子供の健やかな成長・発達のために
体罰によらない子育てを広げよう
しつけと体罰はどう違う?
こんなことしていませんか?
- 何度も言葉で注意したけど、言うことを聞かないので、頬をたたいた
- 大切なものにいたずらをしたので、長時間正座をさせた
- 宿題をしなかったので、食事を与えなかった
全て体罰
なぜ体罰等をしてはいけない?
体罰によって子供の行動が変わったとしても、それはたたかれるのが怖いから親の言うことに従っているだけで、どうしたらよいのかを自分で考えたり、学んでいるわけではありません。
- 子供が暴力を学ぶきっかけになってしまう
- 親の行動は子供にとってのモデルになります。親が子供をたたいたり怒鳴ったりすると、子供は他人に対して同じようなことをしてしまうかもしれません。
- 子供の成長・発達に悪影響がある
-
親から体罰を受けていた子供は、下のような行動問題のリスクが高まるという調査研究(注)もあります。
(注)出典『藤原武男他「幼児に対する尻叩きとその後の行動問題:日本におけるプロペンシティ・スコア・マッチングによる前向き研究」2017』
- 落ち着いて話を聞けない
- 一つのことに集中できない
- 感情をうまく表せない
- 我慢ができない など
子供との関わり 具体的な工夫のポイント
- POINT 子供の気持ちや考えに耳を傾けましょう
- POINT 「言うことを聞かない」にもいろいろあります
- POINT 子供のやる気に働きかけてみましょう
- POINT 良いこと、できていることを具体的にほめましょう
子育てに悩んだら相談を
DVと児童虐待の関係
DV(注)が起きている家庭では、子供に対する虐待が同時に行われている場合があります。また、DVを受けている人は、加害者への恐怖心などから、子供に対する虐待を止められない場合があります。
加えて、新型コロナの影響で、家族以外との接触機会が減り、被害が見えにくくなっていることも懸念されています。
DVも児童虐待も、自分たちだけで解決するのはとても難しい問題です。相談してみることで、気付かなかった解決方法が見つかるかもしれません。
(注)ドメスティック・バイオレンス
加えて、新型コロナの影響で、家族以外との接触機会が減り、被害が見えにくくなっていることも懸念されています。
DVも児童虐待も、自分たちだけで解決するのはとても難しい問題です。相談してみることで、気付かなかった解決方法が見つかるかもしれません。
(注)ドメスティック・バイオレンス
- 虐待かもと思ったら
-
児童相談所虐待対応ダイヤル
電話:189(いちはやく) - DVかもと思ったら
-
DV相談+(プラス)
電話:0120・279(つなぐ)・889(はやく)