【8月27日まで】市立郷土資料館特別展示
高畑町遺跡展

出土木器と古墳時代の津門遺跡群
古代の資源再利用(リサイクル)を目撃する

市立郷土資料館では、開発事業に伴い発見された高畑町遺跡について紹介する特別展示を開催しています。

開催日時
8月27日(日曜)までの午前10時~午後5時(入館は4時30分まで。月曜休館)

高畑町遺跡とは…

津門大塚町遺跡とともに古墳時代の津門遺跡群の中核として形成された遺跡。全国的にも稀(き)少な5世紀後半の木器が出土しており、木器や木材を材として再利用することを念頭に集積されていたことなどが明らかになりました

出土した木器を一部紹介

写真:竪杵(たてぎね)
竪杵(たてぎね)
高畑町遺跡では、同じ時期の13本の竪杵が出土しており、全国でトップクラスの出土量です。竪杵は臼とセットで脱穀に使用されます。形や長さは同じでも先端部分にそれぞれ特徴があります
写真:布を編むための編台(あみだい)と目盛板(めもりいた)
編台(あみだい)
俵や蓆(むしろ)等を編むための台ですが、高畑町遺跡出土の編台は目盛が細かく、布を編むためのものです。目盛板と脚の接合部も当時の状態で残っており、全国的にも極めて貴重な資料です

関連事業を開催

(1)学芸員による展示解説

【日時】
7月29日(土曜)、8月9日(水曜)・19日(土曜)の午前10時15分~
各回受付は15分前から

(2)特別講演会「高畑町遺跡出土木器と古墳時代の津門遺跡群」

【日時】
8月5日(土曜)午後1時30分~

(3)学芸員講座「津門遺跡群でみつかった奈良・平安時代の大型井戸と出土品」

【日時】
8月9日(水曜)午後1時30分~

(4)特別講座&展示資料解説「高畑町遺跡出土木器の保存処理」

【日時】
8月13日(日曜)午後1時30分~
8月27日までパネル展示も実施
定員
(2)~(4)各50人。当日先着順(受付は30分前から)

【市ホームページ】特別展示「高畑町遺跡展―出土木器と古墳時代の津門遺跡群―」

【問合せ】市立郷土資料館(0798・33・1298)

このページのトップへ戻る