【浜脇小学校】東京2020大会マスコット小学生投票
更新日:2024年2月2日
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※この記事は平成30年度に作成したものです。
平成30年(2018年)2月8日、浜脇小学校の5年4組で行われた、2020年東京オリンピック・パラリンピック公式マスコットキャラクターの授業の様子を取材しました。
クラス単位で投票するマスコットを選ぶことを通し、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会への参加意識を啓発するとともに、オリンピック・パラリンピックについての関心をより一層高めることが目的です。
2020年東京大会は、2020年7月24日から8月9日までの17日間、開催される予定です。
【マスコットの選定について】
最初にオリンピック・パラリンピックの理念およびマスコットの役割について説明があり、多くの応募から選ばれたマスコット案についてクラスの意見のまとめ方や選定する方法について先生から説明がありました。
【ディスカッション】
その後、マスコットのアニメーションを視聴し、班ごとに分かれ、3つの候補から「どのマスコットがいいか」「その理由」などを班で話し合いました。
どのマスコットにも、デザイナーの考えやキャラクターの性格などの設定があり、子供たちは選ぶのに苦労している様子でした。
子供たちには、「日本らしい、元気なキャラクター」が人気だったようです。
【クラス発表】
班ごとにまとめた意見をクラスで発表し合い、自分たちのクラスの意見と投票するマスコットを一つにまとめました。
発表の中では、自分たちの班では聞かれなかった意見があり、思っていたマスコット案から変更する児童も見られました。
クラスで投票するマスコットが決まった後、先生からは、「色々な意見がありましたが、オリンピックについて勉強して、マスコットについてみんなで一生懸命考えたことで、オリンピックの理解が深まったと思います。開催される2年後は、皆さん中学生になっていますが、今日の授業のことを思い出して下さい。」とお話されました。
子供たちは、2年後の将来について、思いを馳せていたようです。
【子供たちの感想】
「オリンピック・パラリンピックの意味を知ることができ、とても勉強になった。」
「自分が推薦した案が、クラスの案として採用されず残念だった。」
「どの班も良い案だったので、ひとつに絞るのが難しかった。」
「オリンピック・パラリンピックが考えていた競技数より多く、とてもびっくりしました。」
「マスコット選定を機会にして、日本をもっと応援したいと思いました。」
【マスコット決定】
この取材後、2月28日、公式エンブレムの市松模様をあしらったマスコットに決まりました。5年4組の案として投票したマスコットではありませんでしたが、参加した一人ひとりがオリンピック・パラリンピックに関わりを持つことができました。
決定したオリンピックのマスコットは、伝統と近未来が一つになったキャラクターとなっており、パラリンピックのマスコットは、桜の触角を持った超能力を使えるキャラクターになっています。
オリンピックとパラリンピックが対となった三つの候補作品の中から、全国の小学校20万5755クラスの投票で最多得票となりました。
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