5月21日、9時~12時半、事前申込は要りません。参加費無料でどなたでもご参加いただけます。スタート地点は広田神社拝殿前でして、9時半までにお越しいただければ。

【質疑】
質疑なし

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【会見録】自転車事故マップについて

【市長説明】
自転車の事故がどういったところに多いのか、ということについて関心が高まったことをうけ、市のホームページで、小学校区ごとのマップでどういう事故の傾向があるのかというものを見ていただけるようなデータの公開を始めました。阪神間でも人口1万人あたりの自転車事故の件数が西宮市では12人で結構多いです。平地が多い尼崎市と伊丹市がどうしても自転車が多くて事故も多いですが、それに次いで多いのが西宮市です。特に甲子園警察署の管内では、平地が多いこともあり、交通事故全体に占める自転車事故の割合が40%前後と県内で最も多いです。西宮市全体で慣らしても30%前後と交通事故全体に占める自転車事故が全国では20%前後ですけれども、比べると結構高いです。
警察からいただいた平成25年~27年までの自転車事故のデータの提供をうけて、それをマップにプロットしてできたものです。皆さんに見ていただきたいというのと小学校3年生を中心に行っている自転車安全教室などでは教材として活用しようと思っています。一般論として自転車事故が増えてるなとか乱暴な運転をしてるなということはよく言われていますけれども、傾向がちゃんとあるので、ただちに自転車が危ないとか、たとえばお年寄りの自転車がダメとか子供の自転車が、というような問題ではなくて、やっぱり正しく安全に乗っていただければいいと思っているので、結構、自分もこういうデータを見て衝撃的だったのが、やっぱり、逆走する自転車がメチャクチャ危ないですね、というのが特に印象的ですね。車で走っていたり、まちで走っているのを見てても、車道の際を自転車が走るにあたって、それを逆走してくる自転車というのは非常に危ないですね。車は、例えばT字路で出ようかなと思ったら、右から車が来るんかなと思って確認しますよね。それを左から自転車が突っ込んでくるというパターンは非常によくある。事故の多くを占めているのはそういうところです。自転車の事故の傾向というのがどういうものなのかというものも是非見ていただければと思います。後、歩道を自転車で通行するにせよ建物に極端に近い所を走られている方が結構いまして、出来るだけ車道側を走っていただきたい。
辻から出てくる車が、様子を見ようと思って、車の前方を出した時点でぶつかってしまうんですね。車道の左側通行の逆走してくる自転車の事故割合は50倍です。非常に高いですね。歩道の建物よりを逆走してくる事故の割合も、車道左側よりと比べて23倍。なんとなく自転車が危ないよとかお年寄りがどうだ、中学生が乱暴だという話ではなくて、ルールとか事故が起こりそうなメカニズムをご理解いただいていない運転が事故につながっているというのがありますので、こういう事実も知っていただきたいし、お近くの交差点の中で、どういう所が危ないのかというのをマップに載せていますので是非見ていただければと思います。

【質疑】
記者:こういう自転車マップというのは近隣では出している所はありますか。
当局:尼崎市が出しています。西宮市は内容などより詳細にしています。
記者:いつからホームページで公開してますか。
当局:4月から公開しています。
記者:事故マップを作った背景としては、自転車の事故割合が西宮市で増加しているということが大きな要因ということになるんですか。
市長:警察の方や交通安全の方とお話しするときに、自分がお会いするときでも必ずされるのはやはり自転車事故の話をされますね。交通事故というのは常にあり続けているし、減らしていこうという話はしていますし、傾向もありますけれども、やはり自転車の事故割合は増加傾向にあるだろうなということは、警察の方とのお話の中でも出てきますね。数字で、というのもありますし、やはり警察の意識もすごくあります。議会でも西宮市役所としての問題意識は、というのもいただいていましたし、どういう所が危ないのかというのを出したらどうかというのも、市役所だけが考えているだけではなくと、こういう風なものを見せてほしいというご意見もいただいていました。
記者:実際にデータなどもとっておられますか。
当局:自転車事故そのものは減少しています。事故に対する割合が増えているという所が目立ってきているということです。
市長:交通事故はこういうのが危ないというのは、時代性とか流行があるじゃないですか。例えば、つい最近でしたら飲酒運転がどうだというのがすごく話題になったし、自分が子供だったときはバイクの暴走が、ということが話題になっていたと思うんです。そうやって一生懸命、警察や行政などが啓発をすることによって、事故が少しづつ傾向としては減ると思います。それで事故自体がなくなるということではなくて、最近、自転車の事故多いですねというのをもっと伝えていくと、そういうことの積み重ねで飲酒運転なども減っていると思いますしね。警察や交通安全協会や行政などが協力してこういうことをもっとやっていこうと思っています。
記者:甲子園管内は県内でワーストなんですか。
当局:1番、2番を争っています。割合でいうと。
市長:別にそれが甲子園署管内の人が乱暴運転だなというよりは、やはり平地で車の通行も多いし、自転車の通行も多いのでどうしても事故の確率は高いですねということだと思います。当たり前ですけど、車も人も少なければ事故の頻度というのは当然下がる訳ですから。そういうのでいうと比較的、自転車通行帯を設けたりしていて、西宮の南部の方は自転車を走りやすいまちには、なっていると思うんですね。極端な話、上ヶ原の方でバスも通りますという所よりは、走りやすいはずなんですけど、やはりこういったことを知っていただいて、たまに危ないなと思ったことなどについて、やはりあの交差点は事故が多かったんだなということを知っていただくことは、すごく意味のあることだと思っています。
記者:これは、今、市ホームページのトップページにあがっているんですか。
当局:はい。

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【会見録】「西宮市教育大綱リーフレット」

【市長説明】政策としてご存じの方もいらっしゃると思いますけれども、結構根元のほうから申し上げていきますと、法律が変わったこともありまして、市長の方から、市の教育大綱という名前で市の教育政策の方針を作らなければいけないと法律が変わりました。市長と教育委員で議論してそういうのを作りましょうと。そういった中で、去年11月に策定したんですけれども結構ゼロから書きました。元々あった教育の大きい方針を流用するパターンは他市では多かったようですけれども、ウチとしては多くのインタビューをして西宮の子供たちにどういう風に育ってほしいのか、そしてまた西宮の子供たちにそう育って欲しいとすれば、大人たちはどういう風に態度すべきなのかというようなことを多くのインタビューをする中で編集していって、一字一句丁寧に作ったものがこれでございます。この中で、結構大きく言われたのは、最近の子供の傾向として、逆にいうと大人の傾向として、子供に対して過保護、過干渉な事例というのがすごく増えています、というのがいろんなインタビューで出てきました。晩婚化して少子化しているので結構年齢がいってやっと授かった子供、一人っ子というようなことになると、やはり大事、大事にしてしまうパターンというのが結構多くて、やはりたくましい育ちに繋がってないなという意見もたくさんありましたし、もう一つは親が子供のやりたいことや方針とかに対して口出しをしすぎる傾向が強いなというようなことも結構出てきました。そういった傾向を踏まえてこの教育大綱の中には書いていますけれども、もっと挑戦しようぜとか自分で考えようぜ、失敗しても立ち上がろうぜ、みたいな所を大事にして、たくましい育ちをもっとしてほしいなというのが7つの思いのうちの3つです。後は、他人への思いやりとか、健康的な生活とか、ふるさとへの誇りといったものも子供たちに期待したいよねと、こんなのも我々が考えて作ったわけではなくて、先ほどからの繰り返し申し上げているように、色んな教育関連の方々とかスポーツや芸術の分野の方、そういった方々にインタビューをした上で作りました。そして大人に対しては、愛情だけではなく子供に対しての敬意とか、子供の育ちに対しての寛容さなども持って欲しいなと、そういったことを作ったんですけれども、これをどう使っていくかすごく大事だと思っています。我々としては、これをみんなに暗唱させたりとか、張り出してみたいというのは特になくて、我々が今後子供に関する施策を行っていく中での礎となるようなもの、我々は子供たちに挑戦する勇気をもってほしいからこんな事業をしてるんですよと、ふるさとへの誇りを持って欲しいからこういう事業に取り組みますというように礎にしていきたいと思っています。その色んな展開をこれからどんどん考えていくんですが、まずは作りましたよということを皆さんにお知らせする必要があるなということで簡単なパンフレットをお作りしました。パンフレットは学校の園長先生の研修でも説明申し上げましたし、先日は青少年愛護協議会の総会でもこれの内容についてのお話をさせていただきました。今後は、PTA協議会、子ども協議会などにもそういうお話はさせていただく予定で、西宮で子供に触れ合う色んな立場の人たちがそうだよねと、子供たちにはこういう風に育って欲しいよねというマインドを持っていただきたいと、そのためにこういったものを作ってお配りしようと思っています。
西宮市内では圧倒的人気を誇るみやたんについてキャラクターで使って、作家のたかいよしかずさんにも大変なご協力を得て一緒にお作りしたものでございます。

【質疑】
質疑なし

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【会見録】その他

記者:来年の4月の市長選まで1年を切ったんですけれども、市長は当選直後に最低でも2期、出来たら3期やりたいということをおっしゃっていたかと思うんですけれども、来年の市長選をどうされるかというのをお伺いしたのですが。
市長:ここで言うつもりはないですよ。一年前からせっせと前川さんはネガティブキャンペーン記事を書いていただいているんですけど、それは別にやっていただいたらいいわけで、ぼくは普通に4年間、任期をいただいているので、2期やりたいと思おうが3期やりたいと思おうが、いただいたのは1期ですからね。4年間でやらないといけないことをやりきるというスケジューリングで日々仕事をしているだけです。
記者:16日で施政3年を迎えましたけれども、この3年間について降り返ってみて、自己評価していただくとすると。
市長:全然振り返っていないので、やらないといけないことを着々とやっているだけなので、3年間をどうやというつもりは全くないです。ついこの間も市長室長に、市長これであと任期1年の記念日ですねといわれて、あ、そうなんみたいな感じです。あんまり何月何日というのを気にしたこともなければ、常にやるべきことをやってきただけなので。面白いことは何もないですよ。あと1年でどうするとか3年振り返ってこうやなという感慨深いですというのが別にあるわけではないです。いずれにせよ預かっているのは4年なので。
記者:それに関連してなんですけれども、実質的に残り1年となっていて、今までの3年間で何が出来ていて、残りの1年間で何をしなければいけないのかというのはどういう所でしょうか。
市長:そういうのはタイミングとしてこの5月ではないですよね。やはり行政は年度でやっているので。2月に発表した平成29年施政方針であるとか29年度の予算案というのが自分が預かっているこの4年間でやり切るべきものとしてお出ししていて、議会に承認いただいているものなので。実際あと1年といっても、30年度の4月と5月のちょっとは、そもそも次の年度は市長選がある年度ですから、予算を組むにしても新規事業を盛り込んだりするつもりもないし、出来るわけがないですよね。ですので、やはり29年度がお預かりした最後の年度ですから、これでやり切らないとあかんなみたいなつもりは、29年度の予算を作る段階から担当部門にも言っていて、29年度にいったん懸案となっている事業をやりきるつもりで編成してくださいねというつもりで事業をしてます。なので、この5月の段階であと1年とかではなくて、あと1年やと思ったとすれば、29年度の予算とか施政方針を書く段階であと1年やなと考えましたね。
市長:施政方針に書いています。
記者:それだけですか。
市長:だけというか、予算に書いているものを施政方針に全て書いているわけではないし、主だったものは施政方針に書いてきましたよ。
記者:いくつかお聞きしたいことがありますが、まずこの前の総務省のほうに区割りの件で要望に行かれていると思うんですが、ブログを拝見したんですが、その後何か反応はあったのかというのと、今後市として要望したりなど対応はしていくことはあるのでしょうか。
市長:反応も何ももうほぼ(閣議決定までは)決まってしまっているので。ただ、こういう流れになっている中で自分が行って、総務省の選挙部長にこういう状況なっているけどどうなんだみたいなことをいって何もかもがひっくり返ると思って行った訳ではないんですけどね。やはり西宮市としてあなたたちがやっていることが、いかに的外れでいかに許し難いことをしているのかということは、ちゃんと西宮市の市長としてはお伝えしなければならない。それをしたということで、彼らからすれば、そんな反応をする筋合いも何もないわときっと思っているでしょうね。
記者:受け答えとしては何か。(ブログで)四角に囲ってある部分?
市長:ぬるいことを言っていましたね。すごくカチンときたのが、選挙区というのは色んな利害がからむからうんぬん、みたいなことを言っていました。あなたは利害でやってるのかと。そこに住んでいる有権者がどういう人をどういうものの代表を選ぶのかみたいなね、有権者側の視点では全くなくて、何か誰のか知らんけど、利害とかで調整して決めたんやねあんたはというのがすごくありましたね。
記者:改めて意思表示をされたりすることは考えていますか。
市長:もし行ったとしても同じことですしね。まさかまた行って机蹴り上げても仕方ないですしね。そんなことをするつもりはないし。西宮の人たちはこういう思いをもっているんですけどねということは、そうやって部屋の中でちまちまと仕事している人の所へは、ちゃんと伝えとかないといけないので、ということで行きましたね。やはり塩瀬の人とか山口の人とかはなんじゃそれと思ってもそれは伝わらないんでね。なんじゃそれと思っている人たちが4万人いるわけだから、その人たちの気持ちを市長としては総務省へ持っていかなあかんでしょうね。持っていってどうなるとかじゃなくて持っていかないといけないですね。
記者:この前、ゴミ回収コンテナを盗んでいた犯人が捕まりましたが、市長はどう思いましたか。
市長:使っていたのかよと。何か嫌がらせなんかなとか。何か思っていたんですけど。無茶苦茶高いものなんだったらともかくそれぐらい買えよと。しかも、ベタベタの瓶や缶をボンボン入れたものを洗って拭いているんだろうけども、自分たちが売りたいものを入れてるとか間抜けですよね。捕まってよかったですけどね。
記者:損害賠償請求するということもお聞きするんですけど。
市長:そこら辺は担当に任せます。彼らがやるべきだと考えてやるんだったら全然それでいいと思うので。政治家として判断する話ではないので。
記者:この前、アドバンスの会見があって、市議が来ていたりだとか、保護者の方もいらっしゃったり、記者だけじゃない会見だったので、私も始めて経験するような会見でちょっと戸惑ったんですが。
市長:僕らも謎でしたね。一体どんな会見になるのかと。内容もこれはなんなんだろうかと。
記者:市が随意契約をずっと結んでいらっしゃるという所で、信頼があったからそういうことをずっとされてきたと思うんですけれども、傍から見たら信頼できる団体なのかどうかというのを、もう少し第三者的な視点からみたらそういう風なことも思ったんですが、今後、例えば何か方針を見直すとかそういったものはあるんですか。
市長:まず、そもそもアドバンスが税金のところで問題となりましたといったところで、我々としてやらなければならないことがいくつかあって、我々が彼らとやってきた契約がちゃんと適切であるかというのは確認しないといけない。確認は勿論しています。で不適切はないという風に我々は判断しています。その税金の面で、市も税務部がありますので、問題がないかという点については、国税でしたか、そこと協力して西宮の担当は当然正しい対応をしなければいけないでしょうね。もう一つ残るのは、ただの会社ではなくて障害者就労をしていただいている福祉的な側面もありますので、勿論、契約が不適切でないかというのが大前提ですけども、働いている、結果としてそこで働いている障害者の子供たち、彼らは何らかの方法で守らなければならない立場に我々はあります。何らかの方法が何なんかというものは、まだ課題が顕在化していないので、例えば、多くの障害者が路頭に迷っているとか、あるいは、今の監査の状況では、ないという風になっているかと思うが、きちんと支払いがされていないとか、そういうことになったらえらいことですから、そんなことは知りませんよという立場にはないので、そういうものに対してどうしていくかということについても、我々は一定持っておく必要がある。そういったことは当然庁内では、事業者として仕事を出している公園を預かる部門であるとか、福祉の部門、市として契約を預かっている契約部門、そういった所は綿密に情報共有しながら議論をしているのでね。今の所、ウチは問題ないです。
記者:随意契約の契約自体も問題ないし、障害者の賃金に対する未払いもないという監査結果も出ていると聞いているので、その2点に関して市が関与している部分については一応適正だったという立場でおられる。
市長:そうですね。ただ、その団体さんがどういう団体なのかとか、経営者がどういう態度の方なのか、週刊誌に載っていた内容とかっていうのは、ほぼ西宮で政治をやっているという人であれば、みんな聞いたことある話ばかりですから。今更こんなん出てるわ、そんなん証拠もなにもないですよ、ただみんなが普通に知っている話でしょうし。実名で出ちゃったよみたいな。正直、市に対して政治的要望、いわゆる普通に契約するとかではなくて、もっとこうしてくれという例えば、要望とかが市に強い団体ではありますよね。過去、週刊誌に載っていた政治家と一緒に役所の色んな部署にきて、もっとこうならんかといったことを大声で強要みたいなことは一杯記録で残っていますから。もっと、古いので言うと、平成19年でしたか市役所の前で座り込みをしたこともありますから。障害者の子供と一緒に。だからそういう風なことは、西宮であの団体とかあの団体まわりとかでどんな団体でしたかというのをちょっと調べれば、みんな知っているだろうと思いますが。週刊誌に出た人にしても、お付き合いがあるという噂があったときには、議会でそういう関連の議会質問をされたり、請願を提出なさったり、これはちゃんと名前入りでやっていることですから。で、最近そういうのが切れたっぽいなというのも、西宮で政治やってたらみんな知ることだし、最近というのは切れたと週刊誌が書いていた時期、そういえばそのころかなと。ただ、記者会見でウチの局長がどうこうと話が出たという風にありました。それは調べた所、全く事実無根でした。だとすれば、なんでこんな話が出てくるのか気持ち悪いですね。
記者:逆に報道機関に調べてくれという要望がありましたね。
市長:ちゃんと調べたらいいんじゃないでしょうか。それは。もうちょっと聞いた話とかを記事にするだけではなくて、むしろそういう問題こそ取材したりするのではないの。さっきも申しましたように西宮の政治家であれば誰でも知っているというような話とかは、みんなも知っているのかなと思ったら知ってもいないのねという所はちょっとビックリだったりします。ああいう話の周りに何がどういう風に動いているのか、新たに記者会見をして事実でもない、局長の所に行ってこんな話がみたいな、我々としてはそんなんあったらことですから、勿論確認もしましたが、全くないわけですし寝耳に水でびっくりしたということですから。では、何の意図を持ってそういうことをやっているんだということがね。ぽんぽんこういうことが出てきて、やっぱり市長選挙一年前とかになってきたからこういう話が出るのでは。
記者:関係を見直すとかそういう話は。
市長:我々としては、我々が仕事を出すこととか、障害者の処遇であることとかが適切かどうかというのは、常に責任を負うべき立場なので、そこがしっかりすることというのが大前提です。今後その税金の問題についても、それが白なのか黒なのか、黒じゃなくて灰色でしたよとかそういう話とかというのはまだ結果出ていないですからね。結果が出た場合には税金についてそういう風な態度である団体との契約は適切ですかというのは次の問題として出てきますけれども、今の時点では、まだ捜査とか云々というのは途中なのでね。だから、こんな噂になったからもうあの団体とはお付き合いできませんとか切るとかを今の段階ではするべき立場にないです。
記者:では、きっちり結果が出てから考えるということでしょうか。
市長:勿論、その結果が出ました。さぁどうするよというような場合ではないので。当然、我々としてはどういう結果になったらこうしないといけない、こういう場合は、というのをちゃんとしないとあかんなというのを中でちゃんと整理しないといけないのでね。そういった準備というのは適切にやりつつ、ウチとしては今申し上げたように、ウチが出した仕事についてはちゃんとやってくれている事実と、今の所、障害者の皆さんにお金が払われていないみたいなこととか処遇がおかしいみたいなことにはなっていないというとりあえずこの2つというのが担保されているので、今から遡って何かしないとあかんなとか直ちに何かを切ったり、つないだりとしないとあかんなというのは特に考えていません。
記者:福祉局長と飲食をしたことは事実無根であるということでしょうか。一回も同席をしたことがないということでしょうか。
市長:普通に、なるほどなこういう風な人の名前が出るというのはお酒飲むのが好きな人ですね。色んな人とお酒を飲みます。色んな人とお酒を飲んだ内の一つであったようですね。機会としては、別に普通に今度飲みに行こうかみたいなので飲みいったとか、たまたま会ったから飲みにいったとかしかも随分昔話だったとかするみたいで、このアドバンスが関係してくる云々みたいなのとは全く関係ないから、いやいやお酒飲んだことはあるけど、それがアドバンスとなんか関係あるの、みたいな本人もちょっとびっくりしているような所です。流れ弾にあたったという感じです。
記者:その局長に聞き取り調査みたいなのをした、結構公式なものなんですか。
市長:取り調べとかではないですが、こんなんなってるでという、自分の名前出てるで、という話になって、一度手帳を繰ってごらんと。飲んだこととか役所で話したことがあるのという話をしたら、役所で話をしたことはないということでした。よそで飲んだことは、あるけれども昔話すぎる若しくはアドバンスとはかすってもいない普通に今度飲みにいこうよみたいな話でしたね、みたいなものでした。しかし、また何でこんな話がということでした。身内的には、冗談ぽくではありますけれども、色んな奴とお酒飲みにいくからなぁという人ではありますけども。でも、実際にその記者会見に出た方ではなく、週刊誌に出た方の人と一緒にご飯を食べたという話は噂としてはいくらでも聞いていますし、記者会見に出た方の件というのは、一方が市役所なのでそんな不適切なことはないだろうねというでの確認はいたしましたけれども、政治家同士であるとか政治家が市役所じゃない一般的な人とそれこそ皆さんマスコミとかと飲んでるとか飲んでないとか別にやればいいことですから。そういうのは噂の範囲でいうと結構飲んでいるらしいねとか羽振りいいらしいなとか誰々と一緒に行ったらしいよというのは、それは西宮で政治をしていたらいくらでも入ってきますよ。ちなみにいうと僕は一回もないです。あんまり僕のことは好きじゃないようなので。一緒にビールを飲んで楽しい人だと思われてないので。
記者:ストークスが一部に昇格して、この前、コメントも出してくださったと思うんですが、20日はどういう予定でしょうか。
市長:僕ですか。20日、東京、代々木に行ったほうがいいですか。実は中地区優勝を決める試合もプレーオフで昇格を決めた試合も行けていないんですよ。まぁまぁ行っているのに。その前の試合とかは行っているので、行きたいのはやまやまですけど、私は行けませんので。勝ってほしいなぁとは思いますけれども。
記者:市長表敬の日程が決まっているようですけれども。一部昇格とかまぁ優勝するかどうかは分からないですけれども、何かお祝いごとのようなことを考えたりしているのでしょうか。市として。
市長:担当レベルではこんなことをしようかというのはあるかも知れないですけど、僕が何かこんなんやろうかというようなことは、2号線パレードしたりするようなことは今の所、考えていないです。ただ、1年間、西宮という看板を掲げて全力でプレーし続けてくれて、いい成績を出してくれたのは本当に嬉しいなと思いますよ。やっぱりそういう姿を西宮のお客さんたちとかよくバスケやっとんやろなというような子供たちとか高校生、大学生っぽい子達がいっぱい来ているので、そういう子らの前で、やっぱりプロすごいなというのを見せてくれていい成績を出してくれたのは本当に嬉しいです。あと、B1に上がったら相手全部強いから。B1行ったけどすぐ帰ってきたとなると寂しいので。B1上がって定着してくれるように来年は奮闘してほしいなと思います。
記者:就任3年の話に戻るんですが、先ほど施政方針で今年上げているよと、その通りなんですけれども、この3年間振り返ってみて、今村市長のこの施政のタイミングでこの政策を出来たことがよかったという風に振り返られる政策というとどれになりますか。
市長:政策っていうのは、例えば、担当部署は政策の下にある施策の下にある事業があって、事業の下にある業務に携わっていたりしますよね。自分は政策とか施策とかいう所は勿論ですけれども。もっと大きいものに責任を負うべき人間なのでね。第13代目西宮市長ですから。よく講演であるとか学生にお話するときに西宮はなぜ住みやすいまち云々の話をするときに、やっぱりその100年以上前に西宮が便利な街として、段々じわじわと明治からなってきたというのがあって、そこから約半世紀経って文教住宅都市宣言。そこからの半世紀の間に震災もあってという話の中で、今の西宮に何をしておかないと活力のある文教住宅都市を20年後とか50年後とかに引き継げないのかということに対しての問題意識を、それでずっとやっているんですね。だから、その分、福祉はどうしたらいいのか、待機児童にはどう対応していくのかという細かいプランニングとかはやはり専門性を持って誠心誠意現場はやってくれていると思います。だからもっと頑張れとかお金かかってもやれとかお金の範囲内でやれとか時間早く巻けとかゆっくりやれとかそういう大きな監督的マネジメントは当然現場の政策、施策についてはやりますけれども、僕の肝いりであれこれいうのは、僕がやったりするレベルではないなと思いますね。
記者:施策という言い方が間違っていたかも知れませんけれども、大きい方針としてこの3年間で、この大きな方針を打ち出せたことっていうのは今の西宮にとってどういうプラスになったのでしょう。
市長:それを評価するとしたらそれこそ10年後とか20年後の西宮じゃないかなぁと思いますね。だからそういう話を自分からすれば辰馬龍雄市長が文教住宅都市を宣言したことって西宮の歴史にとってはこうだなぁということをやっぱり思います。その時の西宮市民が辰馬龍雄市長をどういう風に、例えば支持者が多かったか少なかったとか、議会が賛成したとかしなかったとか、当時の人たちはいろいろと言っていたかも知れないが、今からすれば、1963年というタイミングで文教住宅都市というのを宣言したということとか、それ以降西宮というのがどうなったかとかというのがすごく重要だったなと思います。それと同じで自分も文教住宅都市の経営を預かった訳ですから将来的に文教住宅都市というコンセプトがよりちゃんと豊かになるようにというような所で自分は仕事をしているので。だから待機児童がどうでしたねとか、病院の統合がどうですねというのは、そういうレイアーとはまた一つ違うレイアーだし、1個1個の施策とか事業とかのことでいうと、現場の意向と大きく僕が反して捻じ曲げたものはほぼないと思いますね。現場はほぼ全ての課題を十二分に理解できていたと思っています。ただそれをやっていいぞとかあなた方がそれをやるのであれば経営者として、それを自分事として、推進するぞと言おうじゃないかとか、そういうことをやっていったのが結局僕の仕事なので。よく言い方でいうのは、僕はサッカーでいう監督かも知れないけれど、僕がシュート決めたり、シュートを止めたり、パスつないだりとかを僕はしないからな、ということがみんなに言っていることなので。病院の統合だって僕の思いつきでも何でもなくて、現場はみんなやりたかった訳ですよ。そういったものが要は合理的ですよね。突飛でないもの。当然しかるべきもの。
記者:では基本的な大きな文教住宅都市を持続可能なという風におっしゃられましたけど、その中の具現化していくべき政策というのは、現場も重々承知しているし、そこに関しては市長としてゴーサインを出していくということがほとんどだったということですか。
市長:そうですね。他の市長の仕事ぶりはほとんど知らないです。前の市長のやり方もその前の市長のやりぶりも知らないですが、200人以上いる西宮市役所の政策部門の責任者である課長、若しくはその中にぶら下がっている事業を責任を持って一生懸命推進している係長、そういったレベルとの仕事のコミュニケーションの密度でいうとまず間違いなく僕は負ける気がしないというか一番密度が高いと思いますね。なので、各現場が待機児童とはいいつつこういう風な課題がこうなっているということを理解できているとは思っているし、理解もできずにこうしろとか新聞とか雑誌でこんなんなっているからこうしろとか、そういうマネジメントは一度もしていないので。そういう現場の状況をきちんと正確に把握して、突飛でない判断をする、しかるべき判断をする、そのために議論が必要であれば、彼らもどうすればいいかと迷っている部分もある訳ですから、そういった場での議論の時間とか深さとかはすごくとる方なので、仕事のほとんどが市長室での各部署の課長、係長からのレク、それと彼らとの打ち合わせ、でそれがどうなっているかの現場の視察、若しくはそこでの参画、それを結局ずっとやっているだけなのでね。
記者:そこでなんですが、ある意味市長選の選挙の時には、現場の人ともしかしたら違う方向かも知れなかった人件費削減のための取組みについて市長選ではよくおっしゃられていたと思うんですけれども、現時点で、市議会の答弁の中でそのスキル作りというのは、まだやっぱり現状進んでいませんという答弁が、昨年あったと思うんですけれども。それで予算は2月の話でしたけれども残り任期が1年となった状況の中で、取り組まれる気持ちというのは現時点でどうなのかとお伺いしたい。
市長:それも施政方針の中に入れていたはずなんですけれども。その方針について29年度に作りきりますよというのは言ったはずなんですけれども。それが出来る体制に人事についてもしましたよ。で、自分は現場の責任者とのコミュニケーションは密ですよというのをしているので、課長以上の人事というのはほぼ自分で考えているので、こういう人にこういう仕事やってもらおうとそれで言うと29年度の体制というのは、29年度注文を出したものがちゃんと上がってくるはずの体制及び組織というのは作りきってスタートしている状態なので。4月にそういう宿題を手元において新しいメンバーでスタートしてということをしているので、今の5月中旬時点で進んでいるのかと聞いてみても時期的にはそんなまだ整理している段階ですよということですから、このまま行っていけそうとかやばそうというのは今答える範囲にはないですけど。ただ最初にこういう宿題出してあるのでというのは言ってあるし。施政方針でも言っているし、あなたの部署にはこういうことが期待されているしこういうことを施政方針に書いたのはあなたがやり切らないといけないのは分かっているよねという話は、年度の切れ目の時期にそれぞれとしています。やっぱり重要施策、キーとなる施策を預かるべき管理職に対して、あなたはここでこういう仕事をやってもらうことになるよということの意思の確認、コミュニケーションというのは確実にやっています。
記者:では人件費削減のためのスキーム作りというのも担当部署の幹部職員には宿題として与えている?
市長:人件費削減という言い方がいいんでしょうかね。人件費削減という風によくとられるけれども、合理的に無駄がないようにしましょうという話はずっとしていたんだけれども、何億円減ったからいいやんとか何分の何にしますとか、そういう行政のやり方する人がよそにいたのは知っていますけれども、僕は全然良しと思わないので。結論ありきの方法というのは。今やっている中でこんな所に人件費かけなくていいんじゃないかという所を徹底的に洗い出してそれを切る。それは別に今年その方針を作ると言っているのでね。人件費削減しようと思うとめちゃくちゃ簡単で市民サービス下げればできますからね。それを歓迎するかしないかというのが3月議会の定数に関する条例を賛成した人というのが半数以上いたでしょうという話です。そんなことを認めないとみんなが言い切ったとしたら、それだったら行政サービスを低下させるしかないし、削ればいいんですよねと。それが天秤にかかるべきものだということを半分以上の議員は分かっている訳だから、反対した人たちも全員が分かっていない人とは僕は思えないし。大人の事情、会派の事情もあってああいう結論になったんだと思うけれども。普通に理解すればこれだけ行政に対する期待が大きくなっている中で、単純に人間減らしましょうとかというのを結論からスタートするのは絶対に不可能ですから。
記者:マニフェストでは確かに人件費を削減することという形で明記をされていたかと思うんですが。
市長:効率的な行政運営ということを書いたんだけど。
記者:大きくはそうですね。
市長:もっと言うとあそこで書いた分のなんでみんなそればっかり言っているのということなんです。放課後の事業で学校の運動場を空けたりして放課後の居場所を作っていきましょうという事業は推進していっています。一方で、マニフェストに書いていたのはそれと育成センターをくっつけたら、こんなものしたらどないとか別のことを書いているんですよ。でも、育成センターと放課後の事業をマニフェストでは一体化すると言ってたのを一体化しないんかというような話は別に誰もしない訳でね。
僕の仕事は、マニフェストに市長でなかった情報が不十分であった状態で書いたものというものの全てをトレースすることが僕の仕事ではないので。これはずっと何回も言っているんですよ。思い通りにいっていない人は、それが憎たらしくてずっと言っているんだろうけれども。僕の仕事というのは最初に申し上げさせてもらったけれども、文教住宅都市というのが長くちゃんと続くために、お預かりしている時間にやらなければいけないことをきっちりやること。それについては全てやっているし、何をしないといけないかというのは、ぼくがハッパをかけたりする以前に担当はちゃんと理解していていますよというのをさっき申し上げました。だから、それでいくぜとかそれでいったらいいよとかそれをちゃんと後押しするから、時間もうちょっと短く巻いて行こうよみたいな話が結局やっていることで、あんたらそっちにしたいんかもしれんがそっちにはさせんぞとか、こっちでやらなあかん、マニフェストに書いてるんやみたいなことは、まずやらないですね。僕は。僕が責任持つべき相手が誰なのかということを考えれば明確だと思います。
記者:ただマニフェストというのは選挙のときの有権者の方たちの大きな判断材料になってくるものだと当然思うんですけれども、そこへの政策として実現すべきこと、実現すべき課題に対してのアプローチが少しずつ変わっていくことに関して、ブログの方で今説明されていますが、ああいう所の説明をもう少し密にしていけば問題ないという風にお考えですか。
市長:説明も何も西宮市民にとっていいかどうかが全てでしょう。もっというならばマニフェストとずっと言っている人たちは、じゃあ市議会いらないということですからね。僕は市長として通りました。その時手元にあったマニフェスト、これをずっとやりますと若しくはそれが期待されているんですよというのであれば、総合計画もいらなければ、それに対して止めたり止めなかったりする権限を持つはずの議会が不要であるということになりますからね。市長がマニフェストをもってあがったんだから、マニフェストちゃんとやり切らないとだけですむのであればね。自分が政治家として持っていたマニフェスト、既に存在している総合計画、議会の意向、そういったものが全てちゃんと議論されて西宮市の政策方針が決定していくというのが、当然の行政運営ですから。それが勿論、いちいちその議論の中で総合計画はそう書いているかも知れへんけどマニフェストにこう書いているから、議会はそうかもしれんけど、みたいなことをやることが西宮市長に期待されていることなんですかね。僕は違うと思いますよ。なので、マニフェスト、マニフェストと軸の話ばかりしている人たちは、じゃあもう議会いらないということですねということですから。僕が責任を負う西宮市民の方に対して、僕がやるべきことをやっているし、どういう態度で政治家をするとか、大きく何を目指す人間なのかということはマニフェストから1本もぶれていませんからね。
記者:その中で関係機関とのやりとりがあった上で作り上げているものだということですか。
市長:しかも関係機関のおかげでできませんでした。残念でしたけれど。というのは正直ほとんどないですよ。
記者:となるとマニフェストというのはどういうものだと捉えられているのですか。
市長:政治家を判断すべきもの。選挙の時に。
記者:それは選挙のときに判断すべきものとして掲げられる訳ですよね。それが議会との関係の中でいろいろあって変わっていったりすることについては当然あるということ?
市長:それがないというなら、二元代表制じゃなかったでしたっけ日本は、ということ。
記者:選挙に掲げるもので変わるものも当然あり得るという認識で掲げられるということなんですね。
市長:掲げたものの中であってはならないのが、方向性とか方針とかが変わっているというのは全然よくないなと思うんですけれどね。
記者:方向性が変わらなければ、まぁ問題はないという風に捉えられている?
市長:現場で判断することは必要ないんですかねというのが、僕が言いたいことで、マニフェスト、マニフェストという人には。絶対優勝しますといった監督は2位になったらクビですかね。こいつは4番にしますと言っておいてその4番が5月で怪我したら、怪我しているけど使い続けるのがいい監督なんですかね。あなたは就任の時にこいつ4番に使うといったやないかて病院から引きずり出してきて4番に据えるのが一番いいですか。その時点である資源を使って達成すべきことを達成するためにやるべきことをやるというのが当然マネージャーのすべきことですからね。
記者:そういうのを説明する場というのも、それを以て市民の方投票している訳で。
市長:その説明っていうのが必要なんじゃなくて、僕は西宮市民に対して必要なのは言い訳ではないでしょう。西宮がいい街であることとか歴史に対して僕は責任を負うべきであるので。
記者:そちらの方についての説明が必要ということで、変わったことに対しての説明はないという風にお考えなんでしょうか。
市長:何も変わっていないですから。
記者:方向が変わってなければ、書いてあることがそのままじゃなくても方向が変わってなかったら説明はいらないというようなお考えということでしょうか。
市長:マニフェストですからね。それが気に食わないんだったら市長選挙の時に判断するんでしょうね。そういう人がいてもおかしくないと思いますけどもね。

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