子どもを守る防犯活動
更新日:2021年1月4日
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「誘拐・連れ去り」から子どもを守る
誘拐犯は巧みな言葉で子どもを誘う
「駅はどっちに行けばあるの?」「子犬を一緒に探してくれない?」など、犯罪者は言葉巧みに子どもたちに接近してきます。それも、周囲に大人がいないときを狙います。そして、用意してきた車に子どもを強引に乗せ、お金や性的ないたずら、憂さ晴らしを目的に連れ去るのです。
学校周辺を狙う
誘拐犯などの犯罪者にとって、通学路は絶好の犯行スポットの一つです。待ち伏せすれば子どもが必ず通ります。校庭内に侵入し、子どもたちに接近しようとする犯罪者もいます。大阪府で起きた児童殺傷事件のように、学校内で犯罪に巻き込まれたケースもあります。
地域社会で子どもを守る
誘拐や連れ去りから子どもを守るには、親が子どもから目を離さないのが原則です。しかし、四六時中にわたって子どもを見張るのは現実的に難しいです。そこで、大切になるのが、地域の大人たちが協力して防犯に努めることです。犯罪の温床となりやすい通学路の安全を確認し、登下校時のパトロールをするなどの協力を地域で行いましょう。
子どもに防犯ブザーを
普段から、子どもには、「知らない人に声をかけられてもついて行ってはいけませんよ」と教えておきましょう。防犯ブザーやホイッスルなどの防犯器具を持たせておくことも大切です。地域内の防犯活動と普段からの防犯意識を強く持つことが、子どもの命を守ります。
子どもを守る110番の家(店)
子どもが、知らない人に声をかけられたり、不審者に後をつけられたなど、身の危険を感じたときに駆け込めるのが「子どもを守る110番の家(店)」です。通学路周辺の民家や店舗、コンビニエンスストアなどが緊急避難先として、駆け込んできた児童を保護し警察への連絡を行います。子どもたちには「何かあったら、そこへ逃げ込んで助けを求めなさい。」と、教えてあげてください。
※ 「子どもを守る110番の家(店)」は、在宅時や店・会社の営業時間に保護者や警察への110番通報するので、普段から子どもとともに数か所の「子どもを守る110番の家(店)」を確認しておきましょう。
なお、「子どもを守る110番の家(店)」の確認や登録に関しては、防犯協会にお問い合わせください。
対策のまとめ
- 地域で結束して子供を守りましょう
- 防犯ブザーを子供に持たせましょう
- 子ども110番の家(店)を確認しましょう