"ちょっとした手助け"で誰もが暮らしやすいまちづくり
「あいサポート運動」をご存じですか?
障害について知り、困っている人を見かけた時に気軽に声掛けやちょっとした手助けができる「あいサポーター」を増やし、誰もが暮らしやすい地域を作っていく運動です。
【問合せ】障害福祉課(0798・35・3147)
外見からは分からなくても援助が必要な人がいます
視覚障害
視覚障害は、全く見えない場合と見えづらい場合があります。
見えづらい場合の中には、「暗いところで見えにくい」「見える範囲が狭い」「特定の色が分かりにくい」等の症状があります。
- うれしいサポート
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- 移動に困っていたら、「誘導」が助かります。突然体に触れず前から声を掛けてください。
- 「それ」ではなく具体的な説明が助かります。
聴覚・言語障害
聴覚障害は、人の声や周囲の音が聞こえなかったり、聞こえづらかったりします。
言語障害は、言葉の理解が困難な人、発声だけが困難な人などがいます。
- うれしいサポート
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- 会話の始めに、筆談や手話など、コミュニケーション方法を確認してください。
- 連絡手段は、メールなどの音声以外の手段が助かります。
知的・発達障害
知的障害は、知的な能力が年齢相応に発達しておらず、特別な援助を必要としている状態です。
発達障害は、能力のアンバランスな様子を周りの人に理解されにくいことがあります。
- うれしいサポート
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- 短い文章、簡単な言葉でゆっくり話し掛けてください。
- お願いや指示は具体的に伝えてください。絵や写真で説明されるとより分かりやすいです。
イラストは鳥取県提供
あいサポーター養成講座
障害のある人やその親などが、企業の従業員や団体、個人を対象に実施しており、講座を受けると障害への理解が深まります。あいサポート企業等の認定も行っています。受講費無料。
詳しくは西宮市社会福祉協議会(0798・31・3006)に問合せを。
受講者の声
武庫川女子大学附属高等学校で開催した様子
- 障害のある人の気持ちや、どのような声掛けがよいかを学ぶことができました
- これからは、困っている人を見かけたら自分から話し掛けていきたいです
市の取組を一部紹介
事業者へ物品購入や改修費用を助成
点字メニューの作成・筆談ボードの購入・簡易スロープの設置などを行う費用の一部を助成します。助成を受けるためには、事前の申請が必要です。詳しくは市のホームページ(合理的配慮の提供支援に係る助成金事業について)で確認を。
- 点字・声の市政ニュース
- 視覚障害のある人に、「西宮市政ニュース」や「西宮市議会だより」を点訳編集したものや、音声を録音したものを送付しています